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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentのマネージング
11g リリース1 (11.1.1)
B72426-04
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26 サポートされるファイル・フォーマット

Digital Asset Manager and Conversion製品では、変換されるファイルのタイプおよび変換に使用される方法に基づき、様々なファイル形式および変換オプションがサポートされています。

この項では、次の項目について説明します。

26.1 Outside In Technologyにより変換されるファイル形式

Outside In Technologyは、Inbound Refinery、PDF ExportおよびXML Converterで使用されています。

26.1.1 Inbound Refinery

Inbound RefineryにはOutside In Image Exportが含まれ、これは次の目的で使用できます。

  • ファイルのサムネイルを作成する。サムネイルは、コンテンツの小さなプレビュー・イメージです。

  • ファイルを複数ページのTIFFファイルに変換することにより、ユーザーがTIFFビューア・プラグインを使用する標準のWebブラウザでファイルを表示できるようにする。

26.1.2 PDF変換

PDF変換にはOutside Inが組み込まれており、Windows上でWinNativeConverterとともに使用して、一部のコンテンツ・アイテムのPDFファイルを作成できます。Outside Inは、ネイティブ・アプリケーションを使用してファイルをPostScriptに印刷するために使用され、そのPostScriptファイルは、構成済のPostScript Distillerエンジンを使用してPDFに変換されます。

「Outside Inを使用してPDFに変換」オプションは、「プライマリWeb標準可能レンディション」ページで選択します。このオプションの使用時には、PDF変換にはPostScript Distillerエンジンのみが必要です。

26.1.2.1 PDFエクスポート

PDF Exportでは、Outside Inを使用して、先にPostScriptに印刷することなくファイルをPDFに直接エクスポートします。PDFに直接エクスポートするため、サード・パーティDistillerエンジンの使用は不要です。

26.1.3 XML Converter

Inbound RefineryにはOutside In XML ExportおよびSearch Exportが含まれ、これらを使用してファイルをXMLに変換できます。これには、次のバージョンのFlexionDocおよびSearchMLスキーマに対するサポートが含まれます。

  • FlexionDoc

  • SearchML

26.1.4 Outside In Technology

Oracle WebCenter Contentでは、Outside In Technologyを使用して様々な変換を行うことができ、多数の異なるフォーマット・タイプがサポートされています。Outside Inおよびサポートされるフォーマットの詳細は、次に示すOutside Inドキュメントを参照してください。

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/webcenter/content/ds-oitfiles-133032.pdf

Outside Inの追加情報については、次に示すOracle Outside In Technology Webサイトを参照してください。

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/webcenter/content/oit-all-085236.html.

26.2 サード・パーティ・アプリケーションによりPDFに変換されるファイル形式

Inbound Refineryは、Windows上で実行されている場合、複数のサードパーティ・アプリケーションを使用してコンテンツ・アイテムのPDFファイルを作成できます。ほとんどの場合は、ファイルを開いて印刷する機能のあるサードパーティ・アプリケーションを使用して、ファイルがPostScriptに印刷されます。その後PostScriptファイルは、構成済のPostScriptのDistillerエンジンを使用してPDFに変換されます。Inbound Refineryでサードパーティ・アプリケーションを使用して、ファイルを直接PDFに変換できる場合もあります。

「サード・パーティ・アプリケーションを使用してPDFに変換」オプションは、「プライマリWeb標準可能レンディション」ページで選択します。このオプションの使用時には、Inbound Refineryには次のものが必要です。

次の表は、Windows上でサード・パーティ・アプリケーションを使用してPDFに変換できる一般的なファイル形式を示しています。次の重要な注意事項に留意してください。

* Adobe FrameMaker+SGMLはサポートされていません。Adobe FrameMaker .bookファイルはサポートされていません。

** Adobe Photoshop CS2には手動での構成が必要です。


重要:

これらのサード・パーティ・アプリケーションに関連する、インストールに関する重要なヒントおよび推奨設定。


26.3 Open OfficeによりPDFに変換されるファイル形式

Inbound Refineryは、WindowsまたはUNIXで実行されている場合、OpenOfficeを使用して一部のファイル・タイプを直接PDFに変換できます。「OpenOfficeを使用してPDFに変換」オプションは、「プライマリWeb標準可能レンディション」ページで選択します。

このオプションの使用時には、Inbound RefineryにはOpenOfficeのみが必要であり、サード・パーティDistillerエンジンは不要です。

次の表は、WindowsまたはUNIX上でOpenOfficeを使用してPDFに変換できる一般的なファイル形式を示しています。次の重要な注意事項に留意してください。