Oracle® Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド 11g リリース 1 (11.1.1) B61375-04 |
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この項では、双方向(BiDi)言語のPDFファイルを生成する手順について説明します。この項で説明するフォント機能を使用する前に、表11-4を参照して、使用するアプリケーションのニーズに最適な機能を確認してください。
Oracle Reportsでは、ヘブライ語やアラビア語などの双方向(BiDi)言語でのフォントの整形オプションや数値オプションを決定する次の2つの環境変数が用意されています。これには、次のようなものがあります。
この環境変数は、双方向(BiDi)言語(アラビア語やヘブライ語など)のレイアウト・アルゴリズムを切り替えます。この環境変数の有効値は、ORACLE、ENHANCED
またはUNICODE
です。
この環境変数は、アラビア語のPDF出力での数値の書式を指定します。
この項の例では、アラビア語環境を使用していることを前提とします。フォント・サブセット機能を使用して双方向(BiDi)言語のPDFファイルを生成する手順は、次のとおりです。
NLS_LANG=ARABIC_EGYPT.AR8MSWIN1256
(UNIXではAR8ISO8859P6
)を設定します。
REPORTS_PATH
を、TrueTypeフォントが格納されているフォント・ディレクトリに設定します。例: C:\WINNT\fonts
。
uifont.ali
ファイルを開いてから[PDF:Subset]
セクションを編集し、TrueTypeフォントの名前を指定します。
注意:
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例
[PDF:Subset] "Andale Duospace WT J" = "Aduoj.ttf" "Albany WT J"="AlbanWTJ.ttf"
アラビア語のデータを含むレポートを作成し、それを例で指定したフォントに設定します。
DESTYPE=FILE DESFORMAT=PDF
を指定してレポートを実行します。