この付録では、Oracle Virtual Assembly Builderがイントロスペクトできるコンポーネントの共通プロパティと、デプロイメント用に指定できるその他のプロパティについて説明します。ここでは、次の項目について説明します。
次のOCM関連のプロパティは、すべてのアプライアンスに共通です。
表C-1 OCM関連の共通プロパティ
名前 | 必須 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|
ocm.anonymousEmailRegistration.emailId |
false |
なし |
MetaLinkアカウントに関連付けられていない電子メール・アドレスを使用してOCMに登録するのに使用する電子メール・アドレス。 |
ocm.metalinkCsiRegistration.CSI |
false |
なし |
カスタマ・サポートIDを使用してデプロイメントを登録します。 |
ocm.metalinkCsiRegistration.countryCode |
false |
なし |
CSIに関連付けられた2文字の国コード。 |
ocm.metalinkCsiRegistration.metalinkId |
false |
なし |
CSIに関連付けられたMetaLink ID。 |
ocm.metalinkEmailRegistration.metalinkEmailId |
false |
なし |
MetaLinkアカウントに関連付けられた電子メールIDを使用してデプロイメントを登録します。 |
ocm.metalinkEmailRegistration.metalinkPassword |
false |
なし |
MetaLinkアカウントに関連付けられたパスワード。 |
ocm.proxyHost |
false |
なし |
プロキシを介してOCM登録を行う必要がある場合に必須です。 |
ocm.proxyPassword |
false |
なし |
プロキシを介してOCM登録を行う必要がある場合に必須です。 |
ocm.proxyPort |
false |
なし |
プロキシを介してOCM登録を行う必要がある場合に必須です。 |
ocm.proxyUsername |
false |
なし |
プロキシを介してOCM登録を行う必要がある場合に必須です。 |
ocm.repeaterURI |
false |
なし |
構成済のOCMハブを使用して登録する場合に使用します。 |
ocm.runConfiguration |
false |
false |
OCM登録を実行する場合は、trueに設定します。 |
次のOCM関連のシステム・プロパティは、すべてのアプライアンスに共通です。ユーザーが変更することはできません。
外部リソースは、WebLogicドメインの接続先となるサービスを表します。
すべての外部リソース・アプライアンスには、表C-3で説明するプロパティ(hostname
はユーザー・プロパティ、external-appliance
はシステム・プロパティ)があります。
表C-4では、外部リソース・アプライアンスがOracle WebLogic Server管理サーバーの外部JMS出力に接続するためのプロパティについて説明します。
表C-5では、外部リソース・アプライアンスがOracle WebLogic Server管理サーバーのJMSメッセージ・ブリッジ出力に接続するためのプロパティについて説明します。
表C-5 jmsBridgeDestinationプロパティ
名前 | 型 | 必須 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|---|
url |
String |
false |
なし |
JMSブリッジ宛先サーバーへの接続に使用されるURL。テンプレートに指定されていない場合は、WebLogicドメインのデプロイ時に参照システムからの値が保持されます。 |
Username |
String |
false |
なし |
JMSブリッジ宛先サーバーへの接続に使用されるユーザー名。テンプレートに指定されていない場合は、WebLogicドメインのデプロイ時に参照システムからの値が保持されます。 |
Password |
String |
false |
なし |
JMSブリッジ宛先サーバーへの接続に使用されるパスワード。テンプレートに指定されていない場合は、WebLogicドメインのデプロイ時に参照システムからの値が保持されます。 |
表C-7では、外部リソースがOracle WebLogic Server管理サーバーのOracle JDBC以外の出力に接続するためのプロパティについて説明します。
Oracle Virtual Assembly Builderを使用すると、表C-9で説明するデプロイヤ・プロパティをdeployer.propertiesファイルを使用して構成できます。このファイルは、<deployer WLS domain dir>/ovab/config
ディレクトリにあります。