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Oracle® Fusion Middleware WebCenter Sites: サポート・ソフトウェアのインストールと構成
11g リリース1 (11.1.1.8.0)
E49673-02
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6 IBM WebSphere Application Serverのインストール

この章では、WebSphere Application Serverバージョン8をインストールする方法について説明します。この章で説明する手順は次のとおりです。

6.1 IBM Installation Managerのインストール

この項では、IBM Installation Managerをインストールする方法について説明します。

IBM Installation Managerをインストールするには

  1. 特定のディレクトリでIBM Installation Managerのzipファイルを展開し、次のコマンドを実行します。

    cd <iim_directory> (need to add this to dir list)
    ./install
    

    このコマンドによって、IBM Installation Managerのインストーラが起動します。

  2. 「Install Packages」画面で、インストールするIBM IMのバージョンを選択します(図6-1)。

    図6-1 インストール・パッケージ

    図6-1の説明が続きます
    「図6-1 インストール・パッケージ」の説明

  3. 「Next」をクリックします。

  4. ライセンス契約を読んで、同意し(図6-2)、「Next」をクリックします。

    図6-2 ライセンス契約

    図6-2の説明が続きます
    「図6-2 ライセンス契約」の説明

  5. 図6-3で示されているように、Installation Managerディレクトリのパスを入力し、「Next」をクリックします。

    図6-3 インストール・マネージャの場所

    図6-3の説明が続きます
    「図6-3 インストール・マネージャの場所」の説明

  6. 「Install」をクリックしてインストール処理を開始します(図6-4)。

    図6-4 ターゲット・ロケーション

    図6-4の説明が続きます
    「図6-4 ターゲット・ロケーション」の説明

    図6-5で示されているように、インストーラが必要なインストール・ファイルを取得します。

    図6-5 インストール・ファイル

    図6-5の説明が続きます
    「図6-5 インストール・ファイル」の説明

  7. インストールが完了したら、インストール・マネージャを再起動します。次に、IBM Installation Managerを使用して、WebSphere Application Serverをインストールします。

6.2 IBM IMを使用したWebSphere Application Serverのインストール

この項では、IBM IMが正常にインストールされていることを想定しています。

WebSphere Application Serverをインストールするには

  1. IBM WASインストール・ディレクトリを一時フォルダに解凍します。例: /tmp/was8

  2. IBM IMディレクトリに移動し、インストーラを起動します。インストーラが起動したら、「Install」をクリックします。

  3. 「Repositories」リンクをクリックし、WebSphere Application Serverをインストールするリポジトリを構成します(図6-6)。

    図6-6 リポジトリ・リンク

    図6-6の説明が続きます
    「図6-6 リポジトリ・リンク」の説明

  4. 「Add Repository」をクリックし、WAS8インストーラ・ファイル(/tmp/was8)を展開した一時ディレクトリに移動して、respositories.configファイルを選択します(図6-7)。

    図6-7 「Add a Repository」ダイアログ・ボックス

    図6-7の説明が続きます
    「図6-7 「Add a Repository」ダイアログ・ボックス」の説明

  5. 「OK」をクリックします。

    IBM IMは、リポジトリを基にして、インストールされるバージョンを識別します。

  6. 適切なバージョンを選択し、「Next」をクリックします(図6-8)。

    図6-8 バージョンの選択

    図6-8の説明が続きます
    「図6-8 バージョンの選択」の説明

  7. ライセンス契約を読んで、同意します(図6-9)。「Next」をクリックします。

    図6-9 ライセンス契約

    図6-9の説明が続きます
    「図6-9 ライセンス契約」の説明

  8. 「Shared Resources Directory」フィールドで、「Browse」をクリックし、共有リソースのディレクトリを選択します(図6-10)。「Next」をクリックします。

    図6-10 共有リソース・ディレクトリ

    図6-10の説明が続きます
    「図6-10 共有リソース・ディレクトリ」の説明

  9. 「Installation Directory」フィールドで、「Browse」をクリックし、WAS8のインストール・ディレクトリを選択します(図6-11)。「Next」をクリックします。

    図6-11 新しいパッケージ・グループ

    図6-11の説明が続きます
    「図6-11 新しいパッケージ・グループ」の説明

  10. インストールする翻訳を選択し(図6-12)、「Next」をクリックします。

  11. 適用可能なパッケージをすべて選択し(図6-13)、「Next」をクリックします。

    図6-13 アプリケーション・パッケージ

    図6-13の説明が続きます
    「図6-13 アプリケーション・パッケージ」の説明

  12. 「Next」をクリックして、選択内容を確認し(図6-14)、「Install」をクリックします。

    図6-14 選択の確認

    図6-14の説明が続きます
    「図6-14 選択の確認」の説明

    IBM IMによってインストール・プロセスが開始されます(図6-15)。

    図6-15 インストールの進行状況

    図6-15の説明が続きます
    「図6-15 インストールの進行状況」の説明

  13. インストール・プロセスが正常に完了したら、プロファイルを作成するプロファイル管理ツールを起動するように促されます。「Profile Management Tool to create an application server profile」を選択し(図6-16)、 「Finish」をクリックします。

    図6-16 プロファイル管理ツールの選択

    図6-16の説明が続きます
    「図6-16 プロファイル管理ツールの選択」の説明

  14. デプロイ・マネージャ・コンソールにセキュリティ・ユーザー名およびパスワードを入力し(図6-17)、「Next」をクリックします。

    図6-17 管理セキュリティ

    図6-17の説明が続きます
    「図6-17 管理セキュリティ」の説明

  15. 「Cell (deployment manager and a federated application server)」を選択します。セル環境では2つのプロファイルが作成されます。1つはデプロイメント・マネージャ用で、1つはアプリケーション・サーバー用です(図6-18)。「次へ」をクリックします。

    図6-18 環境の選択

    図6-18の説明が続きます
    「図6-18 環境の選択」の説明

  16. 「Profile Creation Options」画面で、「Typical profile creation」を選択し(図6-19)、「Next」をクリックします。

    図6-19 プロファイル作成オプション

    図6-19の説明が続きます
    「図6-19 プロファイル作成オプション」の説明

  17. 「Profile Creation Summary」画面の情報を確認し(図6-20)、「Create」をクリックします。

    図6-20 プロファイル作成サマリー

    図6-20の説明が続きます
    「図6-20 プロファイル作成サマリー」の説明

  18. プロファイルが正常に作成されたら(図6-21)、「Finish」をクリックします。

    図6-21 プロファイル作成の完了

    図6-21の説明が続きます
    「図6-21 プロファイル作成の完了」の説明

  19. この時点で、正常なWAS8のインストールとセルenvのプロファイルの作成が完了しました。最新のパッチ・リリースへWebSphereを更新する必要がある場合は、第6.3項「WebSphere Application Serverの更新」に進んでください。更新が不必要な場合、WebCenter Sitesをインストールする前に、WebCenter Sites用にWebSphereを構成できます。WebCenter Sitesのインストール・プロセスおよびWebLogicの構成手順の詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter Sitesインストレーション・ガイド』を参照してください。

6.3 WebSphere Application Serverの更新

この項では、WAS8のインストールとセルenvのプロファイルの作成が正常に完了していることを想定しています。この項では、WAS8を更新するための手順について説明します。

WebSphereアプリケーション・サーバーの更新

WebSphereをアップグレードする場合、必ずIBMが推奨しているアプリケーション・サーバーとJDKにアップグレードしてください。アプリケーション・サーバーをアップグレードする手順は、次のとおりです。JDKにもこれらの手順を繰り返します。

  1. IBM IMディレクトリに移動し、インストーラを起動します(図6-22)。インストーラが起動したら、「Update」をクリックします。サポートされいている最新版を選択し、「Next」をクリックします。

    図6-22 IBM IMディレクトリ

    図6-22の説明が続きます
    「図6-22 IBM IMディレクトリ」の説明

  2. インストールするフィックス・パックを選択し(図6-23)、「Next」をクリックします。

    図6-23 フィックス・パックの選択

    図6-23の説明が続きます
    「図6-23 フィックス・パックの選択」の説明

  3. ライセンス契約を読んで、同意し(図6-24)、「Next」をクリックします。

    図6-24 ライセンス契約

    図6-24の説明が続きます
    「図6-24 ライセンス契約」の説明

  4. 更新する機能を選択し(図6-25)、「Next」をクリックします。

    図6-25 更新の機能

    図6-25の説明が続きます
    「図6-25 更新の機能」の説明

  5. 「Update」をクリックしてインストール処理を開始します(図6-26)。

    図6-26 更新プロセス

    図6-26の説明が続きます
    「図6-26 更新プロセス」の説明

  6. 更新プロセスが正常に完了したら(図6-27)、「Finish」をクリックします。

    図6-27 更新パッケージ

    図6-27の説明が続きます
    「図6-27 更新パッケージ」の説明