Oracle® Fusion Middleware Oracle Enterprise Repository統合ガイド 11g リリース1 (11.1.1.7) B72433-02 |
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この章では、Serena PVCS DimensionsをOracle Enterprise Repositoryと統合する方法について説明します。これによって、Oracle Enterprise Repository内でWebDAV対応のPVCSリポジトリを使用できるようになります。
この章は次の項で構成されています。
Serena Changemanプラグインを追加するには、次の手順を実行します。
コンピュータのOracle_HOME\repositoryXXX\core\tools\solutions
ディレクトリに移動します。Oracle Enterprise Repositoryのすべてのソリューション・パックの一覧が表示されます。
OER30-RC-Enhanced-SCM-Integrations.zipファイルを一時ディレクトリに解凍します。
データベースに適切なSQLツールを使用して、一時ディレクトリにあるSQLスクリプトを実行して、Oracle Enterprise RepositoryデータベースにSerena Changemanを追加します。
この手順は、Oracle Enterprise Repositoryのアセット・エディタで実行します。
「アクション」メニューから、アーティファクト・ストアの構成を選択します。
「追加」をクリックして、新規アーティファクト・ストアの作成ダイアログを開きます。
次のパラメータを使用して、新しいSCMリポジトリを作成します。
ホスト名: <app server name with port>
Harvest-HTTPアーティファクト・ストア統合がインストールされる場所。
パス: harvest_rep/retrieve/<harvest_broker_name>
ユーザー名とパスワードは空白にします。
「OK」をクリックします。
PVCSアーティファクト・ストアを構成するには、次の手順を実行します。
Oracle Enterprise Repositoryにユーザーとしてログインします。(アーティファクト・ストアの編集権限を持つロールへの割当てが必要です。)
「アセット」画面のサイドバーで、アセットの編集/管理リンクをクリックします。アセット・エディタが起動します。
「アクション」メニューで、アーティファクト・ストアの構成を選択します。アーティファクト・ストアの構成ダイアログが表示されます。
「追加」ボタンをクリックします。新規アーティファクト・ストアの作成ダイアログが表示されます。
わかりやすいリポジトリの名前を入力します。
「タイプ」リストで、このリポジトリ定義にPVCSリポジトリ・タイプを選択します。
サーバーのホスト名とパスを入力します。
必要に応じて、ユーザー名とパスワードを入力します。
注意:
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終了したら、「保存」をクリックします。
PVCSリポジトリを使用して、ファイルをアセットに追加するには、次の手順を実行します。
アセット・エディタを起動します。
適切なアセットを選択します。
アセットの「概要」タブの「ファイル情報」セクションに移動します。
「追加」をクリックします。
ダイアログで、必要に応じて名前と説明を入力します。
「編集」をクリックします。URLの編集ダイアログが表示されます。
「リポジトリ・ファイル」オプションを選択します。
「ホスト」ドロップダウン・リストから、PVCSリポジトリを選択します。
「ファイル名」ボックスで、ファイル名を入力するか、PVCSリポジトリでファイルを参照して選択します。
「表示」を選択して、URLをテストします。
構成によっては、ユーザー名とパスワードがURLに表示されることがあります。ファイル・レベルで個々のユーザーを認証すれば、この問題は解決されますが、Oracle Enterprise Repositoryのアセット・エディタでSerena PVCS Dimensionsブラウザが無効になります。アーティファクト・ストアの定義でプロキシのダウンロード・リクエスト・オプションを使用すると、ユーザーがこれらの詳細情報にアクセスできなくなります。
プロキシのダウンロード・リクエスト・オプションをアーティファクト・ストアの定義で選択しない場合、特定のSerena PVCS Dimensionsのファイルパスの特性を悪用して、制限付きのファイルに不正にアクセスされる可能性があります。