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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic ServerおよびCoherenceのインストールと構成
12c(12.1.2)
E47990-01
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4 WebLogic Serverドメイン構成後における次の手順

この章では、新規作成WebLogic Serverドメインで実行する場合のある共通タスクについて説明します。

この章の内容は次のとおりです。

4.1 基本的な管理タスクの実行

表4-1に、新規作成ドメインで実行する可能性の高い共通管理タスクを示します。

表4-1 新規ドメイン用の基本的な管理タスク

タスク 説明 詳細情報

Fusion Middleware管理ツールの学習

環境の管理に使用できる様々なツールを学習します。

Oracle Fusion Middlewareの管理のOracle Fusion Middleware管理ツールの概要に関する項。

製品とサーバーの起動と停止

管理サーバー、管理対象サーバーおよびコンポーネントを含めて、Oracle Fusion Middlewareの起動と停止を行う方法を学習します。

Oracle Fusion Middlewareの管理のOracle Fusion Middlewareの起動と停止に関する項。

Secure Sockets Layer(SSL)の構成

SSLを使用して複数のOracle Fusion Middlewareコンポーネント間においてセキュアな通信を設定する方法を学習します。

Oracle Fusion Middlewareの管理のOracle Fusion MiddlewareにおけるSSLの構成に関する項。

Oracle Fusion Middlewareの監視

Oracle Fusion Middlewareコンポーネントのステータスを追跡する方法を学習します。

Oracle Fusion Middlewareの管理のOracle Fusion Middlewareの監視に関する項。

バックアップ手順とリカバリ手順の理解

Oracle Fusion Middlewareの推奨バックアップ手順と推奨リカバリ手順を学習します。

Oracle Fusion Middlewareの管理のバックアップとリカバリの紹介に関する項。


4.2 追加ドメイン構成タスクの実行

表4-2に、新規作成ドメインで実行する可能性の高い追加タスクを示します。

表4-2 追加ドメイン構成タスク

タスク 説明 詳細情報

アプリケーションのデプロイ

アプリケーションをOracle Fusion Middlewareにデプロイする方法を学習します。

Oracle Fusion Middlewareの管理のアプリケーションのデプロイに関する項。

WebLogicドメインへのWeb層フロントエンドの追加

Oracle Web TierによりWebページ(静的と動的)をホストし、組込み型クラスタリング、ロード・バランシングおよびフェイルオーバーの機能とともに、高いパフォーマンスとセキュリティが実現されます。特に、Web層にはOracle HTTP Serverが含まれています。

Oracle HTTP Serverのインストールと構成でスタンドアロンのOracle HTTP Serverのインストールと構成を行う手順に従ってください。

重要な情報については、Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニングで同じドメインにおける複数製品のインストールに関する項も参照してください。

トポロジのためのCoherenceのチューニングと構成

標準インストール・トポロジには、記憶域が有効な管理対象Coherenceサーバーが含まれているCoherenceクラスタがあります。この構成は、Coherenceを使用するためのよい開始点ですが、具体的な要件によって異なります。Coherenceをチューニングして再構成し、パフォーマンスを本番環境で向上させることを検討してください。

Coherenceクラスタの詳細は、Oracle WebLogic Serverのクラスタの管理でCoherenceクラスタの構成と管理に関する項を参照してください。

Coherenceのチューニングの詳細は、Oracle Coherenceの管理を参照してください。

HTTPセッション・データをCoherenceに格納する方法の詳細は、Oracle Coherence*WebでのHTTPセッション・マネージメントの管理でWebLogic ServerでのCoherence*Webの使用方法に関する項を参照してください。

Coherenceアプリケーションの作成とデプロイの詳細は、Oracle WebLogic ServerのためのOracle Coherenceアプリケーションの開発を参照してください。


4.3 高可用性の環境の準備

標準インストール環境を高可用性用にスケール・アウトする場合に実行するタスクのリストが表4-3に記載されています。

表4-3 高可用性の環境を準備するために必要なタスク

タスク 説明 詳細情報

ノード・マネージャの構成

ノード・マネージャにより管理サーバーと管理対象サーバーのインスタンスをリモートの場所から起動、停止および再起動ができるので、これは高可用性環境の必須ユーティリティになります。

Oracle WebLogic Serverのノード・マネージャの管理

複数のホスト・コンピュータのスケール・アウト

高可用性を可能にするには、別のホスト・コンピュータにフェイルオーバー機能を用意することが重要です。この方法では、1台のコンピュータが停止しても、環境でデプロイ済アプリケーションの利用者にサービスを提供し続けることができます。

高可用性ガイドのトポロジのスケール・アウト(マシンのスケール・アウト)に関する項。

Web層コンポーネントの高可用性の構成

Web層フロントエンドを追加した場合、WebLogic Serverソフトウェアと同様にWeb層を高可用性用に構成する必要があります。

高可用性ガイドのWeb層コンポーネントの高可用性の構成に関する項。

フロントエンドのロード・バランサの設定

ロード・バランサを使用して、リクエストを複数のサーバーで均等に分散できます。

高可用性ガイドの高可用性環境におけるサーバーのロード・バランシングに関する項とロード・バランサの構成に関する項。