ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverのパフォーマンスのチューニング
12c (12.1.2)
E48078-03
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
製品リストへ移動
製品
目次へ移動
目次

前
 
次
 

13 データ・ソースのチューニング

この章では、WebLogicデータ・ソースのパフォーマンスを最大にする方法のヒントを示します。

データ・ソースの管理

『Oracle WebLogic Server JDBCデータ・ソースの管理』のデータ・ソース接続プール・オプションのチューニングに関する項には、データ・ソースのパフォーマンスを向上させるための提案が多く記載されています。簡単なサマリーを次に示します:

浪費の回避

リソースの浪費を回避することも、パフォーマンスを向上させる簡単な方法の一つです。次のような状況で、JDBC関連のリソースの浪費を回避できます。

サーバーの負荷が重い状態でのデータベース・リスナー・タイムアウト

WebLogic Serverの負荷が重くなる(CPU使用率が高い)一部の状況では、データベース・リスナーがタイムアウトし、新規接続の作成中に例外をスローする場合があります。この問題を解決するには、データベース・サーバー上でリスナー・タイムアウトを増進します。次の例は、オラクル社のドライバおよびデータベースの例です。

Oracleドライバとデータベースの詳細構成

Oracleドライバとデータベースを使用する場合にデータ・ソースとドライバのパフォーマンスを向上させる詳細構成オプションが用意されています。オプションには、Oracle Proxy Authentication、Active GridLink、データベース常駐接続プーリングなどがあります。Active GridLinkを使用すると、トランザクションとWebセッションの緊密な連携が可能となり、パフォーマンスが向上します。『Oracle WebLogic Server JDBCデータ・ソースの管理』のOracleドライバとデータベースの詳細構成に関する項を参照してください。

その他のOracle機能

Oracleには、その他の高度な機能があります。

設計のベスト・プラクティスの使用

データベース・アプリケーションのパフォーマンスの良し悪しはほとんどの場合、アプリケーション言語ではなく、アプリケーションがどのように設計されているかによって決定されます。クライアントの数と場所、DBMS表および索引のサイズと構造、および問合せの数とタイプは、すべてアプリケーションのパフォーマンスに影響を与えます。『Oracle WebLogic Server JDBCアプリケーションの開発』のベスト・パフォーマンスのためのアプリケーションの設計に関する項を参照してください。