この章の内容は次のとおりです。
マネージャ設定ファイルは、サイト設計者がマネージャで使用可能な機能を制御する際に使用できる複数の構成オプションが含まれたXMLファイルです。
設計者は、「サイト・アセット」ペインでファイルを編集するときに表示される「フォーム」ビューを使用して、このファイルの複数の設定を変更できます。「ソース」ビューでこのファイルを編集すると、より高度な設定を操作できます。
<ssm:settings>タグは、マネージャ設定ファイル内のルートXML要素です。
パラメータ
xmlns: このXMLファイルの名前空間。
子タグ
<ssm:settings>タグは、次のオプションの子タグを格納できます。
<ssm:general>タグには、汎用の構成設定が含まれます。
パラメータ
contributorOnly: trueに設定すると、マネージャ・アプリケーションはブラウザがコントリビューション・モードの場合にのみ表示されます。falseに設定すると、マネージャ・アプリケーションは、コントリビューション・モードとコンシューマ・モードの両方で表示されます。
autoManage: trueに設定すると、マネージャ・アプリケーションは、最初に表示されたときに自動的にサーバーに接続し、サイトの管理に必要な情報を収集します。falseに設定すると、マネージャ・アプリケーションは、サーバーと通信する前にユーザーが「(サイトの管理)」リンクをクリックするのを待機します。
hierarchy: マネージャ・アプリケーションでの階層の表示を制御します。次のいずれかの値を指定する必要があります。
hide: サイト階層を表示しません。
showAll: サイト階層全体を表示します。
showCurrentSectionOnly: 現在のセクション(およびその子)のみを表示します。
displayConsole: trueに設定すると、マネージャ・アプリケーションとSite Studioコンポーネント間のすべてのサーバー通信をリストしたコンソールが表示されます。デバッグ目的専用です。
updateTitle: trueに設定すると、現在選択されているセクションおよびアクション・タブを使用してブラウザのタイトル・バーが更新されます。falseに設定すると、タイトル・バーは更新されません。
updateUrl: trueに設定すると、現在選択されているセクションおよびアクション・タブの状態を使用してURLが更新されます。falseに設定すると、URLは更新されません。
子タグ
<ssm:general>タグには、子タグは含まれません。
<ssm:addSection>タグには、新規セクション追加機能の構成設定が含まれます。
パラメータ
hidden: trueに設定すると、マネージャからこの機能が隠蔽されます。
子タグ
<ssm:addSection>タグは、次のオプションの子タグを格納して、新規セクション追加機能の動作を制御できます。
<ssm:urlDirName>には、次のオプション・パラメータが含まれます。
hidden: trueまたはfalse
disabled: trueまたはfalse
<ssm:id>には、次のオプション・パラメータが含まれます。
hidden: trueまたはfalse
disabled: trueまたはfalse
<ssm:primaryUrl>には、次のオプション・パラメータが含まれます。
inherit: trueまたはfalseに設定し、新規セクションでその親セクションのプライマリURLを継承するかどうかを指定します。
default: 新規セクションにprimaryUrlのデフォルト値を提供します。
<ssm:secondaryUrl>には、次のオプション・パラメータが含まれます。
inherit: trueまたはfalseに設定し、新規セクションでその親セクションのセカンダリURLを継承するかどうかを指定します。
default: 新規セクションにsecondaryUrlのデフォルト値を提供します。
<ssm:secondaryUrlVariableField>には、次のオプション・パラメータが含まれます。
inherit: trueまたはfalseに設定し、新規セクションでその親セクションのsecondaryUrlVariableFieldを継承するかどうかを指定します。
default: 新規セクションにsecondaryUrlVariableFieldのデフォルト値(trueまたはfalse)を提供します。
<ssm:removeSection>タグには、セクション削除機能の構成設定が含まれます。
パラメータ
hidden: trueに設定すると、マネージャからこの機能が隠蔽されます。
子タグ
<ssm:removeSection>タグには、子タグは含まれません。
<ssm:moveSection>タグには、セクション移動機能の構成設定が含まれます(ドラッグ・アンド・ドロップによる移動を含む)。
パラメータ
hidden: trueに設定すると、マネージャからこの機能が隠蔽されます。
子タグ
<ssm:moveSection>タグには、子タグは含まれません。
<ssm:setErrorHandler>タグには、エラー・ハンドラ設定機能の構成設定が含まれます。
パラメータ
hidden: trueに設定すると、マネージャからこの機能が隠蔽されます。
子タグ
<ssm:setErrorHandler>タグには、子タグは含まれません。
<ssm:editProperties>タグには、標準のセクション・プロパティを編集するための構成設定が含まれます。
パラメータ
hidden: trueに設定すると、マネージャからこの機能が隠蔽されます。
子タグ
<ssm:editProperties>タグは、次のオプションの子タグを格納できます。
<ssm:id>には、次のオプション・パラメータが含まれます。
hidden: trueまたはfalse
disabled: trueまたはfalse
<ssm:label>には、次のオプション・パラメータが含まれます。
hidden: trueまたはfalse
disabled: trueまたはfalse
<ssm:active>には、次のオプション・パラメータが含まれます。
hidden: trueまたはfalse
disabled: trueまたはfalse
<ssm:contributorOnly>には、次のオプション・パラメータが含まれます。
hidden: trueまたはfalse
disabled: trueまたはfalse
<ssm:urlDirName>には、次のオプション・パラメータが含まれます。
hidden: trueまたはfalse
disabled: trueまたはfalse
<ssm:urlPageName>には、次のオプション・パラメータが含まれます。
hidden: trueまたはfalse
disabled: trueまたはfalse
<ssm:maxAge>には、次のオプション・パラメータが含まれます。
hidden: trueまたはfalse
disabled: trueまたはfalse
<ssm:editCustomProperties>タグには、カスタム・プロパティ機能の構成設定が含まれます。
パラメータ
hidden: trueに設定すると、マネージャからこの機能が隠蔽されます。
子タグ
<ssm:editCustomProperties>タグには、子タグは含まれません。
<ssm:primaryLayout>タグには、プライマリ・レイアウト選択機能の動作を制御するための構成設定が含まれます。
パラメータ
hidden: trueに設定すると、マネージャ・アプリケーションで「レイアウト」タブが非表示になります。
externalHidden: trueに設定すると、セクションのプライマリ・レイアウトとして外部URLを選択する機能が非表示になります。
previewHidden: trueに設定すると、「レイアウト」タブのプレビューIFrameが非表示になります。
子タグ
<ssm:primaryLayout>タグは、次のオプションの子タグを格納できます。
<ssm:presentation>には、単純なHTMLプレゼンテーション文字列を提供するCDATAセクションが含まれます。これにより、レイアウト選択コンボ・ボックスにレイアウト情報を表示できます。単純なインラインHTMLは、$field$としてマークされたメタデータ・フィールド宣言を通じて可能となります。次にいくつかの例を示します。
$dDocTitle$
$dDocName$
$dDocTitle$(<i>$dDocName$</i>)
<b>$dDocName$</b>
<ssm:queryText>には、レイアウト選択コンボ・ボックスにデータを移入するための問合せ文字列を提供するCDATAセクションが含まれます。また、次のオプション・パラメータも格納できます。
limitscope: trueに設定すると、検索を現在のWebサイトのアイテムのみに制限して実行できます。
<ssm:secondaryLayout>タグには、セカンダリ・レイアウト選択機能の動作を制御するための構成設定が含まれます。
パラメータ
hidden: trueに設定すると、マネージャ・アプリケーションでセカンダリ・レイアウト・タブが非表示になります。
previewHidden: trueに設定すると、セカンダリ・レイアウト・タブのプレビューIFrameが非表示になります。
子タグ
<ssm:secondaryLayout>タグは、次のオプションの子タグを格納できます。
<ssm:presentation>には、単純なHTMLプレゼンテーション文字列を提供するCDATAセクションが含まれます。これにより、レイアウト選択コンボ・ボックスにレイアウト情報を表示できます。単純なインラインHTMLは、$field$としてマークされたメタデータ・フィールド宣言を通じて可能となります。次にいくつかの例を示します。
$dDocTitle$
$dDocName$
$dDocTitle$(<i>$dDocName$</i>)
<b>$dDocName$</b>
<ssm:queryText>には、レイアウト選択コンボ・ボックスにデータを移入するための問合せ文字列を提供するCDATAセクションが含まれます。また、次のオプション・パラメータも格納できます。
limitscope: trueに設定すると、検索を現在のWebサイトのアイテムのみに制限して実行できます。
<ssm:sectionOverride>タグには、前述のデフォルト設定を上書きする特定のWebサイト・セクションの構成設定が含まれます。
パラメータ
nodeId: 上書きされるセクションのID。
子タグ
<ssm:sectionOverride>タグは、次のオプションの子タグを格納できます。これらの子タグの詳細は、次の各項で説明済です。
<ssm:sectionOverride>内のサブセクションのパラメータおよびコンテンツは、一般的な方法で使用できますが、次の例外があります。
<ssm:moveSection>は、オーバーライドされるセクションにのみ適用される次の2つの追加属性を格納できます。
source: falseに設定すると、このセクションは移動アクションのソースとして使用されません。
target: falseに設定すると、このセクションは移動アクションのターゲットとして使用されません。
<?xml version='1.0' encoding='utf-8' ?>
<ssm:settings xmlns:ssm="http://www.example.com/sitestudio/managersettings/">
<ssm:general contributorOnly="false"
autoManage="true"
hierarchy="showAll"
displayConsole="false"
updateTitle="true"
updateUrl="true" />
<ssm:addSection hidden="false">
<ssm:urlDirName hidden="false" disabled="false" />
<ssm:id hidden="false" disabled="false" />
<ssm:primaryUrl inherit="true" default="" />
<ssm:secondaryUrl inherit="true" default="" />
<ssm:secondaryUrlVariableField inherit="true" default="" />
</ssm:addSection>
<ssm:removeSection hidden="false" />
<ssm:moveSection hidden="false" />
<ssm:setErrorHandler hidden="false" />
<ssm:editProperties hidden="false" >
<ssm:id hidden="false" disabled="true" />
<ssm:label hidden="false" disabled="false" />
<ssm:active hidden="false" disabled="false" />
<ssm:contributorOnly hidden="false" disabled="false" />
<ssm:urlDirName hidden="false" disabled="false" />
<ssm:urlPageName hidden="false" disabled="false" />
<ssm:maxAge hidden="false" disabled="false" />
</ssm:editProperties>
<ssm:editCustomProperties hidden="false" />
<ssm:primaryLayout hidden="false" externalHidden="false" previewHidden="false">
<ssm:presentation>
<![CDATA[$dDocTitle$ (<i>$dDocName$</i>)]]>
</ssm:presentation>
<ssm:queryText limitScope="true">
<![CDATA[]]>
</ssm:queryText>
</ssm:primaryLayout>
<ssm:secondaryLayout hidden="false" previewHidden="false">
<ssm:presentation>
<![CDATA[$dDocTitle$ (<i>$dDocName$</i>)]]>
</ssm:presentation>
<ssm:queryText limitScope="true">
<![CDATA[]]>
</ssm:queryText>
</ssm:secondaryLayout>
<ssm:sectionOverride nodeId="42">
<ssm:addSection hidden="true" />
<ssm:removeSection hidden="true" />
<ssm:moveSection hidden="true" />
<ssm:setErrorHandler hidden="true" />
<ssm:setErrorHandler hidden="true" />
<ssm:editProperties hidden="false" />
<ssm:editCustomProperties hidden="true" />
<ssm:primaryLayout hidden="true" />
<ssm:secondaryLayout hidden="true" />
</ssm:sectionOverride>
</ssm:settings>