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Oracle® Fusion Middleware Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Serverの管理
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11 WebLogic Serverメッセージング

JMSのWebLogic Server実装は、WebLogic Serverに密接に統合されたエンタープライズクラスのメッセージング・システムです。JMS仕様を完全にサポートし、標準のJMS APIではサポートされない様々なWebLogic JMS拡張機能も提供します。WebLogic JMSおよび他の関連のWebLogicメッセージング・コンポーネントの詳細は、次のガイドを参照してください。

この章では、WebLogicメッセージング・コンポーネントを監視および制御するために必要な標準的なタスクについて説明します。

JMSサーバーの監視および制御

JMSサーバーは、特にJMSサーバーをターゲットとしたJMSモジュール内のJMSキューおよびトピック・リソース用の管理コンテナとして機能します。

この項には、次の項目が含まれます。

JMSサーバーの監視

ドメイン内のアクティブなJMSサーバーの実行時情報の統計を監視できます。また、JMSサーバーの宛先、トランザクション、接続およびサーバー・セッション・プールの実行時情報にアクセスすることもできます。

このドメインにデプロイされているJMSサーバーを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「JMSサーバー」を選択します。

    「JMSサーバー・サマリー」表には、現在のWebLogic Serverドメイン内で構成された各JMSサーバーの状態に関する次のような情報が表示されます。

    • 名前

    • ヘルス

    • ヘルスの理由

    • 永続ストア

    • ターゲット

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  2. 表で、構成情報を表示するJMSサーバーの名前を選択します。

JMSサーバーの監視

JMSサーバーのページング・ストア、アクティブな宛先、アクティブなトランザクション、アクティブな接続、セッション・プールなど、ドメイン内の各JMSサーバーの様々な実行時統計を監視できます。宛先で待機している異常な数のメッセージなど、異常なアクティビティを見つけるJMSサーバーの統計を表示します。

特定のJMSサーバーを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「JMSサーバー」を選択します。

  2. 「JMSサーバー」表で、監視するサーバーの名前を選択します。

  3. 「JMSサーバーの設定」ページから「監視」を選択し、「サマリー」を選択します。

    「JMSサーバー・サマリー」表には、このJMSサーバーの次のような実行時統計が表示されます。

    • 名前

    • 現在の宛先数

    • 現在のメッセージ数

    • 保留メッセージ数

    • 受信メッセージ数

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  4. このJMSサーバーの監視情報を表示するには、適切なページを選択します。

    • ページング・ストア: JMSサーバーのページング・ストアの実行時統計を表示します。

    • アクティブな宛先: JMSサーバーをターゲットにしたすべてのアクティブなJMS宛先の統計を表示します。

    • アクティブなトランザクション: JMSサーバーで実行されているすべてのアクティブなJMSトランザクションを表示します。

    • アクティブな接続: JMSサーバーへのすべてのアクティブなJMS接続を表示します。JMS接続は、アプリケーションとメッセージング・システムの間の開いている通信チャネルを表し、メッセージを生成および消費するためのセッションを作成するために使用します。

    • アクティブなセッション・プール: JMSサーバーで実行されているすべてのアクティブなJMSセッション・プールを表示します。

    • アクティブなプール済み接続: JMSサーバーへのすべてのアクティブなプール済接続を表示します。プール済JMS接続は、EJBまたはサーブレットのデプロイメント・ディスクリプタのresource-ref要素を使用してJMS接続ファクトリを定義するEJBとサーブレットによって使用されるセッション・プールです(ラップされた接続ファクトリと呼ぶこともあります)。このページを使用すると、JMS接続オブジェクトおよびセッション・オブジェクトを監視できます。また、ラップされたJMS接続ファクトリをEJBまたはサーブレット内で宣言すると自動的に作成されるメッセージ・プロデューサ・オブジェクトも監視できます。

JMS接続セッション情報の監視

セッションでは、生成および消費されるメッセージの順序を定義します。また、複数のメッセージ・プロデューサとメッセージ・コンシューマを作成できます。メッセージの生成と消費に同じスレッドを使用できます。

JMS接続のセッション情報を監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「JMSサーバー」を選択します。

  2. 「JMSサーバー」表で、監視するサーバーの名前を選択します。

  3. 「JMSサーバーの設定」ページから「監視」を選択し、「アクティブな接続」を選択します。

  4. 「アクティブな接続」表で、監視する接続の「現在のセッション数」を選択します。

  5. 「セッション」ページでは、セッションのコンシューマおよびプロデューサに関する次のような詳細情報を表示できます。

    • コンシューマ

    • 最大コンシューマ数

    • コンシューマ総数

    • プロデューサ

    • 最大プロデューサ数

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

JMSサーバー・メッセージの制御

JMSサーバーをターゲット指定したすべての宛先に対して、すべての実行時のメッセージの生成、挿入(処理中のメッセージ)および消費の処理を一時的に休止できます。これらのメッセージの休止オプションを使用すると、外部リソースの障害が発生した場合のJMSサブシステムの動作の管理制御を指定できます。

たとえば、宛先に対するメッセージの生成および挿入を一時的に休止することによって、トラブルシューティングの目的で既存のすべてのメッセージを効率的に排出し、問題解決後に生成および挿入を再開できます。

JMSサーバーでメッセージを制御するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「JMSサーバー」を選択します。

  2. 「JMSサーバー」表で、制御するサーバーの名前を選択します。

  3. 「JMSサーバーの設定」ページから「制御」を選択し、「サマリー」を選択します。

  4. 「サマリー」表で、メッセージを制御するJMSサーバーの行を選択します。

    制御オプションは表の上に表示されます。

  5. 次のいずれかのメッセージ制御操作を選択します。

    • 「本番」をクリックして「一時休止」を選択し、このJMSサーバーをターゲット指定したすべての宛先で新規メッセージの生成を停止します。

      JMSサーバーの宛先で生成が休止されると、それらの宛先にアタッチされている新しいプロデューサと既存のプロデューサの両方において新しいメッセージの生成処理ができなくなります。メッセージの生成を再開するには、「本番」をクリックし、「再開」を選択します。

    • 「消費」をクリックして「一時休止」を選択し、このJMSサーバーをターゲット指定したすべての宛先でメッセージの消費を停止します。

      JMSサーバーの宛先で消費が休止されると、これらの宛先からのメッセージの消費処理ができなくなります。メッセージの消費を再開するには、「消費」をクリックし、「再開」を選択します。

    • 「挿入」をクリックして「一時休止」を選択し、このJMSサーバーをターゲット指定したすべての宛先で処理中のメッセージの挿入を停止します。

      JMSサーバーの宛先が挿入のために一時休止されると、処理中の作業完了の結果であるすべてのメッセージは宛先に表示されません。これは、新規メッセージの生成操作の一時休止に加えて行われます。処理中のメッセージの挿入を再開するには、「挿入」をクリックし、「再開」を選択します。

詳細は、構成オプションを参照してください。

アクティブなJMS宛先の制御

JMSサーバーをターゲット指定し、選択した宛先で、実行時メッセージの生成、挿入(処理中のメッセージ)および消費の処理を一時的に休止できます。

JMSサーバーでアクティブな宛先を制御するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「JMSサーバー」を選択します。

  2. 「JMSサーバー」表で、制御するJMSサーバーの名前を選択します。

  3. 「JMSサーバーの設定」ページから「制御」を選択し、「アクティブな宛先」を選択します。

  4. 「アクティブな宛先」表で、制御する宛先の行を選択します。

    制御オプションは表の上に表示されます。

  5. 次のいずれかの宛先制御操作を選択します。

    • 「本番」をクリックして「一時休止」を選択し、この宛先での新規メッセージの生成を停止します。

      JMSサーバーの宛先で生成が休止されると、それらの宛先にアタッチされている新しいプロデューサと既存のプロデューサの両方において新しいメッセージの生成処理ができなくなります。メッセージの生成を再開するには、「本番」をクリックし、「再開」を選択します。

    • 「消費」をクリックして「一時休止」を選択し、この宛先でのメッセージの消費を停止します。

      JMSサーバーの宛先で消費が休止されると、これらの宛先からのメッセージの消費処理ができなくなります。メッセージの消費を再開するには、「消費」をクリックし、「再開」を選択します。

    • 「挿入」をクリックして「一時休止」を選択し、この宛先での処理中のメッセージの挿入を停止します。

      JMSサーバーの宛先が挿入のために一時休止されると、処理中の作業完了の結果であるすべてのメッセージは宛先に表示されません。これは、新規メッセージの生成操作の一時休止に加えて行われます。処理中のメッセージの挿入を再開するには、「挿入」をクリックし、「再開」を選択します。

詳細は、構成オプションを参照してください。

アクティブなJMSトランザクションの制御

JMSサーバーで実行中の選択したトランザクションのコミットまたはロールバックを強制的に実行できます。

JMSサーバーでアクティブなトランザクションを制御するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「JMSサーバー」を選択します。

  2. 「JMSサーバー」表で、制御するJMSサーバーの名前を選択します。

  3. 「JMSサーバーの設定」ページから「制御」を選択し、「アクティブなトランザクション」を選択します。

  4. 「アクティブなトランザクション」表で、制御するトランザクションの行を選択します。

    制御オプションは表の上に表示されます。

  5. 次のいずれかのトランザクション制御操作を選択します。

    • 「強制コミット」をクリックしてコミット操作を開始します。

    • 「強制ロールバック」をクリックしてロールバック操作を開始します。

詳細は、構成オプションを参照してください。

アクティブなJMS接続の制御

JMS接続は、アプリケーションとメッセージング・システムの間の開いている通信チャネルを表し、メッセージを生成および消費するためのセッションを作成するために使用します。トラブルシューティングのために、JMSサーバーで選択した接続を破棄できます。

JMSサーバーでJMS接続を破棄するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「JMSサーバー」を選択します。

  2. 「JMSサーバー」表で、制御するJMSサーバーの名前を選択します。

  3. 「JMSサーバーの設定」ページから「制御」を選択し、「アクティブな接続」を選択します。

  4. 「アクティブな接続」表で、破棄する接続の行を選択します。

    「破棄」オプションが表の上に表示されます。

  5. 「破棄」をクリックしてJMS接続を終了します。

詳細は、構成オプションを参照してください。

ストア・アンド・フォワード・エージェントの監視および制御

ストア・アンド・フォワード(SAF)サービスを使用すると、WebLogic Serverでは、複数のWebLogic Serverインスタンスに分散されているアプリケーション間でメッセージを確実に配信することができます。ネットワークの問題またはシステムの障害が原因で、メッセージの送信時に宛先が使用不能になっている場合、メッセージはローカルのサーバー・インスタンスに保存されて、リモートの宛先が使用可能になった時点で転送されます。

SAFエージェントは、ローカル送信エンドポイントとリモート受信エンドポイントの間でメッセージのストア・アンド・フォワードを行います。SAFエージェントは、受信機能のみ、送信機能のみ、または両方の機能を持つように構成できます。WebLogic JMS SAFでは、JMSメッセージ送信側の送信エージェントのみが必要となります。一方、Web Services Reliable Messaging (WSRM) SAFでは、送信エージェントと受信エージェントの両方が必要です。

この項には、次の項目が含まれます。

SAFエージェントの監視

このドメインに作成されたすべてのSAFエージェントを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「ストア・アンド・フォワード・エージェント」を選択します。

    「SAFサマリー」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各SAFエージェントの状態に関する次のような情報が表示されます。

    • 名前

    • エージェント・タイプ

    • 永続ストア

    • サーバー

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  2. 表で、構成情報を表示するSAFエージェントの名前を選択します。

SAFエージェントの監視

ドメイン内の各SAFエージェントの様々な実行時統計(リモート・エンドポイントや会話など)を監視できます。

特定のSAFエージェントの現在の統計を表示するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「ストア・アンド・フォワード・エージェント」を選択します。

  2. 「SAF」表で、監視するSAFエージェントの名前を選択します。

    「ストア・アンド・フォワード・エージェントの設定」ページには、このSAFエージェントに関連した監視情報が表示されます。

  3. 次のSAFエージェント情報を監視するには、適切なページを選択します。

    • 統計: このSAFエージェントの実行時統計を表示します。

    • リモート・エンドポイント: このSAFエージェントに関連したリモート・エンドポイントの監視情報を表示します。リモート・エンドポイントを選択すると、リモート・エンドポイントのアクティブなメッセージの表を表示できます。メッセージの内容を表示するには、メッセージを選択します。

    • 会話: このSAFエージェントに関連付けられた会話の監視情報を表示します。

SAFエージェントの制御

SAFエージェントの実行時メッセージのアクティビティを一時的に休止できます。

SAFエージェントのメッセージ操作を制御するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「ストア・アンド・フォワード・エージェント」を選択します。

  2. 「SAF」表で、制御するSAFエージェントの名前を選択します。

  3. 「ストア・アンド・フォワード・エージェントの設定」ページから「統計」を選択します。

  4. 「統計」表で、メッセージを制御するSAFエージェントの行を選択します。

    制御オプションは表の上に表示されます。

  5. 次のいずれかのメッセージ制御操作を選択します。

    • 「受信」をクリックして「一時休止」または「再開」を選択し、SAFエージェントへの受信メッセージのフローを制御します。

    • 「転送」をクリックして「一時休止」または「再開」を選択し、SAFエージェントへのメッセージの転送を制御します。

    • 「受信」をクリックして「一時休止」または「再開」を選択し、SAFエージェントへのメッセージの受信を制御します。

詳細は、構成オプションを参照してください。

SAFリモート・エンドポイントの制御

SAFエージェントに関連付けられたアクティブなリモート・エンドポイントのメッセージ操作を制御できます。

SAFエージェントのリモート・エンドポイントを制御するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「ストア・アンド・フォワード・エージェント」を選択します。

  2. 「SAF」表で、制御するSAFエージェントの名前を選択します。

  3. 「ストア・アンド・フォワード・エージェントの設定」ページから「リモート・エンドポイント」を選択します。

  4. 「リモート・エンドポイント」表で、制御するリモート・エンドポイントの行を選択します。

    制御オプションは表の上に表示されます。

  5. 次のいずれかのリモート・エンドポイント制御操作を選択します。

    • 「受信」をクリックして「一時休止」または「再開」を選択し、受信メッセージのフローを制御します。表には、リモート・エンドポイントの新しいpausedまたはnon-paused状態が反映されます。

    • 「転送」をクリックして「一時休止」または「再開」を選択し、SAFエージェントへのメッセージの転送を制御します。表には、リモート・エンドポイントの新しいpausedまたはnon-paused状態が反映されます。

    • 「すべて期限切れにする」をクリックして、関連付けられたエラー処理構成で指定されたポリシーに従ってリモート宛先のすべての保留メッセージを処理し、これらをリモート・エンドポイントから削除します。

    • 「すべてパージ」をクリックしてすべての会話を破棄し、リモート・エンドポイントのすべてのメッセージをパージします。

詳細は、構成オプションを参照してください。

SAF会話の制御

SAFエージェントに関連付けられたアクティブな会話を終了できます。

SAF会話を破棄するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「ストア・アンド・フォワード・エージェント」を選択します。

  2. 「SAF」表で、制御するSAFエージェントの名前を選択します。

  3. 「ストア・アンド・フォワード・エージェントの設定」ページから「会話」を選択します。

  4. 「会話」表で、破棄する会話の行を選択します。

    「破棄」オプションが表の上に表示されます。

  5. 「破棄」をクリックしてSAF会話を終了します。

詳細は、構成オプションを参照してください。

JMSリソースおよびモジュールの監視および制御

JMSシステム・リソースは、標準のJava EEモジュールと同様のモジュールとして構成されて格納されます。このようなリソースには、キュー、トピック、接続ファクトリ、テンプレート、宛先キー、割り当て、分散キュー、分散トピック、外部サーバー、およびJMSストア・アンド・フォワード(SAF)パラメータがあります。システム・モジュールは、ドメインに構成されたサーバー・インスタンスおよびクラスタの対象指定に対して全面的に利用できます。したがって、同じ対象にデプロイされているすべてのアプリケーションおよびクライアント・アプリケーションで利用できます。


注意:

JMS構成リソースは、デプロイ可能なアプリケーション・モジュールとしても管理できます。パッケージ化されたモジュールとしてのJava EEアプリケーションとともに(この場合、同梱されたアプリケーションでのみ利用可能)、またはそのモジュールで定義されているリソースへのグローバル・アクセスを備えたスタンドアロン・モジュールとしての管理が可能です。JMSアプリケーション・モジュールの構成の詳細は、『Oracle WebLogic Server JMSリソースの管理』の「デプロイメント用のJMSアプリケーション・モジュールの構成」を参照してください。


この項には、次の項目が含まれます。

JMSリソースの監視

現行のWebLogic Serverドメインで作成されたすべてのJMSシステム・モジュールのすべてのリソースを表示できます。リソースのシステム・モジュール、JNDI名、ターゲット指定されているサブデプロイメント・リソース、およびリソースがターゲット指定されているJMSサーバー、WebLogic Server、インスタンスまたはクラスタなどの監視情報も表示できます。

特定のリソースの場合、詳細統計情報の監視または制御操作の実行ができます。

現在のドメイン内のすべてのJMSシステム・リソースを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「JMSリソースおよびモジュール」を選択します。

  2. 「JMSリソース」を選択します。

    「JMSリソース」表には、現在のドメインに構成されているすべてのJMSシステム・モジュールの一部として定義されているすべてのリソースが表示されます。

    • コネクション・ファクトリ: JMSクライアントでJMS接続を作成できる一連の接続構成パラメータを定義します。

    • 宛先キー: 宛先に届くメッセージのソート順を定義します。

    • 外部サーバー: 外部のWebLogic ServerであるサードパーティのJMSプロバイダを表します。

    • キュー: ポイント・ツー・ポイント(PTP)宛先を定義することで、1つのアプリケーションから別のアプリケーションにメッセージを送信できます。「キューの監視」を参照してください。

    • 割当: 宛先で使用できるシステム・リソースの割当てを制御します。

    • SAFエラー・ハンドラ: SAFサービスがリモートの宛先へのメッセージ転送に失敗した場合に行うアクションを指定します。

    • SAFインポート済み宛先: リモート・サーバー・インスタンスまたはクラスタのJMSキューまたはトピックをローカルに表すSAFキューおよびトピックのコレクションを表します。「SAFインポート済宛先の監視」を参照してください。

    • SAFリモート・コンテキスト: SAFインポート済キューまたはトピックがリモート宛先に接続するために使用するSAFログイン・コンテキストを指定します。

    • テンプレート: 類似した構成設定を持つ複数のキューおよびトピックを効率的に定義できます。

    • トピック: パブリッシュ/サブスクライブ(pub/sub)宛先を定義することで、1つのアプリケーションから複数のアプリケーションに対してメッセージを送信できます。「トピックの監視」を参照してください。

    • 共通分散キュー: クライアントに対する単一の論理キューとして、アクセス可能なJMSキューの単一の単位を表します。「共通分散キューの監視」を参照してください。

    • 共通分散トピック: クライアントに対する単一の論理トピックとして、アクセス可能なJMSトピックの単一の単位を表します。「共通分散トピックの監視」を参照してください。

    「JMSリソース」表では、各JMSシステム・モジュール・リソースに関する次のような情報を監視できます。

    • 名前

    • タイプ

    • JMSモジュール名

    • JNDI名

    • サブデプロイメント

    • ターゲット

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  3. 表で、追加監視情報を表示するJMSシステム・リソースの名前を選択します。

キューの監視

JMSシステム・モジュールのキューの実行時統計を監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「JMSリソースおよびモジュール」を選択します。

  2. 「JMSリソース」を選択します。

    「JMSリソース」表には、現在のドメインに構成されているJMSシステム・モジュールの一部として定義されたすべてのリソースが表示されます。

  3. 表で、監視するキューの名前を選択します。

    「監視」ページには、キューの次のような実行時統計が表示されます。

    • 名前

    • 現在のメッセージ数

    • 保留メッセージ数

    • メッセージ総数

    • 現在のコンシューマ数

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。メッセージを制御するには、「キューのメッセージの制御」を参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

トピックの監視

JMSシステム・モジュール内のトピックの実行時統計を監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「JMSリソースおよびモジュール」を選択します。

  2. 「JMSリソース」を選択します。

    「JMSリソース」表には、現在のドメインに構成されているJMSシステム・モジュールの一部として定義されたすべてのリソースが表示されます。

  3. 表で、監視するトピックの名前を選択します。

    「統計」ページには、トピックの次のような実行時統計が表示されます。

    • 名前

    • 現在のメッセージ数

    • 保留メッセージ数

    • メッセージ総数

    • 現在のコンシューマ数

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。メッセージを制御するには、「トピックのメッセージの制御」を参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  4. このトピックの追加監視情報を表示するには、「恒久サブスクライバ」を選択します。

    「恒久サブスクライバ」ページには、トピックの次のような追加実行時情報が表示されます。

    • クライアントID

    • クライアントIDポリシー

    • サブスクリプション名

    • アクティブ

    • 現在のメッセージ数

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

共通分散キューの監視

JMSシステム・モジュールの共通分散キューのすべてのメンバーに関する統計を監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「JMSリソースおよびモジュール」を選択します。

  2. 「JMSリソース」を選択します。

    「JMSリソース」表には、現在のドメインに構成されているJMSシステム・モジュールの一部として定義されたすべてのリソースが表示されます。

  3. 表で、監視する共通分散キューの名前を選択します。

    「監視」ページには、共通分散キューの次のような実行時統計が表示されます。

    • 名前

    • 現在のコンシューマ数

    • 最大コンシューマ数

    • コンシューマ総数

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

共通分散トピックの監視

JMSシステム・モジュールの共通分散トピックのすべてのメンバーに関する統計を監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「JMSリソースおよびモジュール」を選択します。

  2. 「JMSリソース」を選択します。

    「JMSリソース」表には、現在のドメインに構成されているJMSシステム・モジュールの一部として定義されたすべてのリソースが表示されます。

  3. 表で、監視する共通分散トピックの名前を選択します。

    「統計」ページには、共通分散トピックの次のような実行時統計が表示されます。

    • 名前

    • 現在のコンシューマ数

    • 最大コンシューマ数

    • コンシューマ総数

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  4. この共通分散トピックの追加監視情報を表示するには、「恒久サブスクライバ」を選択します。

    「恒久サブスクライバ」ページには、共通分散トピックの次のような追加実行時情報が表示されます。

    • クライアントID

    • クライアントIDポリシー

    • サブスクリプション名

    • アクティブ

    • 現在のメッセージ数

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

SAFインポート済宛先の監視

SAFインポート済み宛先は、リモートのサーバー・インスタンスまたはクラスタにおけるJMSキューまたはトピックをローカルで表すSAFキューまたはトピックのコレクションです。SAFインポート済み宛先の各コレクションは、リモートSAFコンテキストと関連付けられています。また、JNDIの接頭辞、デフォルト存続時間(メッセージの有効期間)、およびSAFエラー処理ポリシーは同じものを共有できます。

SAFキューは、接続の解除された非同期のピア通信に使用されます。SAFキューに配信されたメッセージは後の配信に備えて一時的に格納され、リモート・サーバーまたはクラスタのJMSキューがアクセス可能になった時点でそのキューに転送されます。

SAFトピックは、接続の解除された非同期のピア通信に使用されます。SAFトピックに配信されたメッセージは後の配信に備えて一時的に格納され、リモート・サーバーまたはクラスタのJMSトピックがアクセス可能になった時点でそのトピックに転送されます。

JMSシステム・モジュールのSAFインポート済宛先を監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「JMSリソースおよびモジュール」を選択します。

  2. 「JMSリソース」を選択します。

    「JMSリソース」表には、現在のドメインに構成されているJMSシステム・モジュールの一部として定義されたすべてのリソースが表示されます。

  3. 表で、監視するSAFインポート済宛先の名前を選択します。

  4. SAFキューを監視するには、「構成」を選択し、「キュー」を選択します。

    「SAFキュー・サマリー」ページには、このSAFインポート済宛先用に作成されたSAFキューが表示されます。

    詳細は、構成オプションを参照してください。

  5. SAFトピックを監視するには、「構成」を選択し、「トピック」を選択します。

    「SAFトピック・サマリー」ページには、このSAFインポート済宛先用に作成されたSAFトピックが表示されます。

    詳細は、構成オプションを参照してください。

恒久サブスクライバの詳細の表示

JMSトピックまたは共通分散トピックで実行中の恒久サブスクライバの構成詳細を表示するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「JMSリソースおよびモジュール」を選択します。

  2. 「JMSリソース」を選択します。

    「JMSリソース」表には、現在のドメインに構成されているJMSシステム・モジュールの一部として定義されたすべてのリソースが表示されます。

  3. 表で、監視するトピックまたは共通分散トピックの名前を選択します。

  4. 「監視」を選択し、「恒久サブスクライバ」を選択します。

  5. 「恒久サブスクライバ」表で、構成詳細を表示する恒久サブスクライバの「サブスクリプション名」を選択します。

    「JMS恒久サブスクライバ」ページには、恒久サブスクライバの次のような追加実行時情報が表示されます。

    • サブスクリプション名

    • クライアントID

    • クライアントIDポリシー

    • メッセージ・セレクタ

    • ローカル・メッセージなし

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

JMS宛先リソースのメッセージの制御

トラブルシューティングの目的で、宛先での実行時メッセージの生成、消費、挿入アクティビティの一時休止など、JMS宛先リソースで利用可能な操作を制御できます。

次の宛先リソースにはメッセージ制御機能があります。

キューのメッセージの制御

JMSシステム・モジュール内のキューのメッセージを制御するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「JMSリソースおよびモジュール」を選択します。

  2. 「JMSリソース」を選択します。

    「JMSリソース」表には、現在のドメインに構成されているJMSシステム・モジュールの一部として定義されたすべてのリソースが表示されます。

  3. 表で、メッセージを制御するキューの名前を選択します。

  4. 「キューの設定」ページで、「制御」を選択します。

  5. 「制御」表で、制御するキューの行を選択します。

    制御オプションは表の上に表示されます。

  6. 次のいずれかのメッセージ制御操作を選択します。

    • 「本番」をクリックして「一時休止」を選択し、選択したキューでの新規メッセージの生成を停止します。

      キューでの生成が休止されると、そのキューにアタッチされた新規および既存プロデューサの両方で、新しいメッセージの生成操作ができなくなります。メッセージの生成を再開するには、「本番」をクリックし、「再開」を選択します。

    • 「消費」をクリックして「一時休止」を選択し、選択したキューでのメッセージの消費を停止します。

      キューでの消費が休止されると、そのキューからの以降のメッセージ消費操作ができなくなります。メッセージの消費を再開するには、「消費」をクリックし、「再開」を選択します。

    • 「挿入」をクリックして「一時休止」を選択し、選択したキューでの処理中のメッセージの挿入を停止します。

      キューでの挿入が休止されると、処理中の作業の完了の結果であるすべてのメッセージはキューに現れなくなります。これは、新規メッセージの生成操作の一時休止に加えて実行されます。処理中のメッセージの挿入を再開するには、「挿入」をクリックし、「再開」を選択します。

詳細は、構成オプションを参照してください。

トピックのメッセージの制御

トラブルシューティングの目的で、JMSシステム・モジュールをターゲット指定したトピックにおいて実行時メッセージの生成、消費および挿入アクティビティは一時的に休止できます。

JMSシステム・モジュール内のトピックのメッセージを制御するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「JMSリソースおよびモジュール」を選択します。

  2. 「JMSリソース」を選択します。

    「JMSリソース」表には、現在のドメインに構成されているJMSシステム・モジュールの一部として定義されたすべてのリソースが表示されます。

  3. 表で、トピックを制御するJMSトピックの名前を選択します。

  4. 「トピックの設定」ページで、「制御」を選択します。

  5. 「制御」表で、制御するトピックの行を選択します。

    制御オプションは表の上に表示されます。

  6. 次のいずれかのメッセージ制御操作を選択します。

    • 「本番」をクリックして「一時休止」を選択し、選択したトピックでの新規メッセージの生成を停止します。

      トピックでの生成が休止されると、そのトピックにアタッチされた新規および既存プロデューサの両方で、新しいメッセージの生成操作ができなくなります。メッセージの生成を再開するには、「本番」をクリックし、「再開」を選択します。

    • 「消費」をクリックして「一時休止」を選択し、選択したトピックでのメッセージの消費を停止します。

      トピックで消費が休止されると、そのトピックでの以降のメッセージの消費処理ができなくなります。メッセージの消費を再開するには、「消費」をクリックし、「再開」を選択します。

    • 「挿入」をクリックして「一時休止」を選択し、選択したトピックでの処理中のメッセージの挿入を停止します。

      トピックでの挿入が休止されると、処理中の作業の完了の結果であるすべてのメッセージがトピックに現れなくなります。これは、新規メッセージの生成操作の一時休止に加えて行われます。処理中のメッセージの挿入を再開するには、「挿入」をクリックし、「再開」を選択します。

詳細は、構成オプションを参照してください。

JMSモジュールの監視

現在のドメイン用に作成されたJMSシステム・モジュールを監視できます。表では、各モジュールの一部にするリソース・タイプ、また12のキューや1つのコネクション・ファクトリなど、割当て済リソース・タイプの数を指定します。

JMSモジュールを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「JMSリソースおよびモジュール」を選択します。

  2. 「JMSモジュール」を選択します。

    「JMSモジュール」表には、現在のドメインに構成されているすべてのJMSシステム・モジュールが表示され、各モジュールに構成されている次のようなJMSシステム・リソース・タイプの数が表示されます。

    • キュー

    • トピック

    • コネクション・ファクトリ

    • 分散キュー

    • 分散トピック

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  3. 表で、追加監視情報を表示するJMSモジュールの名前を選択します。

JMSシステム・モジュール・リソースの監視

特定のJMSシステム・モジュール用に作成されたJMSリソースに関する一般情報(キュー、トピック、コネクション・ファクトリ、テンプレート、宛先ソート・キー、宛先割当て、分散宛先、外部サーバー、ストア・アンド・フォワード・パラメータなど)を監視できます。

特定のJMSシステム・モジュールのリソースを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「JMSリソースおよびモジュール」を選択します。

  2. 「JMSモジュール」を選択します。

    「JMSモジュール」表には、現在のドメインに構成されたすべてのJMSシステム・モジュールが表示されます。

  3. 表で、監視するJMSモジュールの名前を選択します。

  4. 「JMSシステム・モジュールの設定」ページで、「一般」を選択します。

    「概要」表には、JMSシステム・モジュールとその割当て済リソースに関する次のような一般情報が表示されます。

    • 名前

    • タイプ

    • JNDI名

    • サブデプロイメント

    • ターゲット

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  5. 選択したリソースに関する詳細統計情報は、JMSリソースの名前を選択します。「JMSリソースの監視」を参照してください。

JMSシステム・モジュール・サブデプロイメントの監視

JMSシステム・モジュールに作成されたサブデプロイメントを監視できます。サブデプロイメントとは、JMSモジュール・リソース(キュー、トピック、接続ファクトリなど)をグループ化してサーバー・リソース(JMSサーバー、サーバー・インスタンス、クラスタなど)にターゲット指定するメカニズムです。

特定のJMSシステム・モジュールのサブデプロイメントを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「JMSリソースおよびモジュール」を選択します。

  2. 「JMSモジュール」を選択します。

    「JMSモジュール」表には、現在のドメインに構成されたすべてのJMSシステム・モジュールが表示されます。

  3. 表で、監視するJMSモジュールの名前を選択します。

  4. 「JMSシステム・モジュールの設定」ページで、「サブデプロイメント」を選択します。

    「サブデプロイメント」表には、現在のWebLogic Serverドメイン内のJMSシステム・モジュールに作成されたサブデプロイメントに関する次のような情報が表示されます。

    • 名前

    • リソース

    • ターゲット

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

パス・サービスの監視

パス・サービスとは、メッセージの集合とメッセージング・リソース(分散宛先のメンバーやストア・アンド・フォワード・エージェントなど)との間のマッピングを格納するために使用できる永続マップです。サーブレットをホストするクラスタのメンバー、分散キュー・メンバー、またはストア・アンド・フォワード・エージェントにメッセージを固定することによって、メッセージの順序付けを実現できます。

現在のドメインに構成されたパス・サービス・インスタンスを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「パス・サービス」を選択します。

    「パス・サービス・サマリー」表には、現行のWebLogic Serverドメインに構成されたパス・サービス・インスタンスに関連した次のような監視情報が表示されます。

    • 名前

    • ターゲット

    • 永続ストア

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  2. 「パス・サービス」表で、構成情報を表示するパス・サービスの名前を選択します。

メッセージング・ブリッジの監視

WebLogicメッセージング・ブリッジは、2つのメッセージング製品間の転送メカニズムを提供します。メッセージング・ブリッジを使用して、WebLogic JMSの異なる実装間、またはWebLogic JMSと別のメッセージング製品間で相互運用を行います。

現在のドメイン用に構成されたメッセージング・ブリッジ・インスタンスを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「JMSブリッジ」を選択します。

  2. 「構成」を選択し、現在のWebLogic Serverドメインに構成されたメッセージング・ブリッジ・インスタンスに関する次のような情報を表示します。

    • 名前

    • ソース・ブリッジ宛先

    • ターゲット・ブリッジ宛先

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  3. 「監視」を選択し、このドメインでアクティブなサーバーに構成されているすべてのメッセージング・ブリッジに関する次のような統計を表示します。

    • 名前

    • サーバー

    • 状態

    • 説明

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

メッセージング・ブリッジの監視

現在のドメインに構成されている特定のメッセージング・ブリッジ・インスタンスのステータスを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「JMSブリッジ」を選択します。

  2. 「メッセージング・ブリッジ」表で、監視するメッセージング・ブリッジの名前を選択します。

  3. 「メッセージング・ブリッジの設定」ページの「メッセージング・ブリッジ・サマリー」表には、このメッセージング・ブリッジに関連した次のような監視情報が表示されます。

    • 名前

    • サーバー

    • 状態

    • 説明

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

JMSブリッジ宛先の監視

JMSブリッジ宛先は、JMSメッセージング製品のソース宛先またはターゲット宛先です。メッセージング・ブリッジに接続するJMSメッセージング・ソース宛先とターゲット宛先のそれぞれにJMSブリッジ宛先インスタンスを構成します。

現在のドメインに構成されたJMSブリッジ宛先を監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「メッセージング」を選択し、「JMSブリッジ宛先」を選択します。

    「JMSブリッジ宛先サマリー」表には、現行のWebLogic Serverドメインに構成されたJMSブリッジ宛先に関連した次のような監視情報が表示されます。

    • 名前

    • アダプタのJNDI名

    • アダプタ・クラスパス

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  2. 表で、構成情報を表示するJMSブリッジ宛先の名前を選択します。