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Oracle® Fusion Middleware Oracle TopLink Java Persistence API (JPA)拡張機能リファレンス
12c (12.1.2)
E48005-01
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@RoundRobinPartitioning

@RoundRobinPartitioningを使用して、要求をラウンド・ロビン方式で一連の接続プールに送信します。

注釈要素

表2-62は、この注釈の要素を示しています。

表2-62 @RoundRobinPartitioningの注釈要素

注釈要素 説明 デフォルト

name

(必須)パーティション・ポリシーの名前。名前は、永続性ユニットに一意である必要があります。


connectionPools

(オプション)ロード・バランシングする接続プール名のリスト。

ServerSessionのすべての定義済プール

replicateWrite

(オプション)これにより、一連のデータベースを書込み、同期を保持し、データベース間で読取りをロード・バランシングすることができます。

false


使用方法

@RoundRobinPartitioning注釈を使用して、データベース・マシンのクラスタ間で読取り問合せをロード・バランシングします。@RoundRobinPartitioningを使用するには、すべてのデータベースを各マシンでレプリケートする必要があります。

データを読取り専用にするか、データベースで書込みをレプリケートする必要があります。

永続性ユニット・プロパティは、読取り/書込み/シーケンスの既存の構成に加えて、名前付き接続プールの追加をサポートします。名前付き接続プールは、データベース・クラスタの各ノードに対して定義される必要があります。

トランザクションによって複数のパーティションからのデータが変更される場合、JTAを使用してデータの適切な2フェーズ・コミットを確認する必要があります。1つのトランザクションに1つのノードのみが使用されるように、EntityManagerで排他接続を構成することもできます。

Oracle TopLinkを使用したパーティション化の例は、「@Partitioned」を参照してください。

関連項目

詳細は、次を参照してください。