ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middleware WebCenter Sites管理者ガイド
11gリリース1 (11.1.1.8.0)
E49682-01
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
製品リストへ移動
製品
目次へ移動
目次

前
 
 

65 パブリッシュのためのデフォルトのマッピング仕様

この章は、次の項で構成されています。

65.1 マッピング・フレームワーク

パブリッシュ・モデルのデフォルトのマッピング・フレームワークでは、次のコンポーネントが提供されます(表65-1「Documentumのデフォルト・データとフレックス・ファミリの対応データ」および表65-2「デフォルトのmappings.xml: <assettype mapping>」にもリストされています)。

publishコマンドが発行されると、次のようになります。

パブリッシュ時、Content Integration Agentはmappings.xmlファイルを参照して、パブリッシュするオブジェクトのタイプを特定します。publishコマンドで指定されたフォルダがパブリケーション・プロセスの開始ポイントになります。フォルダは、それに含まれるすべてのサブフォルダおよびドキュメントとともに、Documentum Folderタイプのフレックス親アセットとしてパブリッシュされます。

フォルダの構造(サブフォルダおよびドキュメント)を再現するために、Content Integration Agentはパス情報を参照します。サブフォルダが存在する場合、Content Integration Agentは対応するDocumentum Folderアセットを連鎖させて階層を再現します。

ドキュメントは、Documentum Documentタイプのフレックス・アセットとして処理されます。それらは対応するDocumentum Folderの親の下に配置されます。

65.2 Documentumフレックス・ファミリの仕様

表65-1「Documentumのデフォルト・データおよびフレックス・ファミリの対応データ」および表65-2「デフォルトのmappings.xml: <assettype mapping>」は、Documentumのデフォルトのオブジェクト・タイプから、WebCenter SitesのDocumentumフレックス・ファミリのアセット・タイプおよびアセットへのマッピングを要約したものです。カスタマイズ実装の場合は、フレックス・ファミリを再使用することも、独自に作成することもできます。

表65-1 Documentumのデフォルト・データとフレックス・ファミリの対応データ

Documentumのオブジェクト・タイプ フレックス・アセット・タイプ アセット

ドキュメントの属性脚注 1 :

  • title

  • subject

  • keywords

  • r_version_label

  • r_full_content_size

Documentum属性

ドキュメント属性を格納します。

  • title

  • subject

  • keywords

  • version label

  • file size

フォルダ

dm_folder (デフォルト)

Documentum親定義

フォルダ・タイプ定義を格納します。

親定義

dm_folder (デフォルト)

フォルダ

Documentum_Folder

フレックス親アセット・タイプです。

フォルダ・アセットを格納します。

Documentumフォルダ

ドキュメント

dm_document (デフォルト)

Documentum子定義

ドキュメント・タイプ定義を格納します。

ドキュメント定義

dm_document (デフォルト)

ドキュメント

Documentum_Document

フレックス(子)アセット・タイプです。

ドキュメント・アセットを格納します。

Documentumドキュメント


脚注 1 属性名は、Documentum WebTopインタフェースのTypesノードにリストされているものです。

表65-2 デフォルトのmappings.xml: <assettype mapping>

sourceid assetid

dm_folder

Documentum_Folder;<dm_folder>

dm_document

Documentum_Document;<dm_document>