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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentのマネージング
11g リリース1 (11.1.1)
B72426-04
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22 Inbound Refineryの管理

この章では、エージェントとプロバイダの管理、Webサーバー・フィルタの構成、動的および静的なレイアウト・ファイルのパブリッシュなど、Oracle WebCenter Content: Inbound Refineryの管理に必要な管理タスクについて説明します。

この章では、次の項目について説明します。

22.1 リファイナリの認証とユーザーの管理

Oracle WebLogic Serverドメイン内で管理対象サーバーが実行されている場合、ユーザーとグループによるInbound RefineryへのアクセスはOracle WebLogic Serverによって制御され、システムのセキュリティ構成はWebLogic Serverコンソールを通じて処理されます。

Oracle Internet DirectoryまたはOracle Access Managerを使用したシングル・サインオンなどの追加のサービスが必要な場合は、WebLogic Serverのコントロールを使用して、Inbound Refineryを管理するOracle WebLogic Serverドメインにこれらのサービスをリンクできます。

デプロイ時に、Inbound RefineryロールrefineryadminにOracle Inbound Refineryを管理する権限が付与されています。Inbound Refineryに対する権利が必要なユーザーは、Oracle WebLogic Serverで対応するrefineryadminグループに属する必要があります。

追加情報については、次のドキュメントを参照してください。

表22-1 システム・セキュリティに関する追加のドキュメント

タスク 情報参照先

Oracle WebLogic Serverの管理

Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの管理

Oracle WebCenter Contentの管理

Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentの管理



22.1.1 シングル・サインオンとの統合

Oracle Access Manager (OAM)はID管理とセキュリティ対策のための製品で、オラクル社のエンタープライズクラスの製品スイートの一部です。ID管理とセキュリティに関する多彩な機能が搭載されており、Fusion MiddlewareとカスタムのFusion Middlewareアプリケーションで使用できるシングル・サインオンのオプションも複数用意されています。Oracle Fusion Middleware 11gを使用している環境では、OAMのシングル・サインオン・ソリューションをお薦めします。

Oracle Fusion Middleware 11gのインストール規模が比較的小さく、Oracle Access Managerのようなエンタープライズクラスのシングル・サインオン・インフラストラクチャが不要な環境では、特定のFusion Middlewareアプリケーション内でシングル・サインオン機能を実装すれば十分です。SAMLベースのSSOソリューションを構成してください。その他のエンタープライズ・アプリケーションにまたがるシングル・サインオンが必要な場合、このソリューションはお薦めできません。

Microsoftのデスクトップ・ログインを使用して、Microsoftドメイン・コントローラに対してActive Directoryのユーザー・アカウントで認証を行っている企業では、Microsoftクライアントを使用してSSOを構成する方法も考えられます。

これらのSSOソリューションを設定する方法は、次のドキュメントの項に記載されています。

表22-2 シングル・サインオンに関するドキュメント

目的 参照ガイド

OAMとOSSOの構成

『Oracle Fusion Middlewareセキュリティ・ガイド』

Windowsのネイティブ認証を使用したシングル・サインオン

Oracle WebLogic Server管理コンソール・ヘルプ: 認証プロバイダとアイデンティティ・アサーション・プロバイダの構成

WebLogic SAMLを使用したシングル・サインオン

『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverセキュリティの管理』のSAML認証プロバイダの構成に関する項


22.2 リファイナリの変換キューの管理

リファイナリはいずれかのコンテンツ・サーバー・インスタンスのプロバイダとして設定されています。ファイルがコンテンツ・サーバーにチェックインされると、/vaultディレクトリ(ネイティブ・ファイル・リポジトリ)にネイティブ・ファイルのコピーが格納されます。ネイティブ・ファイルのフォーマットは、ファイルが元々作成されたフォーマット(Microsoft Wordなど)です。

ファイル形式が変換対象として設定されている場合、コンテンツ・サーバーは変換前キューに変換ジョブを作成します。次に、コンテンツ・サーバーは、リファイナリ・プロバイダのうちアクティブになっているリファイナリの1つ(変換を受け入れるように構成され、ビジーでないリファイナリ)に変換ジョブを配信しようとします。コンテンツ・サーバーは、アクティブなリファイナリに変換パラメータを送信します。

リファイナリは変換パラメータを受け取ると、次のデータをコンテンツ・サーバーに返します。

リファイナリがジョブを受け入れない場合、コンテンツ・サーバーは次に使用可能なリファイナリに配信しようとします。いずれかのリファイナリがジョブを承認するか、最大転送時間に達するまで、コンテンツ・サーバーはジョブの転送を試行し続けます。最大転送時間に達すると、ジョブはコンテンツ・サーバーの変換前キューから削除され、コンテンツ・アイテムはGenWWWステータスのままとなります。

リファイナリがジョブを受け入れると、コンテンツ・サーバーは変換データと変換対象ファイルが格納されているZIPファイルをリファイナリにアップロードします。さらに、コンテンツ・サーバーは、変換ジョブの追跡に使用するエントリをRefineryJobs表に配置します。リファイナリは、変換ジョブをその変換前キューに配置します。

次に、リファイナリは必要に応じて適切な変換オプションをコールして、指定された変換の実行を試みます。リファイナリは、変換ジョブの処理を完了すると、変換ジョブをその変換後キューに配置します。コンテンツ・サーバーは、リファイナリを定期的にポーリングし、そのRefineryJobs表内の変換ジョブが完了したかどうかを調べます。リファイナリが変換ジョブの処理の完了を報告すると、コンテンツ・サーバーは変換されたファイル(たとえば、Webで表示可能なサムネイル・ファイルやPDFファイルなど)をリファイナリからダウンロードし、変換ジョブをその変換後キューに配置し、必要な場合は変換後機能を起動します。

リファイナリ・キューの管理設定は、コンテンツ・サーバーとリファイナリの両方で構成できます。リファイナリ・キューの管理には、次のページが使用されます。

次のリファイナリのページには、リファイナリ・キューの管理に使用される情報および設定が含まれます。

22.3 エージェントとプロバイダの管理

このセクションのトピックは次のとおりです:

22.3.1 エージェント管理

エージェントを管理する際に実行するタスクは、次のとおりです。

22.3.1.1 詳細ロギング

各リファイナリ・エージェントに対して詳細ロギングを有効にできます。詳細ロギングがオンになっていると、一般的なエージェント・ステータス情報、各変換エンジン・アクションの詳細な説明(いつ変換が開始されたか、ファイルの詳細、変換ステップの詳細、変換結果など)、およびエラーがリファイナリ・エージェント・ログに記録されます。詳細ロギングがオフになっていると、一般的なエージェント・ステータス情報およびエラーのみがリファイナリ・エージェント・ログに記録されます。

リファイナリ・エージェントに対して詳細ロギングを有効にする手順は次のとおりです。

  1. リファイナリにログインします。

  2. 「リファイナリ管理」「エージェント管理」を選択します。

  3. 「エージェント管理」ページで、該当するリファイナリ・エージェントに対する「詳細ロギングの有効化」チェック・ボックスを選択します。

  4. 最後に保存した設定に戻すには、「リセット」をクリックします。

  5. 「更新」をクリックして変更を保存します。

22.3.1.2 エージェントの削除

リファイナリ・エージェントは、リファイナリ・エージェントの変換前または変換後キューに変換ジョブがない場合にのみ削除できます。リファイナリ・エージェントを削除する手順は次のとおりです。

  1. リファイナリにログインします。

  2. 「リファイナリ管理」「エージェント管理」を選択します。

  3. 「エージェント管理」ページで、リファイナリ・エージェントの「アクション」メニューから「エージェントの削除」を選択します。

  4. 「エージェントの削除」ページで、「エージェントagent_nameの削除の確認」チェック・ボックスを選択して、エージェントの削除を承認します。エージェント・キュー内の履歴、ログおよびジョブも削除されることに注意してください。

  5. 「エージェントの削除」をクリックします。

22.3.2 リファイナリ・プロバイダの管理

リファイナリ・プロバイダを構成する必要はありません。WebベースのInbound Refineryインタフェースを使用してリファイナリ・プロバイダ情報を表示する手順は次のとおりです。

  1. リファイナリにログインします。

  2. ナビゲーション・メニューから「リファイナリ管理」「プロバイダ」を選択します。

22.4 リファイナリの情報の表示

この項では、リファイナリの情報を表示する方法を説明します。

22.4.1 リファイナリの構成情報

WebベースのInbound Refineryインタフェースを使用してリファイナリの構成情報を表示する手順は次のとおりです。

  1. リファイナリにログインします。

  2. ナビゲーション・メニューから「リファイナリ管理」「構成情報」を選択します。「構成情報」ページに、メイン・システム設定の概要が表示されます。さらに、現在有効化または無効化されているすべてのインストール済のサーバー・コンポーネントやカスタム・コンポーネントも一覧表示されます。

「構成情報」ページは、情報の提供のみを目的としたページであり、編集できません。

22.4.2 リファイナリのシステム監査情報

WebベースのInbound Refineryインタフェースを使用してリファイナリのシステム監査情報を表示する手順は次のとおりです。

  1. リファイナリにログインします。

  2. ナビゲーション・メニューから「リファイナリ管理」「システム監査情報」を選択します。「システム監査情報」ページに、問題のトラブルシューティングやサーバーのパフォーマンス調整に役立つ情報が表示されます。

    このページの「一般的な情報」セクションには、次の情報が表示されます。

    • 受信するリクエストの数が多すぎるかどうかに関する情報。

    • システムのメモリー・キャッシュに関する情報。メモリー不足に関するエラーのトラブルシューティングに役立ちます。また、ユーザー数とデータ量が多いリファイナリ・サーバーを実行しているときに重要となる情報です。

    • 現在実行中のJavaスレッドに関する情報。この情報はエラーの原因を特定する場合に有用です。

    • 監査メッセージのリスト。

    リファイナリのトレースは、セクション単位でアクティブ化できます。アクティブなセクションのトレースが、「コンソール出力」ページに表示されます。セクション・トレースは、サーバーのどのセクションが問題の原因となっているかを特定する場合、または特定のセクションの詳細を表示するときに便利です。セクションを追加する場合は、追加するセクションを記載したカンマ区切りリストを作成します。

    「トレース・セクション情報」見出しの横にある情報アイコンをクリックすると、トレースに使用できるセクションのリストが簡単な説明とともに表示されます。たとえば、refineryをアクティブ化すると変換ステータスに関する拡張情報が表示され、ref-configをアクティブ化すると現在の実行環境に対する変更がトレースされ、refsteplogicをアクティブ化するとどの変換ステップを使用するかを決定するロジックがトレースされます。ワイルドカード文字*がサポートされています。ref*は、refineryref-configおよびrefsteplogicを含む、接頭辞refで始まるすべてのセクションをトレースします。

    トレース・セクションの中には、詳細出力をサポートするものもあります。詳細出力をサポートするアクティブなセクションを詳細にトレースする場合には、「完全な詳細トレース」を有効にします。


    重要:

    このページで設定したオプションは、「保存」を有効にして「更新」をクリックしないかぎり、リファイナリの再起動時に失われます。


22.5 Webサーバー・フィルタの構成

WebベースのInbound Refineryインタフェースを使用してリファイナリに対するWebサーバー・フィルタを構成する手順は次のとおりです。

  1. リファイナリにログインします。

  2. ナビゲーション・メニューから「リファイナリ管理」「フィルタ管理」を選択します。表示された「Webサーバー・フィルタの構成」ページを使用すると、リファイナリとのWebサーバー・フィルタ通信の構成およびトラブルシューティングを実行できます。

22.6 動的および静的なレイアウト・ファイルのパブリッシュ

動的および静的なレイアウト・ファイルをパブリッシュする手順は次のとおりです。

  1. リファイナリにログインします。

  2. 動的なレイアウト・ファイルをパブリッシュするには、「管理」「管理アクション」を選択し、「Webレイアウト公開」セクションで「動的なレイアウト・ファイルのパブリッシュ」をクリックします。PUBLISH_WEBLAYOUT_FILESサービスが実行されます。

    すべての動的なレイアウト・ファイル(.cssファイルと.jsファイル)はリファイナリのIntradocDir/shared/config/templatesディレクトリからWebレイアウト・ディレクトリにパブリッシュされます。このサービスは、リファイナリのカスタマイズ時に使用されます。また、PUBLISH_WEBLAYOUT_FILESサービスは、リファイナリが再起動されるたびに実行されます。

  3. 静的なレイアウト・ファイルをパブリッシュするには、「管理」「管理アクション」を選択し、「Webレイアウト公開」セクションで「静的なレイアウト・ファイルのパブリッシュ」をクリックします。PUBLISH_STATIC_FILESサービスが実行されます。

    すべての静的なレイアウト・ファイル(グラフィック・ファイル)はリファイナリのIntradocDir/shared/publishディレクトリからWebレイアウト・ディレクトリにパブリッシュされます。このサービスは、リファイナリのカスタマイズ時に使用されます。PUBLISH_STATIC_FILESサービスの実行には時間がかかることがあるため、このサービスはリファイナリが再起動されるたびに実行されることはありません。リファイナリのカスタマイズ時には、このサービスは手動で実行する必要があります。

使用可能なその他のパブリッシュ・オプションおよびコンテンツ・サーバーとリファイナリ・サーバーのカスタマイズの詳細は、コンテンツ・サーバーに付属のドキュメントを参照してください。

22.7 Windowsでのアクティブ・ウィルス・スキャン

Windows上でのInbound Refineryの実行時には、一部のInbound Refineryおよびコンテンツ・サーバー・ディレクトリのアクティブ・ウィルス・スキャンにより変換が失敗することがあります。

アクティブ・ウィルス・スキャンから、次のコンテンツ・サーバー・ディレクトリを除外してください。

アクティブ・ウィルス・スキャンから、次のInbound Refineryディレクトリを除外してください。

22.8 日付書式とタイムゾーンの変更

この項では、デフォルトの日付書式とデフォルトのタイムゾーン設定の変更について説明します。

22.8.1 日付書式の変更

デフォルトのEnglish-USロケールでは、年は2桁('yy')で表現され、1969年から2068年の間のものとして解釈されます。つまり、65は1965年ではなく、2065年とみなされます。English-USロケールで1969年より前の年が正しく解釈されるようにするには、そのロケールのデフォルトの日付書式を、年が4桁('yyyy')で表されるように変更する必要があります。

この問題は、すでに年の表現に4桁を使用しているEnglish-UKロケールには当てはまりません。

デフォルトのEnglish-US日付書式を変更する手順は次のとおりです。

  1. システム・プロパティ・ユーティリティを起動します。

    • Microsoft Windows: 「スタート」「プログラム」「Oracle Content Server」を選択します。「refinery_instance」「ユーティリティ」「システム・プロパティ」を選択します。

    • UNIX: リファイナリのインストール・ディレクトリの/binサブディレクトリにあるSystemPropertiesスクリプトを実行します。

  2. 「ローカライズ」タブを開きます。

  3. ロケールのリストでEnglish-USエントリを選択し、「編集」をクリックします。

  4. 「ロケールの構成」ダイアログで、日付書式を、2桁('yy')ではなく4桁('yyyy')を使用して年を表すように修正します。

  5. 編集が終了したら、「OK」をクリックして「ロケールの構成」ダイアログを閉じます。

  6. 「OK」をクリックして変更を適用し、「システム・プロパティ」を終了します。

  7. リファイナリを停止して再起動します。

22.8.2 タイムゾーンの設定

Inbound Refineryのインストール中に、選択したシステム・ロケールに対してデフォルトのタイムゾーンを使用することを指定している場合があります。この場合、インストーラによってオペレーティング・システムのタイムゾーンの検出と、それに応じたリファイナリのタイムゾーンの設定が自動的に試行されます。一部のシナリオでは、オペレーティング・システムのタイムゾーンが認識されないことがあります。この場合、タイムゾーンはUTC(協定世界時)に設定されます。これはグリニッジ標準時(GMT)と同じです。

この場合、タイムゾーンは手動で設定する必要があります。

  1. システム・プロパティ・ユーティリティを起動します。

    • Microsoft Windows: 「スタート」「プログラム」「Oracle Content Server」を選択します。「refinery_instance」「ユーティリティ」「システム・プロパティ」を選択します。

    • UNIX: リファイナリのインストール・ディレクトリの/binサブディレクトリにあるSystemPropertiesスクリプトを実行します。

  2. 「サーバー」タブを開きます。

  3. 「システム・タイムゾーン」ドロップダウン・リストから、リファイナリに対して使用するタイムゾーンを選択します。

  4. 「OK」をクリックして変更を適用し、「システム・プロパティ」を終了します。

  5. リファイナリを停止して再起動します。

22.9 リファイナリのステータスの監視

作成されるログ・ファイルを使用して、リファイナリのステータスを監視できます。エージェントは、リファイナリにジョブを送信する、コンテンツ・サーバーなどのエンティティです。変換ステータス情報は、情報を見やすくし、詳細を見つけやすいように、エージェントによって切り離され、記録されます。

リファイナリに対して2つのタイプのログ・ファイルが作成されます。

22.9.1 リファイナリのステータスの表示

エントリは、イベントの発生に従って終日にわたり適切なログ・ファイルに追加され、日付および時間別にリストされます。リファイナリ・ログ・エントリに付けられるタイムスタンプは、ログ・エントリが作成された日時を表し、これは必ずしもアクションが実行された日時ではありません。

各エージェントに対して複数の変換が同時に実行される場合があるため、各リファイナリ・エージェント・ログ・エントリの先頭には変換番号が示されます。たとえば、「変換ジョブ'3513'のログ・エントリ」というように表示されます。次のタイプのログ・エントリが生成されます。

ログ・エントリ 説明

情報

ステータス情報を表示します。たとえば、起動情報や変換エンジン・アクションの説明など。

エラー

発生したエラーを表示します。


詳細ロギングを有効化できます。オンになっていると、一般的なエージェント・ステータス情報、各変換エンジン・アクションの詳細な説明(いつ変換が開始されたか、ファイルの詳細、変換ステップの詳細、変換結果など)、およびエラーが記録されます。詳細ロギングがオフになっていると、一般的なエージェント・ステータス情報およびエラーのみがリファイナリ・エージェント・ログに記録されます。

ログ・ファイルには「詳細」リンクが含まれている場合があります。「詳細」リンクをクリックすると、ログの詳細が開いたり閉じたりします。通常、ログの詳細は、スタック・ダンプかエラーを生成したコードへのトレース・バックのどちらかです。

22.9.1.1 変換ステータスの表示

リファイナリは、最初の変換ジョブをリファイナリに送信するときに各エージェントを作成します。それまではリファイナリでエージェントの情報を使用できません。

すべてのリファイナリ・エージェントに対する変換の現在のステータスを表示する手順は次のとおりです。

  1. リファイナリにログインします。

  2. 「メイン」メニューの「ホーム」を選択するか、「メイン」メニューの「ステータス」「リファイナリのステータス」を選択します。

22.9.1.2 リファイナリのログの表示

リファイナリのログ・ファイルを表示する手順は次のとおりです。

  1. リファイナリにログインします。

  2. 「メイン」メニューの「ホーム」を選択して「リファイナリ・ログ」タブを選択するか、「メイン」メニューの「ステータス」「リファイナリのステータス」を選択して「リファイナリ・ログ」タブを選択します。

  3. 「リファイナリ・ログ」ページで、ログ・リンクをクリックしてリファイナリ・ログを表示します。

22.9.1.3 コンソール出力の表示

リファイナリのコンソール出力を表示する手順は次のとおりです。

  1. リファイナリにログインします。

  2. 「メイン」メニューの「ホーム」を選択して「コンソール出力」タブを選択するか、「メイン」メニューの「ステータス」「リファイナリのステータス」を選択して「コンソール出力」タブを選択します。

    • コンソール出力をリフレッシュするには、「更新」をクリックします。

    • コンソール出力を消去するには、「クリア」をクリックします。

22.9.1.4 変換履歴の表示

特定のリファイナリ・エージェントに対する、変換履歴内の最新の50個の変換を表示する手順は次のとおりです。

  1. リファイナリにログインします。

  2. メニューから「ステータス」「agent_name」を選択して「変換履歴」タブを選択するか、「リファイナリのステータス」ページでエージェントに対する「アクション」メニューから「変換履歴の表示」を選択します。

  3. 「変換履歴」ページで、「コンテンツID」リンクをクリックして「変換の詳細」ページを表示します。

22.9.2 エージェントのステータスの表示

特定のエージェントのステータス、およびすべてのエージェントに対するキューを表示できます。

22.9.2.1 特定のステータスの表示

特定のリファイナリ・エージェントに対する変換の現在のステータスを表示する手順は次のとおりです。

  1. リファイナリにログインします。

  2. 次のいずれかの方法で、「エージェントのステータス」ページに移動します。

    • エージェント名をクリックします。

    • ナビゲーション・メニューから「ステータス」「agent_name」を選択します。

    • 「リファイナリのステータス」ページで、該当エージェントの「アクション」メニューから「詳細ステータスの表示」を選択します。

22.9.2.2 エージェントのキューの表示

特定のリファイナリ・エージェントに対する変換前および変換後キュー内のアイテムを表示する手順は次のとおりです。

  1. リファイナリにログインします。

  2. ナビゲーション・メニューから「ステータス」「agent_name」を選択して「キュー内のアイテム」タブを選択するか、「リファイナリのステータス」ページでエージェントに対する「アクション」メニューから「キュー内のアイテムの表示」を選択します。

  3. 「キュー内のアイテム」ページで、「リフレッシュ」をクリックして、ページの情報を更新します。

22.9.2.3 エージェントのログの表示

特定のリファイナリ・エージェントに対するログ・ファイルを表示する手順は次のとおりです。

  1. リファイナリにログインします。

  2. ナビゲーション・メニューから「ステータス」「agent_name」を選択して「エージェント・ログ」タブを選択するか、「リファイナリのステータス」ページでエージェントに対する「アクション」メニューから「エージェント・ログの表示」を選択します。

  3. 「エージェント・ログ」ページで、ログ・リンクをクリックしてリファイナリ・エージェント・ログを表示します。