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Oracle® WebCenter Content Dynamic Converterテンプレート・エディタ・ガイド
11g リリース1(11.1.1)
B66699-01
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8 生成済コンテンツ

この項では、次のトピックについて説明します。

8.1 生成済コンテンツについて

生成されたコンテンツは、2種類の要素から構成されています。

8.2 テキスト要素の追加

テキスト要素は、HCテンプレートで指定されたテキストを出力に直接挿入する方法です。テキスト要素は、ドキュメントの<head>の<meta>タグ内にテキスト要素を配置できない点を除き、カスタム・ドキュメント・プロパティとまったく同様に機能します。

デフォルトで、テキスト要素は定義されていません。変換による出力にテキスト要素を含めるには、必要なテキスト要素を最初にここで定義する必要があります。その後、出力ページ・レイアウトで定義されているページ・レイアウトにテキスト要素を挿入することにより、変換による出力に追加します。

  1. 生成済コンテンツ→「テキスト要素」に移動します。「追加」ボタンをクリックします。「テキスト要素」ページが表示されます。

    テキスト要素を削除するには、定義したテキスト要素をリストから選択し、「削除」をクリックします。要素がページ・レイアウトで使用されている場合は、その要素を削除できない場合があります。

  2. 「名前」テキスト・ボックスに、ページ・レイアウトを作成または編集する際にこのテキスト要素の参照に使用する名前を入力します。このフィールドは必須です。

  3. 「値」テキスト・ボックスに、このテキスト要素をページ・レイアウトで使用する場合に出力に挿入する値を入力します。

  4. 「出力書式」ドロップダウン・ボックスで、出力書式の名前を選択します。これは、参照可能なテキストとして値を出力に含めるときのテキスト要素のフォーマットとして使用されます。出力書式は、「出力テキスト書式」で定義します。

8.3 ナビゲーション要素の追加

ナビゲーション要素を使用して、HTML出力にナビゲーション・リンクを生成できます。次の各項では、3種類のナビゲーション要素の作成方法について説明します。

8.3.1 ドキュメント・ナビゲーションの追加

ドキュメント・ナビゲーションは、ドキュメントの構造に基づいて、ソース・ドキュメント内の様々なアイテムにリンクする方法です。このタイプのナビゲーションの一般的な使用例としては、アウトライン・レベル1によってマーキングされたドキュメント内のすべての段落(「Heading 1」の段落など)へのリンクの作成があります。この形態のナビゲーションを使用する前に、最初にリンク・マッピング・ルールを追加する必要があります。これは、リンク・マッピング・ルールページで実行します。

  1. Generated Content→「ナビゲーション要素」に移動します。ドロップダウン・ボックスで、ドキュメント・ナビゲーションを選択します。「追加」をクリックして、該当のタイプの要素を追加します。ドキュメント・ナビゲーションページが表示されます。

  2. 「名前」フィールドに、ページ・レイアウトがこのナビゲーション要素の参照に使用する名前を入力します。これは必須です。

  3. 「リンク・タグ」ドロップダウン・ボックスで、この要素のリンクを閉じるためにアンカーやオプション・タグ(<a>または<option>)を使用するかどうかを指定します。

  4. 「親なしのレベルが発生した場合に親レベルを生成します」を選択し、クリーンなアウトライン・レベルを生成します。変換中のドキュメントでのアウトライン・レベルの使用が緻密でない場合、アウトライン・レベルに基づいてナビゲーションを作成すると問題が発生することがあります。緻密でないアウトラインの例としては、アウトライン・レベル1というタグ付きの段落の後に、アウトライン・レベル3というタグ付きの段落があるものの、その間にアウトライン・レベル2の段落が存在しない場合があります。このアウトライン・レベル3の段落は、「親なしのレベル」であると見なされます。

    このオプションを設定すると、リンク・セット(後述)のリンク・セットのマークアップ・タブで指定した「このリンク・セットの前に挿入するようマークアップ」および「このリンク・セットの後に挿入するようマークアップ」が親なしのレベルの出力に挿入されます。デフォルトでは、このオプションは設定されません。親なしのレベルについて考慮する必要がないナビゲーションの例としては、リンク・セットで「このリンク・セットの前に挿入するようマークアップ」「このリンク・セットの後に挿入するようマークアップ」を定義する必要がないナビゲーションがあります。

  5. 「同じページ上のターゲットへのリンクのみを含めます」を選択し、同一のHTML出力ページ上に表示される複数のターゲットに対して小さなリンク・セットを生成します。たとえば、各HTML出力ページにアウトライン・レベル1の段落が1つ作成されるようドキュメントを分割する場合などです。ユーザーはその後、ページに表示されるすべてのアウトライン・レベル2の段落に移動する1行のリンクをページ最上部に作成する手順の一部として、このオプションを設定できます。

    このオプションを設定しない(デフォルト)場合、ドキュメント全体にわたるターゲットに対するリンクが生成されます。

  6. 「ラベルの語句の制限」に値を入力し、指定した単語数の後のラベルを切り捨てます。リンクのラベルは、リンク先のドキュメント要素のテキストから取得されます。ターゲット要素の中には、大量のテキストを含むものもあります。このため、リンク・リストのフォーマットで問題が発生することがあります。

    このオプションをゼロに設定(デフォルト)すると、ターゲット要素のすべてのテキストがリンク・ラベルとして使用されます。

  7. 「リンク・セット」セクションで、ルールが定義可能な定義(outline level 1など)を追加します。「追加」をクリックし、リンク・セットのマークアップ・タブを表示します。

  8. リンク・セットのマークアップ・タブで、「カスタム・リンク属性」「属性の追加」ボタンをクリックし、新しい名前と値のペアを挿入します。この表のいずれかの行をハイライトし、「属性の削除」ボタンをクリックしてカスタム属性を削除します。

  9. 「カスタム・マークアップ」セクションで、リンク・セットの前後に表示する特定のHTMLタグを入力します。

  10. リンクの書式設定タブでは、次の2つの方法のいずれかを選択して、リンクの書式設定を指定できます。

    「外部CSSクラスの使用」を選択する場合は、この外部CSSファイルからのクラス名を入力する必要があります。外部CSSファイルのURLは、出力ページの「外部ユーザー・スタイルシート」オプションの設定により指定します。

    「文字の書式設定」を選択すると、使用可能なタイプの文字レベルの書式設定が画面に明確に表示されます。書式設定の各種類に対して次の4つの値の1つを設定できます。

    • 常にオフ: リンクの書式設定時に、属性を強制的に常にオフにします。

    • 常にオン: リンクの書式設定時に、属性を強制的に常にオンにします。

    • 継承: ナビゲーション・リンクの場合は、次の指定しないと同様の結果になります。

    • 指定しない: 書式設定を指定しないままにします。属性の状態は、ブラウザのレンダリング設定に従います。

  11. リンクのマークアップ・タブでは、セット内の各リンクの前後またはリンクの間に挿入できるカスタム・マークアップを定義できます。

8.3.2 ページ・ナビゲーションの追加

これは、出力のうち、特定の主要なページ(最初のページ、次のページなど)にリンクする方法を提供します。また、外部ページ(http://www.oracle.com/など)にリンクする方法も提供します。

  1. Generated Content→「ナビゲーション要素」に移動します。ドロップダウン・ボックスで、「ページ・ナビゲーション」を選択します。「追加」をクリックして、該当のタイプの要素を追加します。「ページ・ナビゲーション」ページが表示されます。

  2. 「名前」フィールドに、ページ・レイアウトがこのナビゲーション要素の参照に使用する名前を入力します。これは必須です。

  3. 「リンク・タグ」ドロップダウン・ボックスで、この要素のリンクを閉じるためにアンカーやオプション・タグ(<a>または<option>)を使用するかどうかを指定します。

  4. 「カスタム・マークアップ」タブに、このリンク・セットの前後に挿入するカスタムのHTMLタグを入力します。

  5. ナビゲーションの書式設定タブで、次の2つの方法のいずれかを選択して、リンクの書式設定を指定できます。

    「外部CSSクラスの使用」を選択する場合は、この外部CSSファイルからのクラス名を入力する必要があります。外部CSSファイルのURLは、出力ページ「外部ユーザー・スタイルシート」オプションの設定により指定します。

    「文字の書式設定」を選択すると、使用可能なタイプの文字レベルの書式設定が画面に明確に表示されます。書式設定の各種類に対して次の4つの値の1つを設定できます。

    • 常にオフ: リンクの書式設定時に、属性を強制的に常にオフにします。

    • 常にオン: リンクの書式設定時に、属性を強制的に常にオンにします。

    • 継承: ナビゲーション・リンクの場合は、次の指定しないと同様の結果になります。

    • 指定しない: 書式設定を指定しないままにします。属性の状態は、ブラウザのレンダリング設定に従います。

  6. ナビゲーションのマークアップ・タブでは、セット内の各リンクの前後またはリンクの間に挿入できるカスタム・マークアップを定義できます。

8.3.3 セクション・ナビゲーションの追加

これは、スプレッドシートやプレゼンテーションなど、複数セクションから構成されるドキュメントへのナビゲーションを提供します。

  1. Generated Content→「ナビゲーション要素」に移動します。ドロップダウン・ボックスで、「セクション・ナビゲーション」を選択します。「追加」をクリックして、該当のタイプの要素を追加します。「セクション・ナビゲーション」ページが表示されます。

  2. 「名前」フィールドに、ページ・レイアウトがこのナビゲーション要素の参照に使用する名前を入力します。これは必須です。

  3. 「リンク・タグ」ドロップダウン・ボックスで、この要素のリンクを閉じるためにアンカーやオプション・タグ(<a>または<option>)を使用するかどうかを指定します。

  4. 「カスタム・マークアップ」タブに、このリンク・セットの前後に挿入するカスタムのHTMLタグを入力します。

  5. ナビゲーションの書式設定タブで、次の2つの方法のいずれかを選択して、リンクの書式設定を指定できます。

    「外部CSSクラスの使用」を選択する場合は、この外部CSSファイルからのクラス名を入力する必要があります。外部CSSファイルのURLは、出力ページ「外部ユーザー・スタイルシート」オプションの設定により指定します。

    「文字の書式設定」を選択すると、使用可能なタイプの文字レベルの書式設定が画面に明確に表示されます。書式設定の各種類に対して次の4つの値の1つを設定できます。

    • 常にオフ: リンクの書式設定時に、属性を強制的に常にオフにします。

    • 常にオン: リンクの書式設定時に、属性を強制的に常にオンにします。

    • 継承: ナビゲーション・リンクの場合は、次の指定しないと同様の結果になります。

    • 指定しない: 書式設定を指定しないままにします。属性の状態は、ブラウザのレンダリング設定に従います。

  6. ナビゲーションのマークアップ・タブでは、セット内の各リンクの前後またはリンクの間に挿入できるカスタム・マークアップを定義できます。