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Oracle® Fusion Middlewareリリース・ノート
11gリリース1 (11.1.1) for Microsoft Windows (64-Bit)
B55938-09
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18 Oracle WebCenter Capture

この章では、Oracle WebCenter Capture (Oracle WebCenter Enterprise Captureとも呼ばれる)に関連する問題について説明します。内容は次のとおりです。


注意:

最新のパッチが適用されていることを確認してください。パッチは、My Oracle Support (support.oracle.com)からダウンロードできます。


18.1 一般的な問題および回避策

この項では、一般的な問題および回避策について説明します。内容は次のとおりです。

18.1.1 ワークスペース・コンソールのドロップダウン・フィールドがInternet Explorer 10で開かない場合の回避策

Internet Explorer 10で実行中に、Captureワークスペース・コンソールのドロップダウン・フィールドが開かなかった問題が検出されました。この問題を回避するには、ドロップダウン・フィールドの外側をクリックしてからもう一度ドロップダウン・フィールドをクリックします。

18.1.2 バッチ処理エラー・メッセージがクライアントに表示されない

認識バッチ処理エラーが発生したが、そのバッチ・エラーおよびエラー・メッセージがクライアントに表示されなかったという問題が検出されました。このタイプのエラーは、システム・レベルの問題を示します。このような問題が発生した場合、ログ・ファイルを参照してください。

18.1.3 双方向の表示問題がクライアントで検出される

アラビア語やヘブライ語などの双方向言語がブラウザ言語として選択されている場合に、クライアントのフィールドがRTL(右から左)レイアウトに正しく表示されない問題が検出されました。

18.1.4 特定のクライアント・エラー・メッセージがブラウザ言語ではなくサーバー言語で表示される

クライアントで特定のエラー・メッセージがブラウザ言語ではなくサーバー言語で表示される問題が検出されました。

18.1.5 SSOタイムアウトの後にCaptureクライアント・エラーが発生する

OAM (Oracle Access Manager)と統合している場合に、Captureクライアントでタイムアウト後にエラーが発生する問題が検出されました。この問題を回避するには、Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用して、Captureアプリケーションのタイムアウト設定をOAMに対する設定と同じ値に設定します。

18.1.6 別のコミット・プロファイルによる後続のコミット後に消去されないまれなバッチ・コミット・エラー

失敗したバッチ・コミットのエラーが消去される必要があるにもかかわらず消去されないまれなケースが検出されました。このケースでは、あるコミット・プロファイルによるコミットが失敗した後、別のコミット・プロファイルによってバッチが正常にコミットされました。しかし、最初に失敗したコミットに関連するドキュメント・レベルのエラーがレポートされました。正しくは、バッチのエラーが消去されてバッチが削除される必要があります。

18.1.7 モニター構成がないPDF変換中にドキュメント変換プロセッサ・エラーが検出される

ドキュメント変換プロセッサをヘッドレス(表示モニターなし)構成で使用するとエラーが発生するPDF変換の問題が検出されました。

この問題を回避するには、次のようにDISPLAY環境変数を設定します。

DISPLAY=:0

18.1.8 ワークスペースまたはクライアント・プロファイルへのセキュリティ・アクセス権の付与中に検索基準の問題が検出される

ユーザーまたはグループにワークスペースまたはクライアント・プロファイルへのセキュリティ・アクセス権を付与する際、「セキュリティ・メンバーの追加」ウィンドウに検索基準を指定するテキスト入力フィールドが表示されます。しかし、ウィンドウに示されたとおりに検索が機能しません。そのかわり、(ワイルドカードあり、またはなしで)ユーザーまたはグループの任意の1文字を入力すると一致します。

18.1.9 特定のインポート・プロセッサ・メトリック表の値が0(ゼロ)の値を表示する

インポート・プロセッサ・ジョブを開始した後にEnterprise Managerの「パフォーマンス・サマリー」ページを表示すると、「インポートされたバッチの合計」、「インポートされたドキュメントの合計」および「インポートされたページの合計」の値の表示が、予期される値とゼロ(0)の間で変動する場合があります。

18.1.10 インポート・プロセッサが非表示ウィンドウのThumbs.dbファイルをインポートしようとする

Windows 7およびWindows 2008では、thumbs.dbと呼ばれる非表示ファイルが、TIFFなどのイメージ・ファイルを含むフォルダに自動的に作成されます。フォルダまたはリスト・ファイルのインポート・ジョブを処理すると、インポート・プロセッサがこのファイルをインポートしようとしてエラーになります。

この問題を回避するには、インポート・ジョブの「インポート・ソース設定」トレイン・ストップの「ファイル・マスク」フィールドにファイル・タイプを指定し、thumbs.dbファイルがインポートから除外されるようにします。

18.1.11 PDFイメージのみのコミット用にサーバー・システム・フォントの場所の指定が必要

Oracle WebCenter CaptureをUNIX環境にインストールすると、システム管理者は、PDFイメージのみのエクスポート・コミット・ドライバについてサーバーのシステム・フォントの場所を識別する必要があります。

Enterprise ManagerのCapture構成ページで、「GDフォント・パス」フィールドにシステム・フォントの場所を入力します。たとえば、次の場所を入力します。

/usr/share/X11/fonts

18.2 構成の問題および回避策

この時点で既知の問題はありません。

18.3 ドキュメントの訂正箇所

この時点で既知の問題はありません。