Oracle® Fusion Middleware WebCenter Sites: サポート・ソフトウェアのインストールと構成 11g リリース1 (11.1.1.8.0) E49673-02 |
|
前 |
次 |
この章では、Oracle HTTP Serverをインストールし、WebLogicとともに使用するようにOracle HTTP Serverを構成する手順について説明します。
この章に含まれる項は、次のとおりです。
Oracle HTTP Serverをインストールする手順は次のとおりです。
Oracle HTTP Serverは、Oracle Web TierのWebサーバー・コンポーネントとして用意されています。Oracle Web Tier 11gをOracleからダウンロードします。次の手順は、Oracle FMW Web Tierをダウンロード済で、Linuxシステムにインストール済であることを想定しています。
非rootユーザーを作成し、ダウンロードしたOracle Web Tierのzipファイルからインストーラ・コンテンツを展開します。
展開したディレクトリに移動し、runInstaller
を実行します。最初のインストール時には、インベントリ・ディレクトリについて確認されます(図7-1)。「参照」を選択し、正しいグループ名を選択して、「OK」をクリックします。
この章では、「ローカル・インベントリを使用してインストールを続行」を選択します(図7-2)。これは、インストールの構成に適用されない場合があります。
「ようこそ」画面(図7-3)で、「次へ」をクリックします。
ソフトウェアの更新をインストールする場合は、資格証明を入力し(図7-4)、「次へ」をクリックします。
「インストール・タイプの選択」画面(図7-5)で、「インストールと構成」を選択して「次へ」をクリックします。
「前提条件のチェック」の手順(図7-6)で、すべての必要な前提条件を満たしていることを確認して、「次へ」をクリックします。
この章では、Middlewareホームを作成します(図7-7)。これは、インストールの構成に適用されない場合があります。
「セキュリティ・アップデートの指定」の手順(図7-8)で、セキュリティ更新を受けとるための詳細情報を入力します。
このリリースでは、Oracle HTTP ServerをWebLogicドメインに関連付けません。Web Tierコンポーネントの関連付けには、JRFによるWebLogicドメインの作成も含まれます。WebCenter Sitesバージョン11.1.1.8.0は、JRFおよびEMコンポーネントがあるWebLogicドメインに適切にデプロイされません。
「コンポーネントの構成」画面では(図7-9)、「選択されたコンポーネントとWebLogicドメインの関連付け」オプションを有効にしません。このオプションが有効になっている場合は無効化します。「次へ」をクリックします。
「コンポーネントの詳細の指定」の手順(図7-10)で、Web Tierコンポーネントの詳細情報を指定して、「次へ」をクリックします。
「Web Cache管理者パスワード」の手順(図7-11)で、Webキャッシュ・パスワードを入力し、「次へ」をクリックします。
構成に応じて、「自動でポートを構成」オプションを選択するか、「構成ファイルを使用してポートを指定」オプションを選択します(図7-12)。「構成ファイルを使用してポートを指定」オプションを選択した場合、ポートの指定に使用する構成ファイルのファイル名を指定します。ポートは、必要に応じて後から変更できます。「次へ」を選択します。
「インストール・サマリー」の手順(図7-13)で、インストール・サマリーを確認し、「インストール」をクリックします。
「構成の進行状況」の手順(Figure 7-14)で、構成が完了したら、「次へ」をクリックします。
「インストールの進行状況」の手順で、インストールの進行状況が表示されます(図7-15)。インストーラによってデフォルトでWeb Tierコンポーネントが起動されます。
コマンド・ラインからの起動と停止
コンポーネントをコマンド・ラインから起動または停止するには、次の手順に従います。
cd
を使用してインスタンス・ディレクトリに移動します。/binディレクトリでopmnctl
コマンドを実行します。すべてのコンポーネントの使用を起動または停止するには、次の手順に従います。
./opmnctl stopall ./opmnctl startall
1つのコンポーネントの場合は、最初に./opmnctl start
を実行し、次に示すコマンドを使用して特定のコンポーネントを起動および停止します。
./opmnctl startproc ias-component=<Oracle HTTP Server1> ./opmnctl stopproc ias-component=<Oracle HTTP Server1> ./opmnctl restartproc ias-component=<Oracle HTTP Server1>