Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentでの開発 11gリリース1 (11.1.1) B72427-04 |
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ホーム > Oracle WebCenter Contentによる開発 > 構成情報の変更
この章では、Idocスクリプトのカスタム・スクリプト言語を使用して、または他の開発ツールおよびテクノロジを使用して、Oracle WebCenter Content Serverの構成を変更する方法について説明します。
この章の内容は次のとおりです。
構成情報は、コンテンツ・サーバーのサーバー側の専用スクリプト言語であるIdocスクリプトを使用して変更できます。Idocスクリプトを使用すると、変数を参照したり、条件付きでコンテンツをHTMLページに含めたり、問合せから返された結果をループ処理できます。Idocスクリプトは(クライアント側でなく)サーバー側で評価されるため、ページ要素が評価されるのは、ブラウザが要求してから、要求されたページがクライアントに返されるまでの間です。
高度なカスタマイズ、および他のビジネス・システムとの統合には、コンテンツ・サーバーでサポートされている、他の開発ツールおよびテクノロジを使用できます。
Idocスクリプトは主に、次の状況で使用されます。
インクルード・コードの場合、インクルードは、コンテンツ・サーバーWebページの作成に使用されるコードを定義します。これは、リソース・ファイル内で一度定義されたら、必要に応じてテンプレート・ファイルによって参照されます。インクルードは、コンテンツ・サーバーのWebサイトのほとんどすべてのページで使用されます。
既存のインクルードに対する例外を定義するスーパー・タグも使用できます。スーパー・タグはインクルードに対して、既存のインクルードで始め、指定されたコードを使用して、そのインクルードに追加するか、またはそのインクルードを変更するように指示します。
変数の場合は、変数を使用してコンテンツ・サーバーの動作をカスタマイズできます。変数の値は、config.cfg
ファイルなどの環境リソースに格納でき、コンテンツ・サーバーで事前設定されているものも数多くあります。独自のカスタム変数を定義することもできます。
関数の場合は、数多くの組込みグローバル関数がContent Serverで使用されています。これらによって、日付フォーマットや文字列比較などのアクションが実行されます。結果を返す関数もあれば、「プロファイル」ページにあるようなパーソナライズ機能に使用される関数もあります。
条件の場合は、コードをテストしたり、アセンブルされたWebページにコードを含めたり、アセンブルされたWebページからコードを除外する場合に、条件を使用できます。
ループの場合は、Idocスクリプトを使用して利用できるループ処理には2つのタイプがあります。1つはResultSetループで、問合せから返されたResultSetの行ごとに、一連のコードが繰り返されます。もう1つはwhileループで、これは条件付きループです。
管理領域(ワークフローのカスタマイズ、Webレイアウト、アーカイバ、検索式など)において。
使用法、構文および構成変数の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Content構成リファレンス』を参照してください。
高度なカスタマイズ、および他のビジネス・システムとの統合のために、コンテンツ・サーバーでは、次の開発ツールおよびテクノロジをサポートしています。
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