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Oracle® Fusion Middleware Oracle Virtual Assembly Builderの使用
12c (12.1.2)
E47991-02
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C Oracle Virtual Assembly Builderコンポーネントの共通プロパティ

この付録では、Oracle Virtual Assembly Builderがイントロスペクトできるコンポーネントの共通プロパティと、デプロイメント用に指定できるその他のプロパティについて説明します。ここでは、次の項目について説明します。

C.1 共通プロパティ

次のOCM関連のプロパティは、すべてのアプライアンスに共通です。

表C-1 OCM関連の共通プロパティ

名前 必須 デフォルト 説明

ocm.anonymousEmailRegistration.emailId

false

なし

MetaLinkアカウントに関連付けられていない電子メール・アドレスを使用してOCMに登録するのに使用する電子メール・アドレス。

ocm.metalinkCsiRegistration.CSI

false

なし

カスタマ・サポートIDを使用してデプロイメントを登録します。

ocm.metalinkCsiRegistration.countryCode

false

なし

CSIに関連付けられた2文字の国コード。

ocm.metalinkCsiRegistration.metalinkId

false

なし

CSIに関連付けられたMetaLink ID。

ocm.metalinkEmailRegistration.metalinkEmailId

false

なし

MetaLinkアカウントに関連付けられた電子メールIDを使用してデプロイメントを登録します。

ocm.metalinkEmailRegistration.metalinkPassword

false

なし

MetaLinkアカウントに関連付けられたパスワード。

ocm.proxyHost

false

なし

プロキシを介してOCM登録を行う必要がある場合に必須です。

ocm.proxyPassword

false

なし

プロキシを介してOCM登録を行う必要がある場合に必須です。

ocm.proxyPort

false

なし

プロキシを介してOCM登録を行う必要がある場合に必須です。

ocm.proxyUsername

false

なし

プロキシを介してOCM登録を行う必要がある場合に必須です。

ocm.repeaterURI

false

なし

構成済のOCMハブを使用して登録する場合に使用します。

ocm.runConfiguration

false

false

OCM登録を実行する場合は、trueに設定します。


C.2 システム・プロパティ

次のOCM関連のシステム・プロパティは、すべてのアプライアンスに共通です。ユーザーが変更することはできません。

表C-2 OCM関連のシステム・プロパティ

名前 必須 デフォルト 説明

ocm.ccrDirPath.0

true

サンプル値: /swat/middleware_ps1/utils/ccr

ユーザーが編集することはできません。


C.3 外部リソース・プロパティ

外部リソースは、WebLogicドメインの接続先となるサービスを表します。

C.3.1 共通プロパティ

すべての外部リソース・アプライアンスには、表C-3で説明するプロパティ(hostnameはユーザー・プロパティ、external-applianceはシステム・プロパティ)があります。

表C-3 外部リソース・アプライアンス・テンプレート・プロパティ: 共通プロパティ

名前 必須 デフォルト 説明

hostname

String

false

なし

外部リソース・アプライアンスが表すサービスが存在するホスト名。

デフォルトでは、この値は外部リソース・アプライアンス・テンプレートに設定されていません。デプロイ前に値を指定する必要があります。


C.3.2 foreignJMSプロパティ

表C-4では、外部リソース・アプライアンスがOracle WebLogic Server管理サーバーの外部JMS出力に接続するためのプロパティについて説明します。

表C-4 foreignJMSプロパティ

名前 必須 デフォルト 説明

url

String

false

なし

外部JMSサーバーへの接続に使用されるURL。テンプレートに指定されていない場合は、WebLogicドメインのデプロイ時に参照システムからの値が保持されます。

Password

String

false

なし

外部JMSサーバーへの接続に使用されるパスワード。テンプレートに指定されていない場合は、WebLogicドメインのデプロイ時に参照システムからの値が保持されます。


C.3.3 jmsBridgeDestinationプロパティ

表C-5では、外部リソース・アプライアンスがOracle WebLogic Server管理サーバーのJMSメッセージ・ブリッジ出力に接続するためのプロパティについて説明します。

表C-5 jmsBridgeDestinationプロパティ

名前 必須 デフォルト 説明

url

String

false

なし

JMSブリッジ宛先サーバーへの接続に使用されるURL。テンプレートに指定されていない場合は、WebLogicドメインのデプロイ時に参照システムからの値が保持されます。

Username

String

false

なし

JMSブリッジ宛先サーバーへの接続に使用されるユーザー名。テンプレートに指定されていない場合は、WebLogicドメインのデプロイ時に参照システムからの値が保持されます。

Password

String

false

なし

JMSブリッジ宛先サーバーへの接続に使用されるパスワード。テンプレートに指定されていない場合は、WebLogicドメインのデプロイ時に参照システムからの値が保持されます。


C.3.4 LDAPプロパティ

表C-6では、外部リソースがOracle WebLogic Server管理サーバーのLDAP出力に接続するためのプロパティについて説明します。

表C-6 LDAPプロパティ

名前 必須 デフォルト 説明

Username

String

false

なし

LDAPサーバーへの接続に使用されるユーザー名。テンプレートに指定されていない場合は、WebLogicドメインのデプロイ時に参照システムからの値が保持されます。

Password

String

false

なし

LDAPサーバーへの接続に使用されるパスワード。テンプレートに指定されていない場合は、WebLogicドメインのデプロイ時に参照システムからの値が保持されます。


C.3.5 Oracle JDBC以外のプロパティ

表C-7では、外部リソースがOracle WebLogic Server管理サーバーのOracle JDBC以外の出力に接続するためのプロパティについて説明します。

表C-7 Oracle JDBC以外のプロパティ

名前 必須 デフォルト 説明

url

String

false

なし

Oracle以外のデータベースへの接続に使用されるURL。テンプレートに指定されていない場合は、WebLogicドメインのデプロイ時に参照システムからの値が保持されます。


C.3.6 JDBCプロパティ

表C-8では、外部リソースがOracle WebLogic Server管理サーバーのOracle JDBC出力に接続するためのプロパティについて説明します。

表C-8 JDBCプロパティ

名前 必須 デフォルト 説明

global-db-name

String

false

orcl

Oracleデータベースへの接続に必要なglobal-db-name。外部リソースのユーザー・プロパティに指定されていない場合、デプロイメントは失敗します。


C.4 デプロイヤ・プロパティ

Oracle Virtual Assembly Builderを使用すると、表C-9で説明するデプロイヤ・プロパティをdeployer.propertiesファイルを使用して構成できます。このファイルは、<deployer WLS domain dir>/ovab/configディレクトリにあります。

表C-9 deployer.propertiesで構成可能なデプロイヤ・プロパティ

名前 必須 デフォルト 説明

phoneHomeTimeout

String

false

900

phone homeリクエストのタイムアウト(秒)を構成します。