この章では、テキスト検索インデクサについて説明します。また、テキスト検索インデクサを使用して索引ファイルを生成する方法について説明します。
この項の構成は、次のとおりです。
Oracle Help for Javaには、Javaベースのテキスト検索インデクサが付属しています。インデクサは、Oracle Helpでのテキスト検索に使用される.idx
ファイルを生成します。テキスト検索インデクサには、日本語コンテンツ用と非日本語コンテンツ用の2つのバージョンがあります。
テキスト検索インデクサには、Java5 Standard Edition以上が必要です。JIT (Just In Time Compiler)をオンのままにしておくと、パフォーマンスが大幅に向上します。また、Java仮想マシンのヒープ・サイズを最大にしてください。
インデクサを実行する手順は、次のとおりです。
OHJインデクサJARファイルhelp
indexer-version
.jar
をCLASSPATHに含めます。
コマンド・プロンプトからインデクサを実行します。インデクサでは、次のコマンドライン引数をサポートしています。
[-l=locale] [-e=charset] dirnameindexfilename
各引数の意味は次のとおりです。
引数 | 説明 |
---|---|
|
オプション(推奨)の |
|
オプションの(ただし推奨の)キャラクタ・セット・パラメータは、索引付けされるHTMLファイルのJava対応キャラクタ・セット・エンコーディングの名前になります。エンコーディングを指定しない場合、現行システムのデフォルト・ロケールのデフォルト・キャラクタ・セット・エンコーディングが使用されます。指定する場合、値をJava対応キャラクタ・セット・エンコーディングの名前にする必要があります。Java SEの場合、 |
|
索引を作成するHTMLファイルが含まれるベース・ディレクトリ。インデクサでは、このディレクトリおよびそのサブディレクトリ(存在する場合)の下にあるすべてのファイルの索引が作成されます。 |
|
生成する索引ファイルの名前。 |
たとえば、java -mx64m oracle.help.tools.index.Indexer -l=en_US -e=8859_1 D:\MyHTMLFiles myIndex.idx
のように指定します。
前述のコマンドでは、ロケールの言語を英語、国をアメリカ、エンコーディングを8859_1
に設定し、D:\MyHTMLFiles
ディレクトリの索引を作成して、myIndex.idx
ファイルを作成します。
インデクサを実行する手順は、次のとおりです。
OHJインデクサJARファイルhelp
indexer-version
.jar
をCLASSPATHに含めます。
コマンド・プロンプトからインデクサを実行します。インデクサでは、次のコマンドライン引数をサポートしています。
[-e=charset] dirnameindexfilename
各引数の意味は次のとおりです。
引数 | 説明 |
---|---|
|
オプションの(ただし推奨の)キャラクタ・セット・パラメータは、索引付けされるHTMLファイルのJava対応キャラクタ・セット・エンコーディングの名前になります。エンコーディングを指定しない場合、現行システムのデフォルト・ロケールのデフォルト・キャラクタ・セット・エンコーディングが使用されます。指定する場合、値をJava対応キャラクタ・セット・エンコーディングの名前にする必要があります。Java SEの場合、 |
|
索引を作成するHTMLファイルが含まれるベース・ディレクトリ。インデクサでは、このディレクトリおよびそのサブディレクトリ(存在する場合)の下にあるすべてのファイルの索引が作成されます。 |
|
生成する索引ファイルの名前。 |
たとえば、java -mx64m oracle.help.tools.index.JapaneseIndexer -e=MS932 D:\MyHTMLFiles myIndex.idx
のように指定します。
前述のコマンドでは、JapaneseIndexerを実行し、エンコーディングをMS932
に設定し、D:\MyHTMLFiles
ディレクトリの索引を作成して、myIndex.idx
ファイルを作成します。