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Oracle® Fusion Middleware Oracle TopLink Java Persistence API (JPA)拡張機能リファレンス
12c (12.1.2)
E48005-01
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@ReturnUpdate

@ReturnUpdateを使用して、UPDATE操作で書込み中のオブジェクトに値を戻します。これにより、表のデフォルト値、トリガー、またはストアド・プロシージャの計算された値をオブジェクトに戻して設定できます。


注意:

戻りは、Oracle Databaseでのみサポートされ、INSERT RETURNING句が必要です。

他のデータベースで戻りを使用する場合、出力パラメータを持つストアド・プロシージャを挿入問合せに使用します。


注釈要素

この注釈に要素は含まれません。

使用方法

@ReturnUpdate注釈は、Basicマッピングにのみ指定できます。

例2-101に、@ReturnUpdate注釈を使用する方法を示します。この注釈は、引数を受け入れません。

例2-101 @ReturnUpdate注釈の使用

@ReturnUpdate
public String getFirstName() {
    return firstName;
}

例2-102に前と同じ例を示しますが、eclipselink-orm.xmlマッピング・ファイルの<return-update>要素を使用します。

例2-102 <return-update> XMLの使用

<basic name="firstName">
    <column name="F_NAME"/>
    <return-update/>
</basic>

関連項目

詳細は、次を参照してください。