8 Oracle Reports Servicesの構成

Oracle Fusion Middlewareをインストールすると、Oracle Reportsが自動的に構成されます。環境をカスタマイズするために調整が必要なこともありますが、環境全体または大部分を設定する必要はありません。

この章には主に、デフォルト構成に対する理解を深めるうえで参考となる情報が記載されています。ここでは、サービス関連の構成ファイルを示し、ほとんどのファイルの内容を詳細に説明します。ここには主に次のような項があります。

• Oracle Reports Services構成ファイル

• Reports Server構成ファイル

• Oracle Reports Servlet構成ファイル

• Oracle Reports Bridge構成ファイル

• ネットワーク構成ファイル

• URLエンジンの構成

• プロキシ情報の入力

• Oracle Process Manager and Notification ServerおよびOracle Enterprise ManagerによるReports Serverの構成

• Oracle ReportsとOracle BPEL Process Managerとの通信の構成

• レポート配布の最適化

• system-jazn-data.xmlファイルの例

• Reports管理対象サーバーの構成

構成の際には、環境変数も設定します。環境変数は、インストール時に自動的に設定されます。環境変数の詳細は、付録B「環境変数」を参照してください。