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Oracle® Fusion Middleware Oracle Event Processing開発者ガイド
11gリリース1 (11.1.1.7) for Eclipse
B61654-06
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7 Oracle Event Processing IDE for Eclipseおよびイベント処理ネットワーク

この章では、アプリケーション・コンポーネントを接続するイベント処理ネットワーク(EPN)を開発するためにOracle Event Processing IDE for Eclipseを使用する方法について説明します。EPNエディタでは、EPNのグラフィカル・ビューを提供し、Oracle Event Processingアプリケーションの作成に役立つ視覚化とナビゲーションの機能を提供します。

この章の内容は次のとおりです。

7.1 EPNエディタを開く

Oracle Event Processingアプリケーションのプロジェクト・フォルダ、コンテキストまたは構成ファイルからEPNエディタを開くことができます。

7.1.1 プロジェクト・フォルダからEPNエディタを開く方法

Oracle Event ProcessingアプリケーションのEclipseプロジェクト・フォルダからEPNエディタを開くことができます。また、EPNエディタは、コンテキストまたは構成ファイルからも開くことができます(7.1.2項「コンテキストまたは構成ファイルからEPNエディタを開く方法」を参照)。

プロジェクトからEPNエディタを開くには:

  1. Oracle Event Processing IDE for Eclipseを起動します。

  2. プロジェクト・エクスプローラでOracle Event Processingプロジェクトを開きます。

  3. 図7-1に示すように、プロジェクト・フォルダを右クリックして、「EPNエディタを開く」を選択します。

    図7-1 プロジェクトからEPNエディタを開く

    図7-1の説明が続きます
    「図7-1 プロジェクトからEPNエディタを開く」の説明

    図7-2に示すように、EPNエディタはEPN:PROJECT-NAMEというタブで開きます。PROJECT-NAMEは、Oracle Event Processingプロジェクトの名前です。

    図7-2 EPNエディタ

    図7-2の説明が続きます
    「図7-2 EPNエディタ」の説明

7.1.2 コンテキストまたは構成ファイルからEPNエディタを開く方法

EPNエディタは、Oracle Event ProcessingアプリケーションのSpringコンテキスト・ファイルまたはOracle Event Processingサーバー構成ファイルから開くことができます。また、コンテキストまたは構成ファイルからEPNエディタを開くこともできます(詳細は、7.1.1項「プロジェクト・フォルダからEPNエディタを開く方法」を参照)。

コンテキストまたは構成ファイルからEPNエディタを開くには:

  1. Oracle Event Processing IDE for Eclipseを起動します。

  2. プロジェクト・エクスプローラでOracle Event Processingプロジェクトを開きます。

  3. 図7-3に示すように、コンテキストまたは構成ファイルを右クリックして、「EPNエディタを開く」を選択します。

    図7-3 コンテキストまたは構成ファイルからEPNエディタを開く

    図7-3の説明が続きます
    「図7-3コンテキストまたは構成ファイルからEPNエディタを開く」の説明

    図7-4に示すように、EPNエディタはEPN:PROJECT-NAMEというタブで開きます。PROJECT-NAMEは、Oracle Event Processingプロジェクトの名前です。

    図7-4 EPNエディタ

    図7-4の説明が続きます
    「図7-4 EPNエディタ」の説明

7.2 EPNエディタの概要

この項では、次を含むEPNビューの管理およびEPNエディタによるOracle Event Processingアプリケーション情報の表示方法に使用するメイン・コントロールについて説明します。

7.2.1 フロー表現

図7-5に示すように、エディタのプライマリ表示ではアプリケーション内のフローが表示されます。

図7-5 EPNのフロー表現

図7-5の説明が続きます
「図7-5 EPNのフロー表現」の説明

EPNは、リンクおよびストリームで接続されたノードで構成されます。アダプタ、プロセッサ、データベース表、Bean、およびキャッシュなど様々なタイプのノードがあります。EPNエディタによってノード、リンク、およびストリムで使用されるグラフィック表記法の詳細は、次の項を参照してください。

7.2.2 フィルタ処理

通常、EPNは1つのアセンブリ・ファイルに指定しますが、複数のアセンブリ・ファイルにもEPNを指定できます。

デフォルトでは、EPNエディタは単一Oracle Event Processingアプリケーション・バンドルのEPNとともにすべてのファイルから収集した情報を表示します。

単一アセンブリ・ファイルのネットワークを表示するには、図7-6に示すように、「フィルタ」プルダウン・メニューからそのファイルを選択します。

図7-6 アセンブリ・ファイルによるEPNのフィルタ処理

図7-6の説明が続きます
「図7-6 アセンブリ・ファイルによるEPNのフィルタ処理」の説明

EPNを編集する場合、EPNエディタのフィルタに示されるアセンブリ・ファイルに新規ノードが追加されます。EPNエディタのフィルタが「EPN全体」に設定される場合、フィルタ・リストの最初のアセンブリ・ファイルに新規ノードが追加されます。既存のノードは、それが定義されているアセンブリ・ファイルで編集されるかまたは削除されます。

EPNエディタで編集するアセンブリ・ファイルがEclipseソース・エディタで開いている場合、その開いているファイルへの編集内容がエディタに編集されます。この場合は、ディスク上のファイルに変更が反映されるようにするには、開いているエディタの変更を保存する必要があります。

EPNエディタで編集するアセンブリ・ファイルがEclipseソース・エディタで開いていない場合は、編集内容がすぐにディスク上のファイルに反映されます。

詳細は、5.3項「EPNアセンブリ・ファイルの作成」を参照してください。

7.2.3 ズーム

「ズーム」フィールドにパーセント値を入力するか、または図7-7に示すように「ズーム」フィールドのプルダウン・メニューから値を選択して、EPNエディタのズーム・レベルを変更できます。EPNを現在のEPNエディタ・ウィンドウに合せるには、「ウィンドウに合せる」を選択します。

図7-7 ズーム・レベル

図7-7の説明が続きます
「図7-7 ズーム・レベル」の説明

7.2.4 レイアウト

図7-8に示すように、「EPNのレイアウト」をクリックしてEPNのレイアウトを最適化および単純化できます。

図7-8 レイアウトの最適化

図7-8の説明が続きます
「図7-8 レイアウトの最適化」の説明

7.2.5 接続されていないBeanの表示と非表示

EPNにおいて参照のない<bean>要素をフィルタ処理で除外できます。図7-9に示すように、「接続されていないBeanの表示/非表示」をクリックして、そのBeanの可視性を切り替えることができます。詳細は、7.4.3項「ノードのレイアウト」を参照してください。

図7-9 接続されていないBeanの表示/非表示

図7-9の説明が続きます
「図7-9 接続されていないBeanの表示/非表示」の説明

7.2.6 印刷およびイメージへのエクスポート

図7-10に示すように、「イメージとしてエクスポート」をクリックして、EPNエディタのビューをイメージ・ファイルにエクスポートできます。イメージを.bmp.gif.jpg、または.pngファイルとしてエクスポートできます。

図7-10 EPNをイメージ・ファイルとしてエクスポート

図7-10の説明が続きます
「図7-10 EPNをイメージ・ファイルとしてエクスポート」の説明

図7-11に示すように、「印刷」をクリックしてEPNエディタのビューを印刷できます。

7.2.7 構成のバッジング

図7-12に示すように、META-INF/wlevsディレクトリの1つの構成ファイルに構成情報が格納されているノードの右下にそのことを示すインジケータ付きのバッジが付けられます。

図7-12 構成のバッジング

図7-12の説明が続きます
「図7-12 構成のバッジング」の説明

このバッジがついたノードには、「構成のソースに移動」コンテキスト・メニュー項目もあります。

7.2.8 リンク指定場所のインジケータ

ストリームを使用している場合、アセンブリ・ファイルにリンクを次として指定できます:

  • ダウンストリーム・ノードのソース要素。

  • アップストリーム・ノードのリスナー要素。

線上の円は、アセンブリ・ファイルで特定のリンクが指定される場所を表します。

図7-13に示す例では、ダウンストリーム・ノードoutStream上にソース要素としてリンクが指定されているので、outStreamノードの横に円が表示されます。図7-14は、対応するアセンブリ・ファイルを示します。

図7-13 リンク・ソース

図7-13の説明が続きます
「図7-13 リンク・ソース」の説明

図7-14 リンク・ソースのアセンブリ・ファイル

図7-14の説明が続きます
「図7-14 リンク・ソースのアセンブリ・ファイル」の説明

図7-15に示す例では、リンクがアップストリーム・ノードalgoTradingProcessorでリスナー要素として指定されているので、円がalgoTradingProcessorノードの横に表示されます。図7-16は、対応するアセンブリ・ファイルを示します。

図7-15 リンク・リスナー

図7-15の説明が続きます
「図7-15 リンク・リスナー」の説明

図7-16 リンク・リスナーのアセンブリ・ファイル

図7-16の説明が続きます
「図7-16 リンク・リスナーのアセンブリ・ファイル」の説明

7.2.9 ネストされたステージ

親ノード内に子ノードを定義している場合、その子ノードはネストされているノードと言われます。親ノードのみが子ノードをリスナーとして指定できます。ネストされる要素から参照をドラッグできますが、それらの要素へ参照をドラッグできません。詳細は、7.4.2項「ノードの接続」を参照してください。

図7-17に示したEPNを参照してください。例7-1には、このEPNのEPNアセンブリ・ソースを示します。HelloWorldBeanhelloworldOutputChannel内でネストされていることに注意してください。その結果、これはEPNダイアグラムのボックス内に表示されます。親helloworldOutputChannelのみが、ネストされたBeanをリスナーとして指定できます。

図7-17 ネストされるBeanを含むEPN

図7-17の説明が続きます
「図7-17 ネストされるBeanを含むEPN」の説明

例7-1 ネストされるBeanを含むEPNのアセンブリ・ソース

<wlevs:adapter id="helloworldAdapter"
 class="com.bea.wlevs.adapter.example.helloworld.HelloWorldAdapter" >
    <wlevs:instance-property name="message" value="HelloWorld - the current time is:"/>
</wlevs:adapter>

<wlevs:channel id="helloworldInputChannel" event-type="HelloWorldEvent" >
    <wlevs:listener ref="helloworldProcessor"/>
    <wlevs:source ref="helloworldAdapter"/>
</wlevs:channel>

<wlevs:processor id="helloworldProcessor" />

<wlevs:channel id="helloworldOutputChannel" event-type="HelloWorldEvent" advertise="true">
    <wlevs:listener>
        <bean class="com.bea.wlevs.example.helloworld.HelloWorldBean"/>
    </wlevs:listener>
    <wlevs:source ref="helloworldProcessor"/>
</wlevs:channel>

または、図7-18に示すように、すべてのノードがネストされるようにこのEPNを定義できます。例7-2には、このEPNのEPNアセンブリ・ソースを示します。すべてのノードがネストされているので、EPNダイアグラムではすべてのノードがボックス内に表示されます。helloworldAdapterは、最外部の親ノードであり、EPNダイアグラムではボックス内に表示されません。

図7-18 すべてのノードがネストされたEPN

図7-18の説明が続きます
「図7-18 すべてのノードがネストされたEPN」の説明

例7-2 すべてのノードがネストされたEPNのアセンブリ・ソース

<wlevs:adapter id="helloworldAdapter" class="com.bea.wlevs.adapter.example.helloworld.HelloWorldAdapter" >
    <wlevs:instance-property name="message" value="HelloWorld - the current time is:"/>
    <wlevs:listener>
        <wlevs:channel id="helloworldInputChannel" event-type="HelloWorldEvent" >
            <wlevs:listener>
                <wlevs:processor id="helloworldProcessor">
                    <wlevs:listener>
                        <wlevs:channel id="helloworldOutputChannel" event-type="HelloWorldEvent">
                            <wlevs:listener>
                                <bean class="com.bea.wlevs.example.helloworld.HelloWorldBean"/>
                            </wlevs:listener>
                        </wlevs:channel>
                    </wlevs:listener>
                </wlevs:processor>
            </wlevs:listener>
        </wlevs:channel>
    </wlevs:listener>
</wlevs:adapter>

7.2.10 イベント・タイプ・リポジトリ・エディタ

イベント・タイプ・リポジトリ・エディタを使用して、JavaBeanおよびタプル・イベント・タイプを作成および編集できます。

イベント・タイプ・リポジトリ・エディタを開くには、図7-19に示されているように、EPNエディタで「 イベント・タイプ」タブをクリックします。

図7-19 イベント・タイプ・リポジトリ・エディタ

図7-19の説明が続きます
「図7-19 イベント・タイプ・リポジトリ・エディタ」の説明

詳細は、次を参照してください:

作成できるイベントの他のタイプの詳細は、9.1項「Oracle Event Processingイベント・タイプの概要」を参照してください。

7.3 EPNエディタのナビゲート

EPNエディタでは、プロジェクト全体が表示されるので、EPNエディタからOracle Event Processingアプリケーションを構成する様々なアーティファクトにナビゲートできます。Oracle Event Processing IDE for Eclipseでは、EPNエディタをナビゲートするのに役立つ次の機能が用意されています。

7.3.1 キャンバスの移動

水平スクロール・バーおよび垂直スクロール・バーを使用しないでEPNキャンバスを移動するには、次のいずれかのオプションを使用できます。

  • キャンバス上にカーソルを置いて、マウスの中ボタンを押しながらマウスをドラッグします。

  • 「Space」キーを押しながらキャンバスをクリックしてドラッグします。

  • 「概要」ビューで、強調表示されるボックスをクリックしてドラッグします。

7.3.2 コンポーネント構成およびEPNアセンブリ・ファイルへのショートカット

ノードに関連付けられた構成オブジェクトがある場合、その「ノード」ノードをダブルクリックすると、ノードの動作が定義されているコンポーネント構成ファイルが開きます。

または、「ノード」をダブルクリックすると、そのノードが定義されるEPNアセンブリ・ファイル(Springコンテキスト・ファイル)が開きます。

図7-20に示すように、関連付けられた構成オブジェクトがあるノードの上に構成バッジが表示されます。

図7-20 構成バッジがついたノード

図7-20の説明が続きます
「図7-20 構成バッジがついたノード」の説明

詳細は、次を参照してください:

7.3.3 ハイパーリンク

コンポーネント構成ファイル、EPNアセンブリ・ファイル、またはOracle CQL文を編集するときに、「Ctrl」キーを押してハイパーリンクを有効にします。ハイパーリンクを使用すると、アセンブリ・ファイルと構成ファイルの間を移動し、参照IDに従ってBeanの実装クラスに簡単に移動できます。

この項では次について説明します:

7.3.3.1 コンポーネント構成およびEPNアセンブリ・ファイルでのハイパーリンク

図7-21では、「Ctrl」キーを押しながらprocessor要素のname子要素の値の上にカーソルが置いてある構成ファイルを示します。name値にある下線は、ハイパーリンクであることを示します。図7-22に示すように、このリンクをクリックしてEPNアセンブリ・ファイルの対応する要素に移動します。

図7-21 コンポーネント構成ファイル: EPNアセンブリ・ファイルへのハイパーリンク

図7-21の説明が続きます
「図7-21 コンポーネント構成ファイル: EPNアセンブリ・ファイルへのハイパーリンク」の説明

同様に、「Ctrl」キーを押しながらwlevs:processor要素のid子要素の値filterFanoutProcessorにカーソルを合せると、コンポーネント構成ファイルへハイパーリンクが表示されます。

図7-22 EPNアセンブリ・ファイル: コンポーネント構成ファイルへのハイパーリンク

図7-22の説明が続きます
「図7-22 EPNアセンブリ・ファイル: コンポーネント構成ファイルへのハイパーリンク」の説明

7.3.3.2 Oracle CQL文でのハイパーリンク

図7-23では、「Ctrl」キーを押しながらイベント属性の上にカーソルが置いてある構成ファイルを示します。fromRate属性にある下線は、ハイパーリンクであることを示します。図7-24に示すように、このリンクをクリックしてEPNアセンブリ・ファイルの対応するイベント定義に移動します。


注意:

Oracle SQL文でのハイパーリンクは単純な使用を想定していて、より複雑な実装では期待したとおりに動作しない場合があります。


図7-23 Oracle CQL文: イベント・スキーマ

図7-23の説明が続きます
「図7-23 Oracle CQL文: イベント・スキーマ」の説明

図7-24 EPNアセンブリ・ファイルの対応するイベント定義

図7-24の説明が続きます
「図7-24 EPNアセンブリ・ファイルの対応するイベント定義」の説明

同様に、図7-23に示されているように、Oracle CQL文で[Ctrl]キーを押しながらFxQuoteStreamチャネルをクリックしてチャネルの定義に移動できます。これは、外部オブジェクトへの参照がOracle CQL文に存在する場合に有効です。

7.3.4 コンテキスト・メニュー

EPNエディタの各ノードには、ノード固有の機能に簡便にアクセスできるようにするコンテキスト・メニュー項目のグループがあります。「ノード」を右クリックして、そのコンテキスト・メニューを表示します。

ノード・タイプによっては、EPNエディタのコンテキスト・メニューを使用して次のオプションから選択できます。

  • 「構成のソースに移動」: 対応するコンポーネント構成ファイルを開いて適切な要素にカーソルを置きます。ハイパーリンクを使用すると、このファイルから対応するEPNアセンブリ・ファイルに素早く移動できます。詳細は、7.3.3項「ハイパーリンク」を参照してください。

  • 「アセンブリのソースに移動」: 対応するEPNアセンブリ・ファイルを開いて適切な要素にカーソルを置きます。ハイパーリンクを使用すると、このファイルから対応するコンポーネント構成ファイルに素早く移動できます。詳細は、7.3.3項「ハイパーリンク」を参照してください。

  • 「Javaのソースに移動」: このコンポーネントに対応するJavaソース・ファイルを開きます。

  • 「削除」: EPNアセンブリ・ファイルとコンポーネント構成ファイル(該当する場合)の両方からコンポーネントを削除します。

  • 「名前の変更」: コンポーネントの名前を変更できるようにします。名前がEPNアセンブリ・ファイルとコンポーネント構成ファイル(該当する場合)の両方で更新されます。

  • 「ヘルプ」: コンポーネントの文脈に応じたヘルプを表示します。

これらのナビゲーション・オプションは、対応するソース・アーティファクトが見つからない場合は無効になります。たとえば、構成XMLファイルに対応するエントリがないアダプタの場合は、そのアダプタのメニューの「構成のソースに移動」項目がグレー表示になります。

7.3.5 Oracle Event Processingタイプの参照

一般的なOracle Event Processingプロジェクトには、アダプタ、チャネル、プロセッサ、イベントBeanなど、Oracle Event Processingタイプの多くのインスタンスが含まれます。大規模で複雑なOracle Event Processingプロジェクトでは、特定のインスタンスを見つけるのが困難な場合があります。Oracle Event Processing IDE for Eclipseは、Oracle Event Processingタイプのインスタンスを迅速に検出するために使用できるOracle Event Processingタイプ・ブラウザを提供します。

7.3.5.1 Oracle Event Processingタイプの参照方法

キーボード・ショートカットCtrl-Alt-Tを使用して、Oracle Event Processingタイプ・ブラウザを開きます。

Oracle Event Processingタイプを参照するには:

  1. Oracle Event Processingプロジェクトを開きます。

    次の手順では、図7-25に示すOracle Event Processingプロジェクトを利用します。これは、Oracle Event ProcessingのForeign Exchange (FX)の例に基づくものです。この例の詳細は、2.8項「外国為替取引(FX)サンプル」を参照してください。

    図7-25 Oracle Event Processing EPNの例

    図7-25の説明が続きます
    「図7-25 Oracle Event Processing EPNの例」の説明

  2. キーボード・ショートカットCtrl-Alt-Tを入力します。

    図7-26に示すようにOracle Event Processingタイプ・ブラウザが表示されます。

    図7-26 Oracle Event Processingタイプ・ブラウザ

    図7-26の説明が続きます
    「図7-26 Oracle Event Processingタイプ・ブラウザ」の説明

  3. 表7-1に示すように、Oracle Event Processingタイプダイアログを構成します。

    表7-1 Oracle Event Processingタイプダイアログ

    属性 説明

    開くアイテムの選択

    検索するアイテムの名前と一致するフィルタを指定します。

    任意の一文字にはワイルドカード?、2文字以上の任意の文字列にはワイルドカード*を使用します。

    一致するアイテム

    指定したフィルタと一致する名前を持つOracle Event Processingタイプ・インスタンスのリスト。


    デフォルトでは、「一致するアイテム」リストの下のステータスに、「開くアイテムの選択」リストで選択したアイテムへの完全修飾パスが表示されます。ステータス行の表示/非表示を切り替えるには、右端の角にあるプルダウン・メニューをクリックして「Show Status Line」を選択します。

  4. 「一致するアイテム」リストでタイプを選択し、「OK OK」をクリックします。

    タイプは、そのタイプが定義されたソース・ファイルで開かれます。たとえば、「一致するアイテム」リストからFilterAsiaを選択して「OK OK」をクリックすると、図7-27に示すようにこのプロセッサが定義されたEPNアセンブリ・ファイルcom.oracle.cep.sample.fx.content.xmlが開かれます。

    図7-27 EPNアセンブリ・ファイルFilterAsiaを開く

    図7-27の説明が続きます
    「図7-27 EPNアセンブリ・ファイルFilterAsiaを開く」の説明

    図7-28に示されているように、対応するコンポーネント構成ファイルへ移動するには、[Ctrl]キーを押しならがFilterAsiaid属性値をクリックします。

    図7-28 FilterAsiaコンポーネント構成ファイルを開く

    図7-28の説明が続きます
    「図7-28 FilterAsiaコンポーネント構成ファイルを開く」の説明

    詳細は、7.2.3項「ハイパーリンク」を参照してください。

7.4 EPNエディタの使用

EPNエディタを使用すると、エディタの表面でアクションを使用してアプリケーションのEPNを作成および編集できます。EPNエディタで実行したほとんどのアクションによって、そのアプリケーションのアセンブリ・ファイルが編集されます。単一EPNアセンブリ・ファイルを使用するか、または複数のEPNアセンブリ・ファイルを使用できます(詳細は、7.2.2項「フィルタ処理」を参照)。

次の項では、EPNエディタの編集タスクについて説明します。次のタスクが含まれます。

詳細は、次を参照してください:

7.4.1 ノードの作成

EPNエディタを使用してEPNに新しいノードを追加する場合、新規ノードは、EPNエディタでコンテキスト・メニューを表示するためにクリックした場所に表示されます。表7-2にリストされるノードのいずれかを作成できます。

表7-2 EPNエディタのアイコン

ノード 説明
「アダプタ」アイコン

「アダプタ」: イベント・データ・ソースとEPNの間のインタフェースとなる、またイベント・データ・シンクとEPNの間のインタフェースとなるノード。

詳細は、次を参照してください:

「チャネル」アイコン


「チャネル」: イベント・データ・ソースとイベント・データ・シンクの間にイベントを伝達するノードです。

詳細は、次を参照してください:

「プロセッサ」アイコン


「プロセッサ」: 1つ以上のチャネルによって提供されるイベント・データでOracle CQLルールまたはEPLルールを実行するノード。

詳細は、次を参照してください:

「イベントBean」アイコン


「イベントBean」: Oracle Event Processing管理フレームワークによって管理でき、Oracle Event Processingサーバー・コンテナの能力を積極的に使用できることを除いて標準のSpring Beanのようなノード。

詳細は、次を参照してください:

「Bean」アイコン


「Spring Bean」: イベントを使用するPlain Old Java Object (POJO)ノードです。BeanはSpringフレームワークで管理されます。

詳細は、次を参照してください:

「キャッシュ」アイコン


「キャッシュ」: イベントを格納する一時記憶域を提供するノード。このノードは、Oracle Event Processingアプリケーションの全体的なパフォーマンスを改善することを目的として作成されます。

詳細は、次を参照してください:

「表」アイコン


「表」: リレーショナル・データベース表をイベント・データ・ソースとしてEPNに接続するノード。

詳細は、次を参照してください:


ユーザーは、EPNエディタでノードを再配置できない場合があります。EPNエディタのノードのレイアウトをリフレッシュするには、EPNエディタ・ツールバーの「EPNのレイアウト」ボタンをクリックします。詳細は、7.4.3項「ノードのレイアウト」を参照してください。

子ノードが親ノード内にネストされている場合、そのアイコンがボックス内に表示されます。詳細は、7.2.9項「ネストされたステージ」を参照してください。

7.4.1.1 基本ノードの作成方法

基本ノードには、Bean、キャッシュ、チャネル、イベントBeanおよび表が含まれます。

その他のノードの作成方法は、7.4.1項「ノードの作成」を参照してください。

基本ノードを作成するには:

  1. EPNエディタを開きます(7.1項「EPNエディタを開く」を参照)。

  2. 図7-29に示すように、EPNエディタの表面の空の部分を右クリックして、コンテキスト・メニューから「新規」を選択します。

    図7-29 基本ノードの作成

    図7-29の説明が続きます
    「図7-29 基本ノードの作成」の説明

  3. 作成するノードのタイプを選択します。

    EPNエディタでは、EPNエディタのフィルタに示されるソース・ファイルを編集し、新規EPNノードを表示します。ほとんどのノードの場合は、図7-30に示すように、デフォルトのIDが使用され、名前を変更するように新規ノードがすぐに開かれます。

    図7-30 新規基本ノード

    図7-30の説明が続きます
    「図7-30 新規基本ノード」の説明

    ノード名を変更するには、7.4.4項「ノード名の変更」を参照してください。

    ノードを再配置して、EPNエディタのレイアウトを更新するには、7.4.3項「ノードのレイアウト」を参照してください。

  4. オプションで、追加のノード・オプションを構成します。

    参照:

7.4.1.2 アダプタ・ノードの作成方法

この項では、次に示すEPNエディタを使用してアダプタを作成する方法について説明します。

  • JMSアダプタ(インバウンドまたはアウトバウンド)

  • HTTPパブリッシュ・サブスクライブ・サーバー・アダプタ(パブリッシュまたはサブスクライブ)

その他のノードの作成方法は、7.4.1項「ノードの作成」を参照してください。

アダプタ・ノードを作成する手順は次のとおりです。

  1. EPNエディタを開きます(7.1項「EPNエディタを開く」を参照)。

  2. 図7-31に示すように、EPNエディタの表面の空の部分を右クリックして、コンテキスト・メニューから「新規」を選択します。

    図7-31 アダプタ・ノードの作成

    図7-31の説明が続きます
    「図7-31 アダプタ・ノードの作成」の説明

  3. ノード・タイプ「アダプタ」を選択します。

    図7-32に示すように、新規アダプタ・ウィザードが表示されます。

    図7-32 新規アダプタ・ウィザード

    図7-32の説明が続きます
    「図7-32 新規アダプタ・ウィザード」の説明

  4. 表7-3に示すように、新規アダプタ・ウィザードのページ1を構成します。

    表7-3 新規アダプタ・ウィザードのページ1

    属性 説明

    アダプタID

    アダプタのEPN要素のIDおよび関連付けられるアダプタ構成要素の名前を指定します。

    プロバイダ

    アダプタのプルダウン・メニューから、Oracle Event Processingコンポーネント構成スキーマですでに定義されているアダプタ・プロバイダ・タイプを選択します。

    次の中から1つ選択します。

    • jms-inbound: JMSインバウンド・アダプタ。

    • jms-outbound: JMSアウトバウンド・アダプタ。

    • httppub: パブリッシュ用のHTTPパブリッシュ・サブスクライブ・アダプタ。

    • httpsub: サブスクライブ用のHTTPパブリッシュ・サブスクライブ・アダプタ。

    クラス

    カスタム・アダプタの完全修飾のJavaクラス名を指定します。

    注意: カスタム・アダプタ・ファクトリを使用している場合は、手動でwlevs:factory要素を追加する必要があります。詳細は、第15章「カスタム・アダプタを使用した外部コンポーネントの統合」を参照してください。

    新規ファイルの作成

    新しいファイルにアダプタ・コンポーネント構成を作成します。

    アプリケーションのMETA-INF/wlevsディレクトリにアダプタIDと同じ名前の新規ファイルが作成されます。

    既存の構成ファイルの使用

    既存の構成ファイルにアダプタ・コンポーネント構成を作成します。

    新規アダプタ要素が選択したファイルの構成に追加されます。


  5. 次に示すようにアダプタの実装をどのように構成したかに応じて進む先が異なります。

    1. 「クラス」を選択した場合は、ステップ8に進みます。

    2. 「プロバイダ」を選択した場合は、ステップ6に進みます。

  6. 「次へ」をクリックします。

    プロバイダ固有の新規アダプタ・ウィザードが表示されます。

  7. 次の図に示すように、プロバイダ固有の新規アダプタ・ウィザードを構成します。

    図7-33 新規アダプタ・ウィザード - jms-inbound

    図7-33の説明が続きます
    「図7-33 新規アダプタ・ウィザード - jms-inbound」の説明

    図7-34 新規アダプタ・ウィザード - jms-outbound

    図7-34の説明が続きます
    「図7-34 新規アダプタ・ウィザード - jms-outbound」の説明

    図7-35 新規アダプタ・ウィザード - httppub

    図7-35の説明が続きます
    「図7-35 新規アダプタ・ウィザード - httppub」の説明

    図7-36 新規アダプタ・ウィザード - httpsub

    図7-36の説明が続きます
    「図7-36 新規アダプタ・ウィザード - httpsub」の説明

  8. 「終了」をクリックします。

  9. EPNで新しいアダプタ・ノードを使用します。

    EPNエディタでは、新規アダプタ・ウィザードで指定したファイルにアダプタ構成を作成し、エディタのフィルタで示されているソース・ファイルを編集して、図7-37に示すように新規EPNノードを表示します。

    図7-37 新規アダプタ・ノード

    図7-37の説明が続きます
    「図7-37 新規アダプタ・ノード」の説明

    ノード名を変更するには、7.4.4項「ノード名の変更」を参照してください。

    ノードを再配置して、EPNエディタのレイアウトを更新するには、7.4.3項「ノードのレイアウト」を参照してください。

  10. オプションで、追加のノード・オプションを構成します。

    詳細は、次を参照してください:

7.4.1.3 プロセッサ・ノードの作成方法

この項では、EPNエディタを使用してプロセッサ・ノードを作成する方法について説明します。他のタイプのノードの作成の詳細は、7.4.1.1項「基本ノードの作成方法」を参照してください。

wlevs:processorノードを使用してOracle Event Processingアプリケーションをデプロイする場合、プロセッサ構成が存在する場合のみEPNの他のノードがそのプロセッサを参照できます。プロセッサ構成は、Oracle Event Processingアプリケーション構成ファイルで定義されます。Oracle Event Processing構成ファイルの詳細は、1.4.2項「コンポーネント構成ファイルの概要」を参照してください。

プロセッサ・ノードを作成するには:

  1. EPNエディタを開きます(7.1項「EPNエディタを開く」を参照)。

  2. 図7-38に示すように、EPNエディタの表面の空の部分を右クリックして、コンテキスト・メニューから「新規」を選択します。

    図7-38 プロセッサ・ノードの作成

    図7-38の説明が続きます
    「図7-38 プロセッサ・ノードの作成」の説明

  3. ノード・タイプとして「プロセッサ」を選択します。

    図7-39に示すように、「新規プロセッサ」ダイアログが表示されます。

    図7-39「新規プロセッサ」ダイアログ

    図7-39の説明が続きます
    「図7-39 「新規プロセッサ」ダイアログ」の説明

  4. 表7-4の説明に従って、「新規プロセッサ」ダイアログを構成します。

    表7-4 「新規プロセッサ」ダイアログ

    属性 説明

    プロセッサID

    プロセッサのEPN要素のIDおよび関連付けられるプロセッサ構成要素の名前を指定します。

    新規ファイルの作成

    新規ファイルにプロセッサ構成を作成します。

    アプリケーションのMETA-INF/wlevsディレクトリにプロセッサIDと同じ名前の新規ファイルが作成されます。

    既存の構成ファイルの使用

    既存の構成ファイルにプロセッサ構成を作成します。

    新規プロセッサ要素が選択したファイルの構成に追加されます。


  5. 「OK」をクリックします。

    EPNエディタでは、「新規プロセッサ」ダイアログで指定したファイルにプロセッサ構成を作成し、エディタのフィルタで示されているソース・ファイルを編集して、図7-40に示すように新規EPNノードを表示します。

    図7-40 新規プロセッサ・ノード

    図7-40の説明が続きます
    「図7-40 新規プロセッサ・ノード」の説明

    ノード名を変更するには、7.4.4項「ノード名の変更」を参照してください。

    ノードを再配置して、EPNエディタのレイアウトを更新するには、7.4.3項「ノードのレイアウト」を参照してください。


    注意:

    Oracle Event Processingでは、プッシュ・イベント・ソースをOracle CQLプロセッサに接続して、Oracle CQLプロセッサをイベント・シンクに接続するためにチャネルを使用する必要があります。詳細は、10.1.2項「ストリームおよびリレーションを表すチャネル」を参照してください。


  6. オプションで、追加のプロセッサ・オプションを構成します。

    参照:

7.4.2 ノードの接続

EPNのノードは、Oracle Event Processingアプリケーションのイベント処理ネットワークを介したイベントのフローを表します。ノードがEPNの他のノードにイベントを転送する可能性がある場合、EPNエディタではソース・ノードから宛先ノードへ線を引くことで、そのノードを視覚的に接続できます。

7.4.2.1 ノードを接続する方法

この項では、EPNエディタにおいてノードを接続する方法を説明します。

ノードを接続するには:

  1. EPNエディタを開きます(7.1項「EPNエディタを開く」を参照)。

  2. イベントのソースを選択して、イベント・フローのターゲットにドラッグします。

  3. 接続を完了するには、マウスのボタンを解放します。

    接続の作成時には、EPNエディタによってEPNアセンブリ・ファイルが更新されます。例:

    • アダプタをチャネルに接続するか、またはチャネルをプロセッサやイベントBeanに接続する場合、EPNエディタでは、ターゲット・ノードのIDを参照してソース・ノードにwlevs:listener要素が追加されます。

    • 表をプロセッサに接続する場合、EPNエディタでは、ソース表を参照するターゲット・プロセッサ・ノードにwlevs:table-source要素が追加されます。

    たとえば、図7-43に示すように、アダプタをチャネルに接続して、チャネルをプロセッサに接続する場合を仮定します。

    図7-43 有効な接続

    図7-43の説明が続きます
    「図7-43 有効な接続」の説明

    図7-44では、接続前のEPNアセンブリ・ファイルを示します。

    図7-44 EPNアセンブリ・ファイル: 接続前

    図7-44の説明が続きます
    「図7-44 EPNアセンブリ・ファイル: 接続前」の説明

    図7-45では、接続後のEPNアセンブリ・ファイルを示します。

    図7-45 EPNアセンブリ・ファイル: 接続後

    図7-45の説明が続きます
    「図7-45 EPNアセンブリ・ファイル: 接続後」の説明

7.4.3 ノードのレイアウト

EPNエディタのいくつかのアクションでは、アクションの同じ場所に結果が表示されます。たとえば、EPNエディタを使用してEPNに新規ノードを追加する場合、新規ノードは、EPNエディタでコンテキスト・メニューを表示するためにクリックした場所に表示されます。ユーザーは、EPNエディタでノードを再配置できない場合があります。EPNエディタで、ノードのレイアウトをリフレッシュするには、図7-46に示すように、EPNエディタ・ツールバーの「EPNのレイアウト」ボタンをクリックします。

図7-46 ノードのレイアウト

図7-46の説明が続きます
「図7-46 ノードのレイアウト」の説明

詳細は、7.2.4項「レイアウト」を参照してください。

7.4.4 ノード名の変更

ほとんどのノード・タイプでは、名前の変更操作がサポートされます。この操作では、アセンブリと構成XMLファイルの両方においてノードへの参照がすべて変更されます。図7-47に示すように、ノードのコンテキスト・メニューから「名前の変更」を選択します。

図7-47 ノード名の変更

図7-47の説明が続きます
「図7-47 ノード名の変更」の説明

7.4.5 ノードの削除

ノードのコンテキスト・メニューを使用するか、または「削除」キーを使用して、EPNエディタに表示されるほとんどのノードと接続を削除できます。

  • キーボードを使用して削除するオブジェクトを選択して、「削除」キーを押します。

  • コンテキスト・メニューを使用する場合は、図7-48に示すように、オブジェクトを右クリックしてコンテキスト・メニューを表示してから「削除」を選択します。

    図7-48 ノードの削除

    図7-48の説明が続きます
    「図7-48 ノードの削除」の説明

ノードを削除すると、着信接続および送信接続も削除されます。たとえば、図7-49および図7-51は、それぞれstreamという名前のチャネル・ノードを削除する前のEPNおよびアセンブリ・ファイルを示します。

図7-49 チャネル・ノードの削除前のEPN

図7-49の説明が続きます
「図7-49 チャネル・ノードの削除前のEPN」の説明

図7-50 チャネル・ノードの削除前のアセンブリ・ファイル

図7-50の説明が続きます
「図7-50 チャネル・ノードの削除前のアセンブリ・ファイル」の説明

図7-51では、このチャネル・ノードの削除後のEPNを示し、図7-52では、チャネル・ノードの削除後のアセンブリ・ファイルを示します。

図7-51 チャネル・ノードの削除後のEPN

図7-51の説明が続きます
「図7-51 チャネル・ノードの削除後のEPN」の説明

図7-52 チャネル・ノードの削除後のアセンブリ・ファイル

図7-52の説明が続きます
「図7-52 チャネル・ノードの削除後のアセンブリ・ファイル」の説明


注意:

beanまたは他の匿名要素を削除すると、そのオブジェクトを含むオブジェクトも削除されます。たとえば、beanwlevs:listener要素内にある場合、beanを削除すると、listener要素も削除されます。