Oracleスタックのコンポーネントは、特定の順序で起動および停止する必要があります。この付録では、その順序を説明します。この付録の内容は次のとおりです。
注意: 次のトピックの説明に従って、スクリプトを実行してWebLogicの管理コンポーネントを起動および停止する場合(スクリプトはそれぞれ、startManagedWebLogic.shおよびstopManagedWebLogic.sh)は、次のことに注意してください。
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スタック・コンポーネントは、次の順序で起動します。
次のコマンドを実行して、Oracle WebLogic Administration Serverを起動します。
MW_HOME/user_projects/domains/DOMAIN_NAME/bin/startWebLogic.sh
注意: コマンドラインからOracle WebLogic管理サーバーを起動すると、それはフォアグラウンドで実行され、出力が画面に送られます。 |
ノード・マネージャが実行されていることを確認します。通常、Oracle WebLogic Administration Serverがノード・マネージャを起動します。ノード・マネージャが実行されていない場合、次のコマンドを実行してこれを起動します。
MW_HOME
/wlserver_10.3/server/startNodeManager.sh
次のコマンドを実行して、Oracle Internet Directory、Oracle Virtual Directoryなどのシステム・コンポーネントを起動します。
ORACLE_INSTANCE/bin/opmnctl startall
次のコマンドを実行すると、システム・コンポーネントが起動したことを確認できます。
ORACLE_INSTANCE/bin/opmnctl status -l
次のコマンドを実行して、WebLogicの管理対象コンポーネント(Oracle Directory Services Managerなど)を起動します。
MW_HOME/user_projects/domains/DOMAIN_NAME/bin/startManagedWebLogic.sh \ SERVER_NAME {ADMIN_URL}
注意: Oracle WebLogic管理コンソールを使用して、バックグラウンドで管理対象コンポーネントを起動できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverの紹介』を参照してください。 |
Oracle WebLogic管理コンソールを使用して、Oracle WebLogic Administration Serverおよびすべての管理対象サーバーを停止できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverの紹介』を参照してください。
コマンドラインからスタック・コンポーネントを停止するには、次の手順を実行します。
次のコマンドを実行して、WebLogicの管理対象コンポーネント(Oracle Directory Services Managerなど)を停止します。
MW_HOME/user_projects/domains/DOMAIN_NAME/bin/stopManagedWebLogic.sh \ {SERVER_NAME} {ADMIN_URL} {USER_NAME} {PASSWORD}
次のコマンドを実行して、Oracle Internet Directory、Oracle Virtual Directoryなどのシステム・コンポーネントを停止します。
ORACLE_INSTANCE/bin/opmnctl stopall
次のコマンドを実行して、Oracle WebLogic Administration Serverを停止します。
MW_HOME/user_projects/domains/DOMAIN_NAME/bin/stopWebLogic.sh
ノード・マネージャを停止するには、kill
コマンドを使用します。
kill -9 pid