Oracle® Fusion Middleware Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理 12c (12.1.2) E47994-03 |
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第III部では、メッセージ保護、SSL、認証および認可に対してWebサービスを構成する方法について説明します。SAMLおよびWS-Trustユースケースが例として記載されています。様々なハードウェア・モジュールをOracle Web Services Managerと統合することもできます。
第III部は、次の章で構成されています。
第7章「メッセージ保護の構成」では、キーストアおよび資格証明ストアの使用方法について説明します。アイデンティティ拡張の使用とJavaオブジェクト・キャッシュの設定方法についても説明します。
第8章「トランスポート・レベル・セキュリティの構成(SSL)」では、SSL形式でトランスポート・レベルのセキュリティを使用する方法について説明します。WebLogic ServerおよびWebサービス・クライアントの一方向および双方向SSLの構成方法について説明します。また、Oracle HTTP ServerのSSLの構成方法についても説明します。
第9章「認証の構成」では、認証プロバイダ、ログイン・モジュール、SAML、Kerberos、ActiveDirectory、WS-Trust、アイデンティティ拡張など、様々なメッセージ保護機能を構成する方法について説明します。
第10章「認可の構成」では、保護するリソースの決定、認可権限およびOPSSリソース名の設定など、メッセージ保護の追加について説明します。
第11章「セキュア通信の構成」では、WS-SecureConversationの構成方法について説明します。
第12章「ハードウェアとOracle Web Services Managerの統合」では、Web Services Managerと様々なハードウェア・セキュリティ・モジュールとのOracle SPARC T4暗号化アクセラレーションのための統合について説明します。
第13章「SAMLメッセージ保護のユースケース」では、WebサービスおよびWebサービス・クライアントでのSAMLメッセージ保護のエンドツーエンドの実装例を示します。
第14章「WS-Trustのユースケース」では、様々なセキュリティ・シナリオを構成するためにOpen SSO Security Token Service (STS)サーバーでWS-Trustを使用したエンドツーエンドの例を紹介しています。