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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server管理コンソールの拡張
12c (12.1.2)
E48058-02
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4 メッセージ・バンドルの作成

この章では、WebLogic Server管理コンソール拡張で表示するすべてのテキスト文字列を、メッセージ・バンドルで定義する方法を説明します。

メッセージ・バンドルは、キーと値のペア(プロパティ)を含むテキスト・ファイル(プロパティ・ファイル)の集合です。サポートする言語またはロケールごとに1つのプロパティ・ファイルを作成します。ファイルの命名規則に従ってプロパティ・ファイルに名前を付けると、管理コンソールはWebブラウザのロケール設定にロケールが一致するプロパティ・ファイルから文字列を表示します。

メッセージ・バンドルを作成するには:

  1. 表示する各文字列の名前と値のペアを格納したテキスト・ファイルを作成します。名前と値の間の区切り文字として等号(=)を使用し、プロパティは1行に1つずつ記述します。

    例:

    myextension.myTab.introduction=This page provides monitoring data for 
    my application.
    myextension.myTab.TotalServletHits.label=Total hits for my servlet.
    
  2. ファイルをroot-dir/WEB-INF/classes/bundle.propertiesとして保存します。

    • root-dirは拡張のルート・ディレクトリです。

    • bundleはユニークな値です(WebLogic Serverのバンドルの名前であるglobalは使用しないでください)。bundleの値としては、会社名を使用することをお薦めします。

    bundle.propertiesファイルは、WebブラウザまたはJVMでロケールを指定していない場合に管理コンソールが使用するデフォルトのファイルです。このファイルは必須です。

  3. プロパティ・ファイルをローカライズしたファイルは、root-dir/WEB-INF/classes/bundle_locale.propertiesとして保存します。

    localejava.util.Localeでサポートされるロケール・コードです。http://docs.oracle.com/javase/7/docs/api/java/util/Locale.htmlで、Java SE API仕様のロケールに関する項を参照してください。

    たとえば、mycompany_ja.propertiesのようになります。

メッセージ・バンドルの使用の詳細は、「ルック・アンド・フィールでのメッセージ・バンドルの使用」および「JSPでのメッセージ・バンドルの作成と使用」を参照してください。