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Oracle® Fusion Middleware Webサービスの管理
12c (12.1.2)
E48043-01
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2 管理ツールへのアクセス

いくつかの管理ツールを使用すると、Fusion Middleware Webサービスの保護および管理が可能です。次の項では、セキュリティと管理のツールにアクセスする方法を説明します。

2.1 Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlへのアクセス

Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlへアクセスする手順は次のとおりです。

  1. Oracle WebLogic Serverインスタンスを起動します。

    詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソールのオンライン・ヘルプのサーバーの起動と停止に関する項を参照してください。

  2. サポートされているWebブラウザを開き、次のURLに移動します。

    http://hostname:port/em
    https://hostname:port/em
    

    hostnameはFusion Middleware ControlのDNS名またはIPアドレスを指定し、portはFusion Middleware Controlがリクエストされるポートのアドレスを指定します(デフォルト7001)。

    Secure Sockets Layer (SSL)を使用してOracle Fusion Middlewareを起動した場合には、httpsを使用します。

    サポートされているブラウザのリストについては、Oracle Fusion Middlewareのシステム要件と仕様を参照してください。このドキュメントは次のWebサイトにあります。http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-requirements-100147.html

    「ログイン」ページが表示されます。

  3. ユーザー名およびパスワードを入力します。

    管理者ユーザーのデフォルトのユーザー名はweblogicです。これは、初めてFusion Middleware Controlにログインするときに使用できるアカウントです。パスワードは、Oracle Fusion Middlewareのインストール時に入力したものです。

  4. 「ログイン」をクリックします。

詳細は、『Oracle Fusion Middlewareの管理』の「Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlの使用に関するスタート・ガイド」を参照してください。

2.2 Oracle WebLogic管理コンソールへのアクセス

Oracle WebLogic管理コンソールへアクセスする手順は次のとおりです。

  1. Oracle WebLogic Serverを起動します。

    詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソールのオンライン・ヘルプのサーバーの起動と停止に関する項を参照してください。

  2. サポートされているWebブラウザを開き、次のいずれかのURLに移動します。

    http://hostname:port/console
    https://hostname:port/console
    

    hostnameにはOracle WebLogic管理サーバーのDNS名またはIPアドレスを指定し、portにはOracle WebLogic管理サーバーがリクエストをリスニングしているポートのアドレスを指定します(デフォルトでは7001)。

    Secure Sockets Layer (SSL)を使用してOracle WebLogic Serverを起動した場合には、httpsを使用します。

    サポートされているブラウザのリストについては、Oracle Fusion Middlewareのシステム要件と仕様を参照してください。このドキュメントは次のWebサイトにあります。http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-requirements-100147.html

    「ログイン」ページが表示されます。

  3. ユーザー名およびパスワードを入力します。

    インストール処理中にユーザー名とパスワードを指定する場合があります。これがOracle管理サーバーの起動に使用したものと同じユーザー名とパスワードの場合もあります。または、デフォルトのグローバル・セキュリティ・ロールのいずれかが付与されているユーザー名の可能性もあります。

  4. 「ログイン」をクリックします。

詳細は、Oracle WebLogic管理コンソールのオンライン・ヘルプのコンソールの起動に関する項を参照してください。

2.3 WebサービスのカスタムWLSTコマンドへのアクセス

WebサービスのWLSTコマンドにアクセスする手順

  1. インストールのために、Oracleの共通ホーム・ディレクトリ、たとえば/home/Oracle/Middleware/oracle_commonに移動します。

    Oracle CommonホームのディレクトリおよびOracle Fusion Middlewareのインストールに関する詳細は、『Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニング』を参照してください。

  2. oracle_common/common/binディレクトリにあるWLST.sh/cmdコマンドを使用して、WLSTを起動します。次に例を示します。

    • /home/Oracle/Middleware/oracle_common/common/bin/wlst.sh(UNIX)

    • C:\Oracle\Middleware\oracle_common\common\bin\wlst.cmd(Windows)

    これらのコマンドを実行すると、WLSTがオフライン・モードで起動されます。WebサービスのWLSTコマンドを使用するには、WLSTをオンライン・モードで使用する必要があります。

  3. Oracle WebLogic Serverを起動します。

    詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソールのオンライン・ヘルプのサーバーの起動と停止に関する項を参照してください。

  4. connect()コマンドを使用して、実行中のWebLogic Serverインスタンスに接続します。たとえば、次のコマンドは、ユーザー名/パスワードの資格証明weblogic/welcome1を使用して、URL myAdminServer.example.com:7001でWLSTを管理サーバーに接続します。

    connect("weblogic","welcome1","t3://myAdminServer.example.com:7001")
    

WLSTの使用に関する詳細は、『WebLogic Scripting Toolの理解』のWebLogic Scripting Toolの使用に関する項を参照してください。

WebサービスのWLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。