この章では、RESTセキュリティの構成に関する情報および手順について説明します。この章は、次の項で構成されています。
REST認可は、アプリケーションのリソースに対してREST操作を実行する権限を付与するプロセスです。アプリケーションのリソースは、WebCenter Sitesのオブジェクトにマップされます。REST認可は、「デフォルトですべて拒否」モデルを使用します。権限が特定のグループに明示的に付与されていない場合、その権限は拒否されます。アプリケーションのデプロイおよびWEMフレームワークへの登録が完了した後、ユーザーを認可するのは一般管理者の責任です。
この項は、次のトピックで構成されています。
WEMセキュリティ・モデルは、WebCenter Sitesで事前定義されているオブジェクトとグループ、およびWebCenter Sitesで作成するアクションに基づいています(WebCenter SitesのオブジェクトはWEMフレームワークでRESTリソースにマップされます)。セキュリティは、WebCenter Sites Adminインタフェースでオブジェクト・タイプごとに構成する必要があります。
オブジェクトは、サイト、ユーザーまたはアセットなどの任意のエンティティを参照する一般用語です。保護されたオブジェクトには次のタイプがあります。
アセット・タイプ
サイト
ユーザー・ロケール
アプリケーション
アセット
ロール
ACL
索引
ユーザー
グループ
セキュリティ・グループは、ユーザーを集約して、ユーザーの(オブジェクトに対する操作)権限を同時に管理するために使用します。
アクションとは、LIST
、HEAD
、READ
、UPDATE
、CREATE
、DELETE
の各セキュリティ権限です。グループには、そのグループに許可されたオブジェクトを操作するための権限が割り当てられます。ACLなど一部のオブジェクトはリスト専用です(WebCenter Sitesで直接作成できますが、RESTを介しての作成はできません)。
前述したように、セキュリティ構成は1つの配列です。セキュリティ構成では次を指定します。
保護されたオブジェクト・タイプおよびオブジェクト
オブジェクトにアクセス可能なグループ
グループ(およびそのメンバー)がオブジェクトに対して実行できるアクション
RESTセキュリティの構成手順は、第37.2項「アプリケーション・リソースへのアクセスのユーザーへの認可」を参照してください。
セキュリティ権限を構成する際に、特定のタイプのすべてのオブジェクトまたは特定のタイプの単一のオブジェクトに権限が適用されるように指定できます。たとえば、任意のサイトに対するUPDATE
(POST)
権限を付与すると、グループ内のユーザーはすべてのサイトの詳細をWEMフレームワークで変更できるようになります。FirstSiteIIサンプル・サイトのUPDATE
(POST)
権限を付与すると、グループ内のユーザーはこのサイトの詳細をWEMで変更できるようになります。
アセットは常に特定のサイトからアクセスされるため、Asset
オブジェクト・タイプの場合、セキュリティ設定を適用するサイトを指定する必要があります。AssetType
オブジェクト・タイプを拡張するには、サブタイプを指定します。サブタイプはより細かくセキュリティ構成を行うために使用します。たとえば、アセット・タイプContent_C
に対してDELETE
権限を設定すると、RESTリソース/types/Content_C
に対してDELETE
リクエストを実行できます(つまり、システムからContent_C
アセット・タイプが削除されます)。
権限はグループにのみ付与できるため、ユーザーの全体的な権限は、そのユーザーの全グループを通じて権限が算出されるまで明確になりません。WEMフレームワークには、権限解決アルゴリズムが用意されています。その基本手順を次に示します。
RESTによって、ユーザーがメンバーシップを持つグループが検索されます。
RESTによって、各グループが実行できるREST操作およびその対象となるRESTリソースが判別されます。サイトまたはサブタイプが指定されている場合は、個々に考慮されます。
RESTによって、手順1および2の結果が比較されます。手順1で得られたグループの少なくとも1つが手順2で得られたグループのリストに存在する場合、アクセスは許可されます。それ以外の場合、アクセスは拒否されます。
この項を進める前に、次の手順に関する基本情報として第37.1項「REST認可」を読んでください。
注意: RESTリソースのセキュリティを構成するには、グループが必要です。権限はグループに割り当てます。グループのリストを表示するには、第37.2.1項「RESTセキュリティ構成の表示」を参照してください。グループを作成するには、第37.2.2項「グループの作成」を参照してください。 |
セキュリティ構成では、どのグループがどのRESTリソースに対するどの権限を持っているかを指定します。WebCenter Sitesでは、2つのデフォルト・グループのセキュリティ構成が定義されています。これらは、RestAdminとSiteAdmin_AdminSiteです。
RESTセキュリティ構成を表示するには:
一般管理者としてWebCenter Sites Adminインタフェースにログインします。
「管理」タブを選択し、「ユーザー・アクセス管理」ノード→「RESTセキュリティ」ノードの順に開いて、「セキュリティの構成」をダブルクリックします。
「セキュリティの構成」ウィンドウがメイン・ウィンドウに表示されます。
要件に応じて次を実行します。
新しいグループを作成するには、第37.2.2項「グループの作成」を参照してください。
グループにユーザーを追加するには、第37.2.3項「グループへのユーザーの追加」を参照してください。
RESTリソースのセキュリティ権限を構成するには、第37.2.4項「RESTリソースのセキュリティの構成」を参照してください。
注意: この手順を完了するために、必要なグループが存在することを確認します。権限はグループに割り当てます。 |
一般管理者としてWebCenter Sites Adminインタフェースにログインします。
WebCenter Sitesツリーで「管理」タブを選択します。「ユーザー・アクセス管理」ノード→「RESTセキュリティ」ノード→「グループ」の順に開きます。「新規追加」をダブルクリックします。
「新規グループの追加」フォームで、作成するグループの名前と簡単な説明を入力します。
「保存」をクリックします。
作成したグループが「グループ」ノードにリストされます。
グループを作成したら、次を実行できます。
グループにユーザーを追加します。手順は、第37.2.3項「グループへのユーザーの追加」を参照してください。
グループのRESTセキュリティを構成します。手順は、第37.2.4項「RESTリソースのセキュリティの構成」を参照してください。
グループにユーザーを追加することで、ユーザーがアクセスするアプリケーションで使用されるRESTリソースに対するユーザーの操作権限が決まります。
グループにユーザーを追加するには:
一般管理者としてWebCenter Sites Adminインタフェースにログインします。
WebCenter Sitesツリーで「管理」タブを選択します。「ユーザー・アクセス管理」ノード→「RESTセキュリティ」ノード→「グループへのユーザーの割当て」の順に開きます。「新規追加」をダブルクリックします。
「ユーザーへのグループの割当て」フォームで、ユーザーを選択し、リストされているグループの任意の組合せに対して割り当てます。
注意: グループに割り当てるユーザーがリストに表示されていない場合、そのユーザーはすでにグループのメンバーになっています。このユーザーを別のグループに割り当てるには、手順5を参照してください。 |
「保存」をクリックします。
選択したユーザー名は、「グループへのユーザーの割当て」ノードにリストされます。ユーザーの名前をダブルクリックすると、そのユーザーがメンバーになっているグループが表示されます。
(オプション)。特定のグループに割り当てるユーザーの名前が「ユーザー名」フィールドに表示されない場合、次を実行します。
WebCenter Sitesツリーで「管理」タブを選択します。「ユーザー・アクセス管理」ノード→「RESTセキュリティ」ノード→「グループへのユーザーの割当て」の順に開き、別のグループに割り当てるユーザーの名前をダブルクリックします。
ユーザーの「調査」フォームで「編集」をクリックし、「ユーザー・グループの編集」フォームを表示します。
「グループ」フィールドで、ユーザーを割り当てるグループを選択して「保存」をクリックします。
グループにユーザーが追加されたら、次を実行できます。
新しいグループを作成します。手順は、第37.2.2項「グループの作成」を参照してください。
グループのセキュリティを構成します。手順は、第37.2.4項「RESTリソースのセキュリティの構成」を参照してください。
セキュリティを構成する際、どのオブジェクト・タイプおよびオブジェクトにグループがアクセスできる必要があるか、およびどのアクションをグループがオブジェクトに対して実行できるかを指定します。
RESTリソースのセキュリティを構成するには:
一般管理者としてWebCenter Sites Adminインタフェースにログインします。
WebCenter Sitesツリーで「管理」タブを選択し、「ユーザー・アクセス管理」ノード→「RESTセキュリティ」→「セキュリティの構成」の順に開きます。「新規追加」をダブルクリックします。
「新規セキュリティ構成の追加」フォームでは、オブジェクト・タイプおよびオブジェクトのセキュリティを設定できます。
可能なセキュリティ構成の概要について、次の表を参照してください。
表37-1 使用できるアクション(セキュリティ権限)
アクション | 説明 |
---|---|
作成 |
指定したリソースの作成をグループに許可します。 |
削除 |
指定したリソースの削除をグループに許可します。 |
リスト |
指定したリソースの取得をグループに許可します。 |
読取り/先頭 |
指定したリソースの読取りをグループに許可します。読取りはリクエストされたリソースを返しますが、先頭はリクエストされたリソースについて記述するメタデータを返します。 |
更新 |
指定したリソースの変更をグループに許可します。 注意: 作成と更新はそれぞれが読取り/先頭権限とペアになります。これらの権限のいずれかをグループに割り当てると、自動的に読取り/先頭権限もグループに割り当てられます。 |
表37-2 可能なセキュリティ構成オプションの概要
オブジェクト・タイプ | 名前 | サブタイプ | サイト | 可能なアクション | 参照先 |
---|---|---|---|---|---|
ACL |
任意 |
該当なし |
該当なし |
リスト |
|
アプリケーション脚注 1 |
任意 |
該当なし |
該当なし |
作成、更新、削除 |
|
アプリケーション |
AppName |
該当なし |
該当なし |
更新、削除 |
|
アセット |
任意 |
該当なし |
任意 |
リスト、読取り/先頭、作成、更新、削除 |
|
アセット |
任意 |
該当なし |
SiteName |
リスト、読取り/先頭、作成、更新、削除 |
|
アセット |
AssetType |
該当なし |
SiteName |
リスト、読取り/先頭脚注 2 、作成、更新、削除 |
|
アセット |
AssetTypeおよびAssetName |
該当なし |
SiteName |
読取り/先頭、更新、削除 |
|
アセット・タイプ |
任意 |
該当なし |
該当なし |
リスト、読取り/先頭、作成、削除 |
|
アセット・タイプ |
AssetType |
該当なし |
該当なし |
読取り/先頭、削除 |
|
アセット・タイプ |
AssetType |
任意 |
該当なし |
リスト |
|
アセット・タイプ |
AssetType |
Subtype |
該当なし |
読取り/先頭 |
|
グループ |
任意 |
該当なし |
該当なし |
リスト |
|
グループ |
GroupName |
該当なし |
該当なし |
読取り/先頭 |
|
索引 |
任意 |
該当なし |
該当なし |
リスト、読取り/先頭、作成、更新、削除 |
|
索引 |
IndexName |
該当なし |
該当なし |
読取り/先頭、更新、削除 |
|
ロール |
任意 |
該当なし |
該当なし |
リスト、読取り/先頭、作成、更新、削除 |
|
ロール |
Role |
該当なし |
該当なし |
読取り/先頭、更新、削除 |
|
サイト |
任意 |
該当なし |
該当なし |
リスト、読取り/先頭脚注 3 、作成、更新、削除 |
|
サイト |
SiteName |
該当なし |
該当なし |
読取り/先頭、更新、削除 |
|
ユーザー |
任意 |
該当なし |
該当なし |
リスト、読取り/先頭、作成、更新、削除 |
|
ユーザー |
UserName |
該当なし |
該当なし |
読取り/先頭、更新、削除 |
|
UserDef |
任意 |
該当なし |
該当なし |
リスト |
|
UserLocale |
任意 |
該当なし |
該当なし |
リスト |
|
脚注 1 アプリケーションのセキュリティ設定例は、手順3を参照してください。
脚注 2 読取りは指定されたサイトのアソシエーションの読取りを許可します。
脚注 3 読取りは指定されたサイトのユーザーおよびアセット・タイプの読取りを許可します。
このリファレンスは、表37-2「可能なセキュリティ構成オプションの概要」に対応しています。表に示したセキュリティ構成の詳細について説明します。
このリファレンスは、次の項で構成されています。
ACLにグループ・セキュリティ権限を割り当てる際に、ACLリソース・リストをどのグループが表示できるかを決定します。
ACLのグループ・セキュリティを構成するには:
WebCenter Sitesツリーで「管理」タブを選択し、「ユーザー・アクセス管理」ノード→「RESTセキュリティ」→「セキュリティの構成」の順に開きます。「新規追加」をダブルクリックします。
「新規セキュリティ構成の追加」画面が表示されます。
「タイプ」フィールドで、「ACL」を選択します。
「名前」フィールドで、「任意」を選択します。
必要に応じて、「グループ」および「アクション」を選択します。
「保存」をクリックして構成を保存します。
フィールド定義:
アプリケーションにグループ・セキュリティ権限を割り当てる際に、指定したアプリケーションに対してどのグループがどの操作を実行できるかを決定します。
アプリケーションのグループ・セキュリティを構成するには:
WebCenter Sitesツリーで「管理」タブを選択し、「ユーザー・アクセス管理」ノード→「RESTセキュリティ」→「セキュリティの構成」の順に開きます。「新規追加」をダブルクリックします。
「新規セキュリティ構成の追加」画面が表示されます。
「タイプ」フィールドで、「アプリケーション」を選択します。
「名前」フィールドで、「任意」を選択します。
必要に応じて、「グループ」および「アクション」を選択します。
「保存」をクリックして構成を保存します。
フィールド定義:
アセットにグループ・セキュリティ権限を割り当てる際に、指定したアセットに対してどのグループがどの操作を実行できるかを決定します。
アセットのグループ・セキュリティを構成するには:
WebCenter Sitesツリーで「管理」タブを選択し、「ユーザー・アクセス管理」ノード→「RESTセキュリティ」→「セキュリティの構成」の順に開きます。「新規追加」をダブルクリックします。
「新規セキュリティ構成の追加」画面が表示されます。
「タイプ」フィールドで、「アセット」を選択します。
「サイト」フィールドで、適切なサイトを選択します。
「名前」フィールドで、「任意」を選択します。
必要に応じて、「グループ」および「アクション」を選択します。
「保存」をクリックして構成を保存します。
フィールド定義:
表37-5 「新規セキュリティ構成の追加」フォームのフィールド名
フィールド | 定義 |
---|---|
サイト |
グループに権限を付与するアセットに関連付けられているサイトを選択するか、「任意」を選択してシステム全体のすべてのアセットに対する権限をグループに付与します。 |
名前 |
グループに権限を付与するアセットに関連付けられているアセット・タイプを選択するか、「任意」を選択してすべてのアセットに対する権限をグループに付与します。また、「参照」ボタンをクリックして、選択したアセット・タイプの指定したアセットに対する権限をグループに付与することもできます。 |
グループ |
アセットを操作するための権限を付与するグループを選択します。 |
アクション |
セキュリティ権限をグループに割り当てます。オプションは、前のフィールドで選択した値によって異なります。たとえば、特定のサイト、特定のアセット・タイプおよび「リスト」を選択した場合、選択したグループのメンバーは、指定したアセット・タイプのアセットを、指定したサイトで検索できるようになります。 |
アセット・タイプにグループ・セキュリティ権限を割り当てる際に、指定したアセット・タイプに対してどのグループがどの操作を実行できるかを決定します。
アセット・タイプのグループ・セキュリティを構成するには:
WebCenter Sitesツリーで「管理」タブを選択し、「ユーザー・アクセス管理」ノード→「RESTセキュリティ」→「セキュリティの構成」の順に開きます。「新規追加」をダブルクリックします。
「新規セキュリティ構成の追加」画面が表示されます。
「タイプ」フィールドで、「アセット・タイプ」を選択します。
「名前」フィールドで、「任意」を選択します。
必要に応じて、「グループ」および「アクション」を選択します。
「保存」をクリックして構成を保存します。
フィールド定義:
表37-6 「新規セキュリティ構成の追加」のフィールド名
フィールド | 定義 |
---|---|
名前 |
グループに権限を付与するアセット・タイプを選択するか、「任意」を選択してすべてのアセット・タイプに対する権限をグループに付与します。 |
サブタイプ |
(オプション)グループに権限を付与するアセット・タイプのサブタイプを選択します。 注意: 「名前」フィールドで「任意」オプションを選択した場合、「サブタイプ」フィールドは表示されません。 |
グループ |
アセット・タイプを操作するための権限を付与するグループを選択します。 |
アクション |
セキュリティ権限をグループに割り当てます。オプションは、前のフィールドで選択した値によって異なります。たとえば、「任意」および「作成」を選択した場合、選択したグループのメンバーは、アセット・タイプを作成できるようになります。 |
Engageリソースにグループ・セキュリティ権限を割り当てる際に、Engageに対してどのグループがどの操作を実行できるかを決定します。
グループのグループ・セキュリティを構成するには:
WebCenter Sitesツリーで「管理」タブを選択し、「ユーザー・アクセス管理」ノード→「RESTセキュリティ」→「セキュリティの構成」の順に開きます。「新規追加」をダブルクリックします。
「新規セキュリティ構成の追加」画面が表示されます。
「タイプ」フィールドで、「Engage」を選択します。
「サイト」フィールドで、適切なサイトを選択します。
「名前」フィールドで、「任意」を選択します。
必要に応じて、「グループ」および「アクション」を選択します。
「保存」をクリックして構成を保存します。
フィールド定義:
表37-7 「新規セキュリティ構成の追加」フォームのフィールド名
フィールド | 定義 |
---|---|
サイト |
グループに権限を付与するアセットに関連付けられているサイトを選択するか、「任意」を選択してシステム全体のすべてのアセットに対する権限をグループに付与します。 |
名前 |
グループに権限を付与するアセットに関連付けられているアセット・タイプを選択するか、「任意」を選択してすべてのアセットに対する権限をグループに付与します。また、「参照」ボタンをクリックして、選択したアセット・タイプの指定したアセットに対する権限をグループに付与することもできます。 |
グループ |
アセットを操作するための権限を付与するグループを選択します。 |
アクション |
セキュリティ権限をグループに割り当てます。オプションは、前のフィールドで選択した値によって異なります。たとえば、特定のサイト、特定のアセット・タイプおよび「リスト」を選択した場合、選択したグループのメンバーは、指定したアセット・タイプのアセットを、指定したサイトで検索できるようになります。 |
グループにグループ・セキュリティ権限を割り当てる際に、指定したグループに対してどのグループがどの操作を実行できるかを決定します。
グループのグループ・セキュリティを構成するには:
WebCenter Sitesツリーで「管理」タブを選択し、「ユーザー・アクセス管理」ノード→「RESTセキュリティ」→「セキュリティの構成」の順に開きます。「新規追加」をダブルクリックします。
「新規セキュリティ構成の追加」画面が表示されます。
「タイプ」フィールドで、「グループ」を選択します。
「名前」フィールドで、「任意」を選択します。
必要に応じて、「グループ」および「アクション」を選択します。
「保存」をクリックして構成を保存します。
フィールド定義:
索引付きアセット・タイプにグループ・セキュリティ権限を割り当てる際に、指定した索引付きアセット・タイプに対してどのグループがどの操作を実行できるかを決定します。
注意: 索引付きアセット・タイプのセキュリティを構成する前に、WebCenter Sitesのグローバル検索およびアセット・タイプ検索のための索引付けを有効にする必要があります。これらの検索機能が有効になっていない場合、索引付きアセット・タイプのセキュリティは構成できません。 |
グループにグループ・セキュリティ権限を割り当てる際に、指定したグループに対してどのグループがどの操作を実行できるかを決定します。
索引付きアセット・タイプのグループ・セキュリティを構成するには:
WebCenter Sitesツリーで「管理」タブを選択し、「ユーザー・アクセス管理」ノード→「RESTセキュリティ」→「セキュリティの構成」の順に開きます。「新規追加」をダブルクリックします。
「新規セキュリティ構成の追加」画面が表示されます。
「タイプ」フィールドで、「グループ」を選択します。
「名前」フィールドで、「任意」を選択します。
必要に応じて、「グループ」および「アクション」を選択します。
「保存」をクリックして構成を保存します。
フィールド定義:
表37-9 「新規セキュリティ構成の追加」フォームのフィールド名
フィールド | 定義 |
---|---|
名前 |
グループに権限を付与する索引付きアセット・タイプの名前を選択します。「任意」を選択すると、すべての索引付きアセット・タイプに対する権限がグループに付与されます。「グローバル」を選択すると、グローバル検索に関連付けられているすべての索引付きアセット・タイプに対する権限がグループに付与されます。 |
グループ |
索引付きアセット・タイプを操作するための権限を付与するグループを選択します。 |
アクション |
セキュリティ権限をグループに割り当てます。オプションは、前のフィールドで選択した値によって異なります。たとえば、「任意」および「リスト」を選択した場合、選択したグループのメンバーは、システムのすべての索引付きタイプのアセットを検索できるようになります。 |
ロールにグループ・セキュリティ権限を割り当てる際に、指定したロールに対してどのグループがどの操作を実行できるかを決定します。
ロール・リソースのグループ・セキュリティを構成するには:
WebCenter Sitesツリーで「管理」タブを選択し、「ユーザー・アクセス管理」ノード→「RESTセキュリティ」→「セキュリティの構成」の順に開きます。「新規追加」をダブルクリックします。
「新規セキュリティ構成の追加」画面が表示されます。
「タイプ」フィールドで、「ロール」を選択します。
「名前」フィールドで、「任意」を選択します。
必要に応じて、「グループ」および「アクション」を選択します。
「保存」をクリックして構成を保存します。
フィールド定義:
サイトにグループ・セキュリティ権限を割り当てる際に、指定したサイトに対してどのグループがどの操作を実行できるかを決定します。
サイトのグループ・セキュリティを構成するには:
WebCenter Sitesツリーで「管理」タブを選択し、「ユーザー・アクセス管理」ノード→「RESTセキュリティ」→「セキュリティの構成」の順に開きます。「新規追加」をダブルクリックします。
「新規セキュリティ構成の追加」画面が表示されます。
「タイプ」フィールドで、「サイト」を選択します。
「名前」フィールドで、「任意」を選択します。
必要に応じて、「グループ」および「アクション」を選択します。
「保存」をクリックして構成を保存します。
フィールド定義:
ユーザーにグループ・セキュリティ権限を割り当てる際に、指定したユーザーに対してどのグループがどの操作を実行できるかを決定します。
ユーザー・リソースのグループ・セキュリティを構成するには:
WebCenter Sitesツリーで「管理」タブを選択し、「ユーザー・アクセス管理」ノード→「RESTセキュリティ」→「セキュリティの構成」の順に開きます。「新規追加」をダブルクリックします。
「新規セキュリティ構成の追加」画面が表示されます。
「タイプ」フィールドで、「ユーザー」を選択します。
「名前」フィールドで、「任意」を選択します。
必要に応じて、「グループ」および「アクション」を選択します。
「保存」をクリックして構成を保存します。
フィールド定義:
ユーザー定義にグループ・セキュリティ権限を割り当てる際に、システムのユーザー定義をどのグループが表示できるかを決定します。
UserDefリソースのグループ・セキュリティを構成するには:
WebCenter Sitesツリーで「管理」タブを選択し、「ユーザー・アクセス管理」ノード→「RESTセキュリティ」→「セキュリティの構成」の順に開きます。「新規追加」をダブルクリックします。
「新規セキュリティ構成の追加」画面が表示されます。
「タイプ」フィールドで、「UserDef」を選択します。
「名前」フィールドで、「任意」を選択します。
必要に応じて、「グループ」および「アクション」を選択します。
「保存」をクリックして構成を保存します。
フィールド定義:
ユーザー・ロケールにグループ・セキュリティ権限を割り当てる際に、UserLocaleリソース・リストをどのグループが表示できるかを決定します。
UserLocaleリソースのグループ・セキュリティを構成するには:
WebCenter Sitesツリーで「管理」タブを選択し、「ユーザー・アクセス管理」ノード→「RESTセキュリティ」→「セキュリティの構成」の順に開きます。「新規追加」をダブルクリックします。
「新規セキュリティ構成の追加」画面が表示されます。
「タイプ」フィールドで、「UserLocales」を選択します。
「名前」フィールドで、「任意」を選択します。
必要に応じて、「グループ」および「アクション」を選択します。
「保存」をクリックして構成を保存します。
フィールド定義:
訪問者にグループ・セキュリティ権限を割り当てる際に、訪問者アセットをどのグループが表示できるかを決定します。
訪問者リソースのグループ・セキュリティを構成するには:
WebCenter Sitesツリーで「管理」タブを選択し、「ユーザー・アクセス管理」ノード→「RESTセキュリティ」→「セキュリティの構成」の順に開きます。「新規追加」をダブルクリックします。
「新規セキュリティ構成の追加」画面が表示されます。
「タイプ」フィールドで、「訪問者」を選択します。
「名前」フィールドで、「任意」を選択します。
必要に応じて、「グループ」および「アクション」を選択します。
「保存」をクリックして構成を保存します。
フィールド定義: