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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築
11gリリース1 (11.1.1.8.3)
E50013-03
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32 コンテンツの使用の概要

この章では、ポータルでのコンテンツの追加と管理に使用できる機能について説明します。コンテンツは、接続されている1つ以上のコンテンツ・リポジトリから様々な方法で追加できます。「コンテンツ・プレゼンタ」タスク・フローを使用すると、コンテンツの選択項目や表示を正確にカスタマイズできます。また、コンテンツ管理機能を提供するために目的に合ったドキュメント・タスク・フローを使用できます。リンク、イメージまたはインライン・フレームを使用しているページに、個別のフォルダやファイルを追加することもできます。

この章の内容は、次のとおりです。


権限:

この章のタスクを実行するには、ポータル・モデレータであるか、ポータル・レベルの権限であるBasic Services: Edit Page Access and Structure (標準権限)またはPages: Edit Pages (アドバンスト権限)を持つポータル・メンバーである必要があります。

権限の詳細は、第29.1項「ポータルのロールと権限について」を参照してください。


32.1 ポータルへのコンテンツの追加について

WebCenter Portalには、コンテンツを表示して管理する次の種類のコンテナが用意されており、適切な権限を持つエンド・ユーザーは、該当のコンテンツを様々な方法で操作および表示できます。

アプリケーション・スペシャリストまたはポータル・モデレータがページにタスク・フローやコンポーネントを追加してコンテンツにアクセスできるようになった場合、エンド・ユーザーは、実行時のコンテンツの作成と編集、ドキュメントでの共同作業、Microsoft OfficeおよびWindows Explorerへの統合、ポータルへのWikiおよびブログの追加を行うことができます。このタスクについては、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のWikiの使用に関する項、ブログの使用に関する項、ドキュメントの使用に関する項でエンド・ユーザー向けに説明しています。

32.2 リソース・カタログのコンテンツ管理用選択項目について

ページ編集の権限を持つWebCenter Portalユーザーは、リソース・カタログを使用して、ページにコンテンツを追加します。

ページ・エディタ(コンポーザ)の「デザイン」ビューと「選択」ビューでは、右側のペインにリソース・カタログが表示されます(図32-1)。

図32-1 ページ・エディタの「デザイン」ビューのデフォルトのリソース・カタログ

図32-1の説明が続きます
「図32-1 ページ・エディタの「デザイン」ビューのデフォルトのリソース・カタログ」の説明

ページ・エディタの「構造」ビューでは、コンポーネントを選択して「追加」アイコンをクリックすると、リソース・カタログがダイアログとして表示されます(図32-2)。

図32-2 デフォルトのリソース・カタログを表示するページ・エディタの「構造」ビューの「コンテンツの追加」

図32-2の説明が続きます
「図32-2 デフォルトのリソース・カタログを表示するページ・エディタの「構造」ビューの「コンテンツの追加」」の説明


注意:

ページ・エディタの「プレビュー」ビューにリソース・カタログはありません。


リソース・カタログのコンテンツ用選択項目の有無や場所は、リソース・カタログの構成方法によって異なります。デフォルトのリソース・カタログでは、「コンテンツ管理」フォルダを開いてコンテンツのタスク・フローとドキュメント・コンポーネントを表示します(図32-3)。

図32-3 リソース・カタログの「コンテンツ管理」フォルダを開く

図32-3の説明が続きます
「図32-3 リソース・カタログの「コンテンツ管理」フォルダを開く」の説明

リソース・カタログの「コンテンツ管理」フォルダでは、次に示す方法のいずれかを使用して、コンテンツのコンテナを追加できます。

ドキュメント・タスク・フローとドキュメント・コンポーネントの詳細、およびそれらの使用方法については、第34章「ドキュメント・タスク・フローおよびドキュメント・コンポーネントの使用」を参照してください。