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Oracle® Fusion Middleware WebCenter Sitesユーザーズ・ガイド
11gリリース1 (11.1.1.8.0)
E49680-01
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22 フレックス・アセット・モデル

コンテンツ・プロバイダは、フレックス・アセット・モデルを詳細まですべて理解する必要はありません。この章では、このデータ・モデルの一般概念と、コンテンツ・プロバイダとこのデータ・モデルの関わりの概要を説明することを目的としています。

この章は、次の項で構成されています。

22.1 フレックス・アセット・モデルの概要

第1章「WebCenter Sitesの概要」で説明しているように、WebCenter Sites開発者は、ベーシック・アセット・モデルとフレックス・アセット・モデルの2つのアセット・データ・モデルを使用してアセット・タイプを作成し、アセット・データをWebCenter Sitesデータベースに格納する方法を定義します。

フレックス・アセット・モデルは、ベーシック・アセット・モデルより複雑です。ベーシック・アセットでは、アセットの1つのインスタンスの情報がデータベース表の1つの行に格納されますが、フレックス・アセットでは、1つのインスタンスの情報が複数のデータベース表に格納されます。

ベーシック・アセット・タイプがスタンドアロン・アセット・タイプであるのに対して、フレックス・アセット・タイプはアセット・タイプのファミリから構成されます。フレックス・ファミリのメンバーは次のとおりです。

フレックス・ファミリのメンバーはアセット継承ツリーを形成し、このツリーで子アセットは親から様々な属性を継承します。

コンテンツ・プロバイダは、フレックス・ファミリのすべてのメンバーを直接操作するわけではありません。実際に主な操作対象となるのは、フレックス・ファミリの主要メンバーであるフレックス・アセットです(ただし、フレックス・ファミリの他のすべてのメンバーは、なんらかの形でフレックス・アセットに関与しています)。適切な権限を持っている場合は、新しいフレックス属性(フレックス・アセットの特性)の作成を担当する場合もあります。