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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentの使用
11g リリース1 (11.1.1)
B72428-03
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26 デスクトップ・アプリケーションからの管理対象コンテンツへの直接アクセス

Oracle WebCenter Content: Desktopには、使い慣れたあらゆるデスクトップ・アプリケーションから、統一された方法でファイルを管理するための簡略化されたインタフェースが用意されています。

この章では、次の項目について説明します。

Oracle WebCenter Content: Desktopの使用方法の詳細は、『Oracle WebCenter Content: Desktopの使用』を参照してください。

26.1 Oracle WebCenter Content: Desktopについて

Oracle WebCenter Content: Desktopは、コンピュータにインストールするオプションのソフトウェアで、一般的なデスクトップ・アプリケーション(Microsoft Wordなど)内からコンテンツ・サーバーにアクセスできます。

コンテンツ・サーバー独自のインタフェースを使用せずに、使用しているデスクトップ・アプリケーションからコンテンツ管理タスク(チェックアウト、チェックインヤその他多数)を直接実行できます。

また、Webブラウザを設定して、ブラウザの検索フィールドからWebCenter Contentリポジトリを直接検索できます。

次のデスクトップ・アプリケーションを使用できます。

サポートされているバージョンなどの詳細は、『Oracle WebCenter Content: Desktopの使用』サポートされているクライアント・アプリケーションに関する説明を参照してください。

次のコンテンツ・サーバーを使用できます(すべてのサーバーで全機能がサポートされているわけではありません)。


注意:

管理タスクは、コンテンツ・サーバー独自のインタフェースを使用して実行する必要があるため、コンテンツ・サーバーの管理はサポートされているデスクトップ・アプリケーションを介して実行することはできません。


26.2 Windowsエクスプローラを介したコンテンツの管理

コンピュータにOracle WebCenter Content: Desktopクライアント・ソフトウェアをインストールすると、Windowsエクスプローラのフォルダ・ペインに「WebCenter Content Servers」というノードが表示されます。このノードの下にあるすべてのコンテンツ・サーバーに接続できます。コンテンツ・サーバーごとにライブラリ、フォルダおよびファイルの階層が表示されます。この階層の外観は、コンテンツ・サーバーの種類、バージョンおよび構成によって異なります。サーバーのコンテンツは、コンテンツ、プレビューおよび詳細ペインで確認できます。

Windowsエクスプローラへのデスクトップ統合
図dtp_tree_server.gifの説明

Windowsエクスプローラから実行できる操作を次に示します(コンテンツ・サーバーの種類や構成で可能な場合)。

詳細は、『Oracle WebCenter Content: Desktopの使用』の「Windowsエクスプローラへの統合」を参照してください。

26.3 Microsoft Word、Microsoft ExcelおよびMicrosoft PowerPointでの管理対象コンテンツの使用

コンピュータにOracle WebCenter Content: Desktopクライアント・ソフトウェアをインストールすると、Microsoft OfficeアプリケーションにWebCenter Contentメニューまたはリボンが追加されます。

Microsoft Wordへのデスクトップ統合
図dtp_word.gifの説明

Microsoft Officeアプリケーションから実行できる操作を次に示します(コンテンツ・サーバーの種類や構成で可能な場合)。

詳細は、『Oracle WebCenter Content: Desktopの使用』の「Microsoft Officeアプリケーションへの統合」を参照してください。

26.4 Microsoft OutlookおよびLotus Notesでの管理対象コンテンツの使用

コンピュータにOracle WebCenter Content: Desktopクライアント・ソフトウェアをインストールすると、多数のコンテンツ管理機能が電子メール・クライアント(Microsoft OutlookまたはLotus Notes)で使用可能になります。

詳細は、『Oracle WebCenter Content: Desktopの使用』の「電子メール・クライアントへの統合」を参照してください。

Microsoft Outlookへの統合

コンテンツ管理項目がMicrosoft Outlookのメニューまたはリボンに追加されます。さらにオプションで、「WebCenter Content Servers」というノードが、メール・フォルダ・パネルに追加されます。ここには、接続可能なすべてのコンテンツ・サーバーと、コンテンツ・サーバーごとのライブラリ、フォルダおよびファイルの階層が表示されます。この階層の外観は、コンテンツ・サーバーの種類、バージョンおよび構成によって異なります。プレビュー・ペインには、サマリー情報、メタデータ、セキュリティ情報およびドキュメントのプレビュー用のタブ付きパネルが表示されます。

Outlookへのデスクトップ統合
図dtp_outlook.gifの説明

Microsoft Outlookから実行できる操作を次に示します(コンテンツ・サーバーの種類や構成で可能な場合)。

コンテンツ・サーバーから開いた電子メール・メッセージは変更できますが、変更したメッセージをコンテンツ・サーバーに戻すことはできません。

チェックアウト後に変更された電子メール・メッセージをチェックインすることはできません。

Lotus Notesへの統合

コンテンツ管理項目がLotus Notesのアクション・メニューに追加されます。

Lotus Notesのアクション・メニュー
図dtp_lotus.gifの説明

Lotus Notesから実行できる操作を次に示します(コンテンツ・サーバーの種類や構成で可能な場合)。

26.5 管理対象コンテンツを検索するためのWebブラウザの検索フィールドの使用

必要な場合、Oracle WebCenter Content Searchを検索ブラウザ(たとえばGoogleなどのかわりに)として使用するようにWebブラウザを設定できます。これによって、使用しているブラウザの検索フィールドからWebCenter Contentインスタンスのコンテンツを直接検索できます。

IE Webブラウザに追加されたデスクトップ検索機能

Webブラウザ(Internet Explorer、Mozilla FirefoxまたはGoogle Chrome)から実行できる操作を次に示します。

Webブラウザのコンテンツ・サーバー検索プロバイダは、特定のOracle WebCenter Content Serverのインスタンス専用です。単一の検索プロバイダを使用して複数のコンテンツ・サーバーを検索することはできません。

検索対象のコンテンツ・サーバーに現在ログインしている場合は、検索条件を満たすサーバー上のすべてのコンテンツ・アイテムのうち、アクセス権限のあるコンテンツ・アイテムが表示されます。ログインしていない場合は、パブリック・コンテンツのみが表示されます。

詳細は、『Oracle WebCenter Content: Desktopの使用』の「Webブラウザへの統合」を参照してください。