| Oracle® Fusion Middleware WebCenter Sitesユーザーズ・ガイド 11gリリース1 (11.1.1.8.0) E49680-01 |
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この章では、ナビゲーションのリファレンスとして、Contributorインタフェースの最も一般的に使用されるコンポーネントの機能について簡単に説明します。
このクイック・リファレンスでは、次の項目について説明します。
メニュー・バーには次のオプションが含まれています。
コンテンツ: 現在処理中のアセットを管理するためのオプションを含むメニューを開きます。これには、アセットの作成、アセットの保存、アセットのパブリッシュの承認、アセットのブックマーク、別のサイトとのアセットの共有、特定のアセットのアクセス権限の設定などが含まれます。
編集: アセットを調査、変更、コピーおよび削除するためのコンテンツ管理ツールを含むメニューを開きます。このメニューでは、アセットに割り当てられているレイアウト(テンプレート)の変更や、リビジョン追跡の処理も可能です。
表示: フォーム・モードまたはWebモードでアセットを表示するためのツールと、様々な方法でアセットをプレビューするためのオプション(別のレイアウト(テンプレート)やサイト・ラッパーを使用したアセットのプレビュー、別個のブラウザ・ウィンドウでのアセットのプレビューなど)を含むメニューを開きます。このメニューには、アセットのステータスのサマリー画面を表示するオプションも含まれます。この画面には、アセットのワークフローおよび承認ステータスに関する情報が含まれます。
下矢印アイコン: このアイコンをクリックすると、アプリケーション・バーが開きます。WebCenter Sitesに初めてログインすると、アプリケーション・バーはすでに開いています。この場合に表示される上矢印アイコンをクリックすると、アプリケーション・バーを閉じることができます。アプリケーション・バーには次の項目が含まれます。
最近使用したアプリケーション(5つまで)。権限を持っているアプリケーションであれば、WebCenter Sitesにログインしなおすことなく切り替えることができます。
WebCenter Sitesの管理インタフェースにアクセスする権限を持っている場合は、「管理」アプリケーション・アイコンがアプリケーション・バーに表示されます。このアイコンをクリックすると、WebCenter Sitesの管理インタフェースが開きます。
ユーザー名。クリックしてプロフィールを管理できます。
「サイト」ドロップダウン・メニュー。権限を持っている別のサイトに切り替えることができます。
「ログアウト」ボタン。セッションを終了し、WebCenter Sitesからログアウトします。
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注意: ナビゲーション・ペインの右端をドラッグすると、ペインの幅を調整できます。ナビゲーション・ペインを非表示にするには、ナビゲーション・ペインの右端にある「ツリー・ナビゲーションの非表示」バーをクリックします。 |
ナビゲーション・ペインには次の項目が含まれます。
サイト・ツリー: Webサイト上のページの編成を階層的に表示します。ページはサイト・プラン(Webサイトのナビゲーションを表現する)の下の階層に配置するか、または"配置取消し"にする(ページをサイト・プランに属さないようにする)ことができます。単一のCMサイト内に複数のサイト・プランが含まれることがあります。サイト・プランへのページの配置とページの配置取消し(サイト・プランからのページの除去)については、第10.2項「ページの配置および配置取消し」を参照してください。
コンテンツ・ツリー: 現在のサイトで使用可能なアセット・タイプおよびフレックス関係階層を表示します。親アセットをダブルクリックして「参照」タブを開くと、関連付けられている子アセットを表示できます。フレックス関係階層の詳細は、第8.2項「親子関係」を参照してください。
「ワーク」ツリー: 「ワーク」ノードおよび「履歴」ノードを処理できます。詳細は、第6.6項「アセットの編成」を参照してください。
ワークスペースは、Contributorインタフェースの中心にあります。「ホーム」タブは、Contributorインタフェースに初めてログインしたとき、最初に表示されるタブです。このタブには、図21-3に示すように、ダッシュボードが含まれています。
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注意: 「ホーム」タブには、いつでも、「ホーム」タブをクリックして戻ることができます。「ホーム」タブを閉じることはできません。 |
ダッシュボードの外観は、ユーザーによって異なります。あるユーザーのダッシュボードには、そのユーザーに関連する情報のみが表示されるからです。また、ウィジェットは、ダッシュボード上の必要な場所にドラッグ・アンド・ドロップすることによって、配置を変更できます。ダッシュボードに表示されるウィジェットの詳細は次のとおりです。
ブックマーク: 将来簡単に取得できるようにアセットにブックマークを付けると、そのアセットにはこのウィジェットからアクセスできます。ブックマークが付けられたアセットは、「ワーク」ツリーの「ブックマーク」ノードからもアクセスできます。
保存済検索: 保存済検索は、後から使用するために保存しておいた検索条件です。このウィジェットには、保存済検索として保存したすべての検索条件と、ユーザーに割り当てられたロールで他のWebCenter Sitesユーザーが共有したすべての保存済検索のリストが表示されます。
割当て: 現在のサイトの、現在のワークロードの概要が表示されます。このウィジェットから、ワークフロー・プロセス中に割り当てられたアセットにアクセスし、割当てを終了できます。
チェックアウト: 現在チェックアウトされているアセットの概要が表示されます。
アセットにブックマークを付けると、将来、それらのアセットに簡単にアクセスできます。ブックマークが付けられたアセットは、図21-4に示すように、「ワーク」ツリーの「ブックマーク」ノードと、ダッシュボードの「ブックマーク」ウィジェットに表示されます。
ブックマークが付けられたアセットにアクセスするには、「ブックマーク」ウィジェットでアセットの名前をクリックします。また、ブックマークが付けられたアセットのリストからアセットを削除するには、該当するアセットの行を選択して「ブックマークの削除」をクリックします。アセットは、「ブックマーク」ウィジェットおよび「ワーク」ツリーの「ブックマーク」ノードから削除されます。
アセットへのブックマーク付けの詳細は、第6.6.1.1項「アセットへのブックマーク付け」を参照してください。
保存済検索は、検索を実行した後、その検索の結果をレンダリングするために使用した検索条件を保存することによって作成します。目的の検索条件を保存済検索として保存すると、「保存済検索」ウィジェットで自動的にアクセス可能になります(図21-5)。別のWebCenter Sitesユーザーが検索条件を保存済検索として保存し、ユーザー自身に割り当てられている1つ以上のロールと共有した場合、その保存済検索がユーザーの「保存済検索」ウィジェットにも表示されます。
保存済検索の詳細は、第6.5.1項「保存済検索としての検索条件の保存」を参照してください。
現在作業中のサイトで、あるアセット・タイプに関してワークフローが有効になっている場合、「割当て」ウィジェットには、図21-6のように、現在割り当てられているすべてのアセットのリストが表示されます。
「割当て」ウィジェットでは、自分に割り当てられているアセットを処理し、ワークフロー・プロセスの次の手順に渡すために割当てを終了できます。ワークフローの詳細は、第16章「ワークフロー」を参照してください。
現在作業中のサイトで、あるアセット・タイプに関してリビジョン追跡が有効になっている場合、「チェックアウト」ウィジェットには、図21-7に示すように、チェックアウト済のアセットのリストが表示されます。
リビジョン追跡の詳細は、第15章「リビジョン追跡」を参照してください。
ログインしてアセットにアクセスすると、ワークスペースにタブが開き、アセットがフォーム・モードまたはWebモードで表示されます。作成、編集または調査のどの処理を行うかによって、タブでのアセットの表示方法が決まります。ワークスペースで一度に開くことのできるタブの数に制限はありません。
アセットの「調査」ビューをフォーム・モードで表示しているアセット・タブ
アセットの「調査」ビューをWebモードで表示しているアセット・タブ
アセット・ツールバーは、フォーム・モードとWebモードの両方で使用でき、アセットの編集、保存、調査およびプレビューなど、最も一般的に使用されるコンテンツ管理機能を開始できます。
アセット・ツールバーは動的です。つまり、次の条件に基づいて様々な機能が表示されます。
実行中のコンテンツ管理タスク
選択したタスクを実行するために必要な権限があるかどうか
リビジョン追跡などのコンテンツ管理機能が、現在処理中のアセット・タイプおよびサイトに対して有効になっているかどうか
フォーム・モードでアセットを処理するとき、タブにはそのアセットのコンテンツ・エントリ・フォームが表示されます。1つのアセットのフォームは複数のセクションに分割されており、フォーム・セクション・セレクタを使用してアクセスできます。管理者は、ユーザーのサイト上のアセット・フォーム(および個々のセクション)をカスタマイズできるほか、特定のフォーム・セクションにアクセスする権限を付与または拒否することもできます。
表21-1は、WebCenter Sitesの実装で使用できるデフォルトのフォーム・セクションのリストです。
表21-1 フォーム・セクション
| セクション | 実行できる作業 |
|---|---|
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コンテンツ |
アセットに格納されているコンテンツを表示および編集します。 詳細は、第3章「フォーム・モードでのアセットの作成、共有および編集」および第4章「Webモードでのアセットの作成、共有および編集」を参照してください。 |
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マーケティング |
アセットのEngageオプションを表示および編集します。 詳細は、第17章「Oracle WebCenter Sites: Engageの概要」、第18章「Engageによる訪問者のセグメントへのグループ化」、第19章「Engageによる推奨の作成および構成」および第20章「Engageによるプロモーションの作成」を参照してください。 |
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メタデータ |
作成日、変更日、アセットID、アセット固有の属性など、アセットのメタデータを表示します。 アセットのロケール設定を変更します(詳細は、第11.2項「アセットのロケール指定の設定または変更」を参照)。 |
「検索」タブは、Contributorインタフェースで検索または詳細検索を実行したときに開き、図21-10に示すように、検索条件に一致するアセットのリストが表示されます。
「検索」タブは次のコンポーネントで構成されています。
検索ツールバー: 「検索」タブにリストされているアセットを承認、ブックマークおよび削除できるほか、検索結果リストのリフレッシュもできます。
検索リスト・オプション・バー: 検索結果リストのワークスペースの右側へのドッキング、検索の実行に使用した検索条件の保存、検索結果リストのサムネイル表示とリスト表示の切替えができます。このバーには、検索問合せのヒントも表示されます。
検索結果リストをワークスペースの右側にドッキングすると、「ソート」メニューも表示され、検索の結果をソートできます。
検索結果リスト: 検索条件に一致するアセットのリストが表示されます。リスト内でアセット名をクリックすると、タブが開き、そのアセットの「調査」ビューが表示されます。リスト内でアセット名を右クリックすると、そのアセットのコンテキスト・メニューが表示されます。このメニューには、実行可能なコンテンツ管理オプションが含まれています。
検索の実行の詳細は、第6章「アセットの検索と編成」を参照してください。
「参照」タブ(図21-11)には、次のコンテンツ管理機能を実行したときに返されるアセットのリストが表示されます。
「ワーク」ツリーの「ブックマーク」ノードをダブルクリック: 「参照」タブが開き、ブックマークが付けられたアセットのリストが表示されます。詳細は、第6.6.1.2項「ブックマークを付けたアセットへのアクセス」を参照してください。
「コンテンツ・ツリー」で親アセットをダブルクリック: 「参照」タブが開き、その親に所属する子のリストが表示されます。第2.3.7項「アセットにアクセスするその他の方法」を参照してください。
「参照」タブは、「検索」タブと同じコンポーネントで構成されています。唯一の違いは、参照リスト・オプション・バーに「検索の保存」オプションが表示されないことです。このアセットのリストは、「コンテンツ・ツリー」で親アセットをダブルクリックするか、「ワーク」ツリーで「ブックマーク」ノードをダブルクリックすることによって返されるため、保存済検索として保存する検索条件はありません。
ログイン後にアセットを最初に検索すると、返されたアセットのリストで「検索」タブのワークスペースが一杯になります。リスト内で任意のアセットをクリックすると、ワークスペースに別のタブが開き、選択したアセットが表示されます。「検索」タブに切り替えて「ドッキング」をクリックすると、アセットを表示しているタブの右側に検索結果がドッキングされます(次を参照)。これにより、アセットと検索結果リストを同時に表示できます。
図21-12は、アセットの「調査」ビューをフォーム・モードで表示しているタブの右側に検索結果リストがドッキングされているワークスペースの例を示しています。
ヒント: アセットを「編集」ビューで表示したタブが開いているときに、検索を実行すると、検索結果リストはアセットのタブの右側に自動的にドッキングされます。
検索結果を「検索」タブに表示するには、検索結果ペインで「ドッキング解除」をクリックします。
検索結果リストを閉じるには、「X」アイコンをクリックします。
表21-2は、ユーザーの権限に従ってインタフェースに表示されるアイコンを示しています。
表21-2 アセット・ツールバーのアイコン
| アイコン | 実行できる作業 |
|---|---|
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編集: アセットを「編集」ビューで表示して、変更できます。 アセットを編集する権限がない場合は、このアイコンは無効(グレー表示)になります。 |
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調査: アセットを「調査」ビューで表示します。 |
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プレビュー: アセットのプレビューを表示します。 アセットをプレビューする権限がない場合は、このアイコンは無効(グレー表示)になります。 |
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セグメントを使用したプレビュー: クリックすると、必要なセグメントを使用して、アセットのプレビューが表示されます。 |
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マルチ・デバイス・プレビュー: クリックすると、アセットが1種類以上のモバイル・デバイスに表示されるときの状態を示す、アセットのプレビューが表示されます。 このアイコンは、Mobilityコンポーネントがサイトに対して構成されていない場合は無効(グレー表示)になります。 |
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保存: アセットに対してこれまでに行った変更を保存して、アセットの「編集」フォームは開いたままにします。 |
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削除: アセットを手動で削除します。 アセットを削除する権限がない場合は、このアイコンは無効になります。 |
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承認: アセットのパブリッシュを承認します。 アセットを承認する権限がない場合は、このアイコンは無効(グレー表示)になります。 |
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テンプレートの変更: 作業中のアセット用に、別のテンプレートを選択します。選択するテンプレートによって、Webサイトでのアセットのレンダリング方法が決まります。 アセットのテンプレートを変更する権限がない場合は、このアイコンは無効(グレー表示)になります。 |
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チェックアウト: このアセット・タイプに関してリビジョン追跡が有効になっている場合は、このアイコンをクリックしてアセットをチェックアウトします。アセットを再度チェックインするまで、他のユーザーはこのアセットを変更できません。 アセットがリビジョン追跡されていない場合は、このアイコンは無効(非表示)になっています。 |
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チェックイン: このアセット・タイプに関してリビジョン追跡が有効になっていて、アセットがチェックアウトされている場合は、このアイコンをクリックしてアセットを再度チェックインします。これで、他のユーザーがこのアセットを処理できます。 アセットがリビジョン追跡されていない場合や、アセットがチェックアウトされていない場合は、このアイコンは無効(非表示)になっています。 |
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チェックアウトを元に戻す: このアセット・タイプに関してリビジョン追跡が有効になっている場合は、このアイコンをクリックしてチェックアウトを元に戻します。 アセットがリビジョン追跡されていない場合は、このアイコンは無効(非表示)になっています。 |
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ロールバック: このアセット・タイプに関してリビジョン追跡が有効になっている場合は、このアイコンをクリックしてアセットを前のバージョンにロールバックします。 アセットがリビジョン追跡されていない場合は、このアイコンは無効(非表示)になっています。 |
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バージョンの表示: このアセット・タイプに関してリビジョン追跡が有効になっている場合は、このアイコンをクリックしてアセットのリビジョン履歴レポートを表示します。 アセットがリビジョン追跡されていない場合は、このアイコンは無効(非表示)になっています。 |
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チェックイン/チェックアウト: アセットをWebモードで表示しているときに、アセットのツールバーに表示されます。このアイコンをクリックして、プライマリ・アセット(作業中のアセット)およびプライマリ・アセットのWebページ・ビューに表示されるすべてのアセットに対してリビジョン追跡機能を実行します。 このアイコンは、リビジョン追跡が無効な場合でも、常に表示されます。 |
