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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築
11gリリース1 (11.1.1.8.3)
E50013-03
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35 ドキュメント・タスク・フローおよびドキュメント・コンポーネントのプロパティの設定

この章では、ドキュメント・タスク・フローおよび個々のドキュメント・コンポーネント(リンク、インライン・フレームおよびイメージ)で設定できるプロパティについて説明します。

この章の内容は、次のとおりです。


権限:

この章のタスクを実行するには、ポータル・モデレータであるか、ポータル・レベルの権限であるBasic Services: Edit Page Access and Structure (標準権限)またはPages: Edit Pages (アドバンスト権限)を持つポータル・メンバーである必要があります。

権限の詳細は、第29.1項「ポータルのロールと権限について」を参照してください。


35.1 ドキュメント・タスク・フローおよびドキュメント・コンポーネントのプロパティについて

WebCenter Portalのすべてのドキュメント・タスク・フローおよび各ドキュメント・コンポーネントには、関連付けられているプロパティがあります。十分な権限を持つユーザーは、コンポーザの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログからこのプロパティにアクセスできます(図35-1)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。


図35-1 「ドキュメント・エクスプローラ」タスク・フローのプロパティ

図35-1の説明が続きます
「図35-1 「ドキュメント・エクスプローラ」タスク・フローのプロパティ」の説明

デフォルトのタスク・フロー・コンテンツは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブ上のプロパティによって制御されます。これらのプロパティは、そのタスク・フローのタイプに固有のものです。タスク・フローによっては、このタブのパラメータによって、タスク・フローとページ・パラメータおよびページ定義変数を簡単に結び付けることができます。詳細は、第19章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびADFコンポーネントの結付け」を参照してください。

「表示オプション」タブ、「スタイル」タブおよび「コンテンツ・スタイル」タブのプロパティを変更すると、すべてのユーザーのタスク・フローの外観と動作に影響します。これらのプロパティは、すべてのタスク・フローに共通しています。詳細は、第14.3.4項「コンポーネントの表示オプションの使用」および第14.3.6項「スタイル・プロパティおよびコンテンツ・スタイル・プロパティの使用」を参照してください。

「イベント」タブの内容は、タスク・フローでサポートされているイベントによって異なります。詳細は、第14.3.7項「コンポーネントのコンテキスト・イベントの使用」を参照してください。

「子コンポーネント」タブには、現在のコンポーネントに含まれているすべてのコンポーネントが表示されます。このタブには、子コンポーネントを並べ替えたり、表示/非表示を切り替えるためのコントロールが用意されています。すべてのコンポーネントに子があるわけではありません。そのため、このタブは省略されている場合があります。詳細は、第14.3.5項「子コンポーネントの使用」を参照してください。

「パラメータ」タブと「表示オプション」タブのすべてのプロパティから式言語(EL)エディタにアクセスできます。ELエディタを使用すると、定数値のかわりに変数値を選択または指定できます。プロパティ・フィールドの横にある式エディタのアイコンアイコンをクリックし、エディタを開きます。


注意:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの汎用の「表示オプション」タブでELを入力すると、入力内容が自動的に検証されます。EL構文が無効な場合、エラーが表示され、値は適用も保存もされません。汎用の表示オプションとは、表14-1「表示オプション・プロパティ」に掲載されているオプションです。


EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』の式言語式に関する付録を参照してください。

35.2 「ドキュメント・エクスプローラ」タスク・フローのプロパティの設定

ドキュメント・エクスプローラ・タスク・フローは、フォルダおよびファイルのリストを、2つのペイン(フォルダを表示した左のペインと現在選択しているフォルダのコンテンツを表示した右のペイン)で表示します。フォルダおよびファイルの表示、管理およびコラボレーションのための機能豊富なドキュメント・タスク・フローです。

「ドキュメント・エクスプローラ」タスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図35-2)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。


図35-2 「ドキュメント・エクスプローラ」タスク・フローのプロパティ

図35-2の説明が続きます
「図35-2 「ドキュメント・エクスプローラ」タスク・フローのプロパティ」の説明

その他のタブ(すべてのWebCenter Portalコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。

35.2.1 「ドキュメント・エクスプローラ」タスク・フローのパラメータ

表35-1に、「ドキュメント・エクスプローラ」タスク・フローに固有のパラメータを示します。

表35-1 「ドキュメント・エクスプローラ」タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

Collapse Tree Navigation

ツリー・ナビゲーションを含むパネルを縮小するかどうかを次のとおり指定します。

  • 選択して(デフォルト)パネルを縮小します。

  • 選択解除してパネルを開きます。

Connection Name

コンテンツ・リポジトリ接続の名前。リストから値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者によって指定されたデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。

デフォルト: アプリケーション開発者によって「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスのデフォルトとして選択されている接続。これは管理者が変更できます。

Features Off

タスク・フローの無効化されている機能のリスト。アイテムを区切るには、カンマまたはスペースを使用します。JavaDocで公開されている有効な値は、checkincheckoutclipboardclosedeletedownloaddndeditwikieditofficenewfoldernewwikirenameuploadmultifile-uploadprofile-uploadsearchadvancedSearchworkflowpropertieshistorycommentslikeslinkstagsrecommendationsautovuetitlerelated-itemssocialsidebarsilsです。

例:

${'search, advancedSearch, clipboard, dnd, rename, newfolder, upload, newwiki, checkin, checkout, editoffice, edithtml, delete, sidebars, history'}

Page Size

タスク・フローに表示される行の最大数。タスク・フローのフォルダおよびファイルのリストが指定された行数より多い場合、タスク・フローはスクロールバーで表示されます。デフォルト: 27

この値を変更する場合の標準シナリオは、次のとおりです。

  • ほとんどのエンド・ユーザーの画面は大きいため、より多くの行を表示可能な場合です。

  • このタスク・フローをページの小さい領域に収める場合です。

注意: Page Sizeの値の設定が画面のサイズに対して大きすぎる場合、タスク・フロー・スクロールバーとアプリケーション・スクロールバーを調整することは困難です。

Read Only

すべてのコンテンツ管理操作を無効にし、非表示にするかどうかを指定します。

  • 選択して、コンテンツ管理を無効にします。

  • 選択解除して(デフォルト)、コンテンツ管理をユーザーに対して表示します。

Resource ID

現在フォーカスされているリソース。この値は、フォルダIDまたはドキュメントIDです。拡大鏡アイコンをクリックして「1つの値の選択」ダイアログを開き、対象フォルダまたはファイルに移動したら、フォルダまたはファイルを選択してResource ID値を設定します。

Resource ID値は、Connection Name値およびStart Folder Path値との一貫性に対してチェックされます。また、これらが明示的に指定されていない場合、デフォルト値に影響を与えます。たとえば、Resource IDのみが指定されている場合、Connection Name値はResource IDから継承され、開始フォルダ・パスはフォルダのリソース自体またはファイルの親フォルダのいずれかになります。

Show Documents

ナビゲーション・ツリーで、ツリー(左側)のナビゲーション・ページにドキュメントおよびフォルダを表示するか、それともフォルダのみを表示するかを次のとおり指定します。

  • 選択してドキュメントおよびフォルダを表示します。

  • 選択解除して(デフォルト)、フォルダを表示し、ドキュメントを非表示にします。

Show Folders

ナビゲーション・ツリーで、表(右側)のナビゲーション・ペインにドキュメントおよびフォルダを表示するか、それともドキュメントのみを表示するかを次のとおり指定します。

  • 選択して(デフォルト)、フォルダおよびドキュメントを表示します。

  • 選択解除して、ドキュメントを表示し、フォルダを非表示にします。

Start Folder Path

現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダ名。拡大鏡アイコンをクリックして、接続しているコンテンツ・リポジトリを移動できるダイアログを開き、フォルダを選択します。

これは、タスク・フロー・インスタンスで表示するコンテンツのソースおよび範囲を決定する際に役立つ、コンテンツ・スコーピング・パラメータです。

現在のポータルのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フローに、この値を設定する必要はありません。ただし、たとえば、開始フォルダをポータルのデフォルト・ルート・フォルダとは別のフォルダにする場合や、別のポータルからコンテンツを表示する場合には役立ちます。

例:

  • /PersonalPortals/monty/Public

  • /WebCenterB5/Proj_X/Specs

この値を設定するEL式を指定できます。EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』の式言語式に関する付録を参照してください。

デフォルト: 現在のポータルに対して指定された接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。


35.3 「ドキュメント・リスト・ビューア」タスク・フローのプロパティの設定

「ドキュメント・リスト・ビューア」タスク・フローでは、フラット・リストとして1つのペインにフォルダおよびファイルが表示されます。このタスク・フローでは、フォルダ階層を移動し、検索問合せをカスタマイズできます。このタスク・フローは、特定のニーズに対しては役立つことがありますが、このタスク・フローの検索機能は、「コンテンツ・プレゼンタ」タスク・フロー使用することで再現され強化されます。

「ドキュメント・リスト・ビューア」タスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図35-3)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。


図35-3 「ドキュメント・リスト・ビューア」タスク・フローのプロパティ

図35-3の説明が続きます
「図35-3 「ドキュメント・リスト・ビューア」タスク・フローのプロパティ」の説明

その他のタブ(すべてのWebCenter Portalコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。

35.3.1 「ドキュメント・リスト・ビューア」タスク・フローのパラメータ

表35-2に、「ドキュメント・リスト・ビューア」タスク・フローに固有のパラメータを示します。

表35-2 「ドキュメント・リスト・ビューア」タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

Connection Name

コンテンツ・リポジトリ接続の名前。リストから値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者によって指定されたデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。

デフォルト: アプリケーション開発者によって「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスのデフォルトとして選択されている接続。これは管理者が変更できます。

Created After

タスク・フロー・コンテンツの表示を、指定した日付と時間以降に作成されたフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。拡大鏡アイコンをクリックして、カレンダから日付を選択できるダイアログを開きます。

値は、次のISO 8601の書式を使用します。

yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZFoot 1 

例:

2010-11-17T18:24:36.000+01:00

このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第19章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびADFコンポーネントの結付け」を参照してください。

Created Before

タスク・フロー・コンテンツの表示を、指定した日付と時間以前に作成されたフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。拡大鏡アイコンをクリックして、カレンダから日付を選択できるダイアログを開きます。

値は、次のISO 8601の書式を使用します。

yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZ1

例:

2010-11-17T18:24:36.000+01:00

このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第19章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびADFコンポーネントの結付け」を参照してください。

Creator

タスク・フロー・コンテンツの表示を、特定のユーザーが作成したフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。ユーザー名は、ユーザーのログイン資格証明で指定されているとおりに入力します。入力できるのは、1つのユーザー名のみです。値が入力されない場合、すべてのユーザーが作成したコンテンツが表示されます。

例: ${'monty'}

このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第19章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびADFコンポーネントの結付け」を参照してください。

Last Modified After

タスク・フロー・コンテンツの表示を、指定した日付と時間以降に最終更新されたフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。値が入力されない場合、過去3か月間に更新されたコンテンツが表示されます。拡大鏡アイコンをクリックして、カレンダから日付を選択できるダイアログを開きます。

値は、次のISO 8601の書式を使用します。

yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZD1

例:

2010-11-17T18:24:36.000+01.00

このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第19章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびADFコンポーネントの結付け」を参照してください。

Last Modified Before

タスク・フロー・コンテンツの表示を、指定した日付と時間以前に更新されたフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。値が入力されない場合、これらのフィルタリングは適用されません。拡大鏡アイコンをクリックして、カレンダから日付を選択できるダイアログを開きます。

値は、次のISO 8601の書式を使用します。

yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZD1

例:

2010-11-17T18:24:36.000+01:00

このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第19章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびADFコンポーネントの結付け」を参照してください。

Last Modifier

タスク・フロー・コンテンツの表示を、特定のユーザーが最終更新したフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。ユーザー名は、ユーザーのログイン資格証明で指定されているとおりに入力します。入力できるのは、1つのユーザー名のみです。値が入力されない場合、更新されたすべてのドキュメントが表示されます。

例: ${'monty'}

このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第19章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびADFコンポーネントの結付け」を参照してください。

Page Size

タスク・フローに表示される行の最大数。タスク・フローのフォルダおよびファイルのリストが指定された行数より多い場合、タスク・フローはスクロールバーで表示されます。デフォルト: 15

この値を変更する場合の標準シナリオは、次のとおりです。

  • ほとんどのエンド・ユーザーの画面は大きいため、より多くの行を表示可能な場合です。

  • このタスク・フローをページの小さい領域に収める場合です。

注意: Page Sizeの値の設定が画面のサイズに対して大きすぎる場合、タスク・フロー・スクロールバーとアプリケーション・スクロールバーを調整することは困難です。

Root Folder Path

現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダ名。拡大鏡アイコンをクリックして、接続しているコンテンツ・リポジトリを移動できるダイアログを開き、フォルダを選択します。

これは、タスク・フロー・インスタンスで表示するコンテンツのソースおよび範囲を決定する際に役立つ、コンテンツ・スコーピング・パラメータです。

現在のポータルのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フローに、この値を設定する必要はありません。ただし、たとえば、開始フォルダをポータルのデフォルト・ルート・フォルダとは別のフォルダにする場合や、別のポータルからコンテンツを表示する場合には役立ちます。

例:

  • /PersonalPortals/monty/Public

  • /WebCenterB5/Proj_X/Specs

この値を設定するEL式を指定できます。EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』の式言語式に関する付録を参照してください。

デフォルト: 現在のポータルに対して指定された接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。

Show Folders

ナビゲーション・ツリーでドキュメントおよびフォルダを表示するか、それともドキュメントのみを表示するかを次のとおり指定します。

  • 選択して(デフォルト)、フォルダおよびドキュメントを表示します。

  • 選択解除して、ドキュメントを表示し、フォルダを非表示にします。

タスク・フロー・インスタンスID

このタスク・フロー・インスタンスの一意の識別子。これは、タスク・フロー・インスタンスとそのカスタマイズ設定およびパーソナライズ設定との関連付けの保持、および保存された問合せの管理に内部で使用されます。この値は編集しないでください。


脚注 1 "TZ"は、タイムゾーンのインジケータです。表示されている時間がUTC(協定世界時)の場合、タイムゾーン・インジケータは"Z"です。その時間がその他のタイムゾーンからの場合、TZはUTCのタイムゾーンからのオフセットを表示します。たとえば、時間が12月のカリフォルニア(太平洋標準時、PST)の場合、TZインジケータは"-08:00"になります。

35.4 「ドキュメント・マネージャ」タスク・フローのプロパティの設定

ドキュメント・マネージャのタスク・フローでは、次のように、そのlayoutパラメータで指定したとおりにフォルダおよびファイルが表示されます。2つのペイン(Explorerレイアウト)、現在のフォルダのコンテンツのみを表示する1つのペイン(Tableレイアウト)、ルート・フォルダから実行するフォルダ階層を表示する1つのペイン(Tree-Tableレイアウト)でフォルダおよびファイルを表示できます。「ドキュメント・マネージャ」タスク・フローでは、フォルダおよびファイルのコピー、移動、貼付けおよび削除などの包括的なドキュメント管理機能を提供します。

「ドキュメント・マネージャ」タスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図35-4)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。


図35-4 「ドキュメント・マネージャ」タスク・フローのプロパティ

図35-4の説明が続きます
「図35-4 「ドキュメント・マネージャ」タスク・フローのプロパティ」の説明

その他のタブ(すべてのWebCenter Portalコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。

35.4.1 「ドキュメント・マネージャ」タスク・フローのパラメータ

表35-3に、「ドキュメント・マネージャ」タスク・フローに固有のパラメータを示します。

表35-3 「ドキュメント・マネージャ」タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

Connection Name

コンテンツ・リポジトリ接続の名前。リストから値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者によって指定されたデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。

デフォルト: アプリケーション開発者によって「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスのデフォルトとして選択されている接続。これは管理者が変更できます。

Features Off

タスク・フローの無効化されている機能のリスト。アイテムを区切るには、カンマまたはスペースを使用します。JavaDocで公開されている有効な値は、checkincheckoutclipboardclosedeletedownloaddndeditwikieditofficenewfoldernewwikirenameuploadmultifile-uploadprofile-uploadsearchadvancedSearchworkflowpropertieshistorycommentslikeslinkstagsrecommendationsautovuetitlerelated-itemssocialsidebarsilsです。

例:

${'search, advancedSearch, clipboard, dnd, rename, newfolder, upload, newwiki, checkin, checkout, editoffice, edithtml, delete, sidebars, history'}

Layout

タスク・フローのターゲット・レイアウト。次から選択します:

Page Size

タスク・フローに表示される行の最大数。タスク・フローのフォルダおよびファイルのリストが指定された行数より多い場合、タスク・フローはスクロールバーで表示されます。デフォルト: 27

この値を変更する場合の標準シナリオは、次のとおりです。

  • ほとんどのエンド・ユーザーの画面は大きいため、より多くの行を表示可能な場合です。

  • このタスク・フローをページの小さい領域に収める場合です。

注意: Page Sizeの値の設定が画面のサイズに対して大きすぎる場合、タスク・フロー・スクロールバーとアプリケーション・スクロールバーを調整することは困難です。

Read Only

すべてのコンテンツ管理操作を無効にし、非表示にするかどうかを指定します。

  • 選択して、コンテンツ管理を無効にします。

  • 選択解除して(デフォルト)、コンテンツ管理をユーザーに対して表示します。

Resource ID

現在フォーカスされているリソース。この値は、フォルダIDまたはドキュメントIDです。拡大鏡アイコンをクリックして「1つの値の選択」ダイアログを開き、対象フォルダまたはファイルに移動したら、フォルダまたはファイルを選択してResource ID値を設定します。

Resource ID値は、Connection Name値およびStart Folder Path値との一貫性に対してチェックされます。また、これらが明示的に指定されていない場合、デフォルト値に影響を与えます。たとえば、Resource IDのみが指定されている場合、Connection Name値はResource IDから継承され、開始フォルダ・パスはフォルダのリソース自体またはファイルの親フォルダのいずれかになります。

Start Folder Path

現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダ名。拡大鏡アイコンをクリックして、接続しているコンテンツ・リポジトリを移動できるダイアログを開き、フォルダを選択します。

これは、タスク・フロー・インスタンスで表示するコンテンツのソースおよび範囲を決定する際に役立つ、コンテンツ・スコーピング・パラメータです。

現在のポータルのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フローに、この値を設定する必要はありません。ただし、たとえば、開始フォルダをポータルのデフォルト・ルート・フォルダとは別のフォルダにする場合や、別のポータルからコンテンツを表示する場合には役立ちます。

例:

  • /PersonalPortals/monty/Public

  • /WebCenterB5/Proj_X/Specs

この値を設定するEL式を指定できます。EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』の式言語式に関する付録を参照してください。

デフォルト: 現在のポータルに対して指定された接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。


35.5 「ドキュメント・ナビゲータ」タスク・フローのプロパティの設定

「ドキュメント・ナビゲータ」タスク・フローでは、フォルダおよびファイルが1つのペインに表示されます。フォルダの展開および縮小を行い、現在のフォルダ内のフォルダ階層を表示する機能があります。エンド・ユーザーがこのタスク・フローで使用できるメニュー・オプションはありません。このタスク・フローは、その他のドキュメント・タスク・フロー(「ドキュメント・エクスプローラ」タスク・フローなど)のコンポーネントとして使用することを目的としています。このタスク・フローのフォルダやファイルをクリックしても、単独の状態ではアクションは実行されません。

「ドキュメント・ナビゲータ」タスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図35-5)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。


図35-5 「ドキュメント・ナビゲータ」タスク・フローのプロパティ

図35-5の説明が続きます
「図35-5 「ドキュメント・ナビゲータ」タスク・フローのプロパティ」の説明

その他のタブ(すべてのWebCenter Portalコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。

35.5.1 「ドキュメント・ナビゲータ」タスク・フローのパラメータ

表35-4に、「ドキュメント・ナビゲータ」タスク・フローに固有のパラメータを示します。

表35-4 「ドキュメント・ナビゲータ」タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

Connection Name

コンテンツ・リポジトリ接続の名前。リストから値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者によって指定されたデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。

デフォルト: アプリケーション開発者によって「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスのデフォルトとして選択されている接続。これは管理者が変更できます。

Features Off

タスク・フローの無効化されている機能のリスト。アイテムを区切るには、カンマまたはスペースを使用します。JavaDocで公開されている有効な値は、checkincheckoutclipboardclosedeletedownloaddndeditwikieditofficenewfoldernewwikirenameuploadmultifile-uploadprofile-uploadsearchadvancedSearchworkflowpropertieshistorycommentslikeslinkstagsrecommendationsautovuetitlerelated-itemssocialsidebarsilsです。

例:

${'search, advancedSearch, clipboard, dnd, rename, newfolder, upload, newwiki, checkin, checkout, editoffice, edithtml, delete, sidebars, history'}

Page Size

タスク・フローに表示される行の最大数。タスク・フローのフォルダおよびファイルのリストが指定された行数より多い場合、タスク・フローはスクロールバーで表示されます。デフォルト: 27

この値を変更する場合の標準シナリオは、次のとおりです。

  • ほとんどのエンド・ユーザーの画面は大きいため、より多くの行を表示可能な場合です。

  • このタスク・フローをページの小さい領域に収める場合です。

注意: Page Sizeの値の設定が画面のサイズに対して大きすぎる場合、タスク・フロー・スクロールバーとアプリケーション・スクロールバーを調整することは困難です。

Read Only

すべてのコンテンツ管理操作を無効にし、非表示にするかどうかを指定します。

  • 選択して、コンテンツ管理を無効にします。

  • 選択解除して(デフォルト)、コンテンツ管理をユーザーに対して表示します。

Resource ID

現在フォーカスされているリソース。この値は、フォルダIDまたはドキュメントIDです。拡大鏡アイコンをクリックして「1つの値の選択」ダイアログを開き、対象フォルダまたはファイルに移動したら、フォルダまたはファイルを選択してResource ID値を設定します。

Resource ID値は、Connection Name値およびStart Folder Path値との一貫性に対してチェックされます。また、これらが明示的に指定されていない場合、デフォルト値に影響を与えます。たとえば、Resource IDのみが指定されている場合、Connection Name値はResource IDから継承され、開始フォルダ・パスはフォルダのリソース自体またはファイルの親フォルダのいずれかになります。

Show Documents

ナビゲーション・ツリーでドキュメントとフォルダを表示するかフォルダのみを表示するかを指定します。

  • 選択して(デフォルト)、ドキュメントおよびフォルダを表示します。

  • 選択解除して、ドキュメントを表示し、フォルダを非表示にします。

Start Folder Path

現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダ名。拡大鏡アイコンをクリックして、接続しているコンテンツ・リポジトリを移動できるダイアログを開き、フォルダを選択します。

これは、タスク・フロー・インスタンスで表示するコンテンツのソースおよび範囲を決定する際に役立つ、コンテンツ・スコーピング・パラメータです。

現在のポータルのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フローに、この値を設定する必要はありません。ただし、たとえば、開始フォルダをポータルのデフォルト・ルート・フォルダとは別のフォルダにする場合や、別のポータルからコンテンツを表示する場合には役立ちます。

例:

  • /PersonalPortals/monty/Public

  • /WebCenterB5/Proj_X/Specs

この値を設定するEL式を指定できます。EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』の式言語式に関する付録を参照してください。

デフォルト: 現在のポータルに対して指定された接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。


35.6 「フォルダ・ビューア」タスク・フローのプロパティの設定

「フォルダ・ビューア」タスク・フローでは、フォルダのコンテンツのリストがフラット・リストで1つのペインに表示されます。

「フォルダ・ビューア」タスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図35-6)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。


図35-6 「フォルダ・ビューア」タスク・フローのプロパティ

図35-6の説明が続きます
「図35-6 「フォルダ・ビューア」タスク・フローのプロパティ」の説明

その他のタブ(すべてのWebCenter Portalコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。

35.6.1 「フォルダ・ビューア」タスク・フローのパラメータ

表35-5に、「フォルダ・ビューア」タスク・フローに固有のパラメータを示します。

表35-5 「フォルダ・ビューア」タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

Connection Name

コンテンツ・リポジトリ接続の名前。リストから値が選択されない場合、アプリケーション開発者または管理者によって指定されたデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。

デフォルト: アプリケーション開発者によって「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスのデフォルトとして選択されている接続。これは管理者が変更できます。

Features Off

タスク・フローの無効化されている機能のリスト。アイテムを区切るには、カンマまたはスペースを使用します。JavaDocで公開されている有効な値は、checkincheckoutclipboardclosedeletedownloaddndeditwikieditofficenewfoldernewwikirenameuploadmultifile-uploadprofile-uploadsearchadvancedSearchworkflowpropertieshistorycommentslikeslinkstagsrecommendationsautovuetitlerelated-itemssocialsidebarsilsです。

例:

${'search, advancedSearch, clipboard, dnd, rename, newfolder, upload, newwiki, checkin, checkout, editoffice, edithtml, delete, sidebars, history'}

Page Size

タスク・フローに表示される行の最大数。タスク・フローのフォルダおよびファイルのリストが指定された行数より多い場合、タスク・フローはスクロールバーで表示されます。デフォルト: 27

この値を変更する場合の標準シナリオは、次のとおりです。

  • ほとんどのエンド・ユーザーの画面は大きいため、より多くの行を表示可能な場合です。

  • このタスク・フローをページの小さい領域に収める場合です。

注意: Page Sizeの値の設定が画面のサイズに対して大きすぎる場合、タスク・フロー・スクロールバーとアプリケーション・スクロールバーを調整することは困難です。

Read Only

すべてのコンテンツ管理操作を無効にし、非表示にするかどうかを指定します。

  • 選択して、コンテンツ管理を無効にします。

  • 選択解除して(デフォルト)、コンテンツ管理をユーザーに対して表示します。

Resource ID

タスク・フローに表示する、現在フォーカスされているリソース。この値は、フォルダIDまたはドキュメントIDです。拡大鏡アイコンをクリックして「1つの値の選択」ダイアログを開き、対象フォルダまたはファイルに移動したら、フォルダまたはファイルを選択してResource ID値を設定します。

Resource ID値は、Connection Name値およびStart Folder Path値との一貫性に対してチェックされます。また、これらが明示的に指定されていない場合、デフォルト値に影響を与えます。たとえば、Resource IDのみが指定されている場合、Connection Name値はResource IDから継承され、開始フォルダ・パスはフォルダのリソース自体またはファイルの親フォルダのいずれかになります。

Show Folders

ナビゲーション・ツリーでドキュメントおよびフォルダを表示するか、それともドキュメントのみを表示するかを次のとおり指定します。

  • 選択して(デフォルト)、フォルダおよびドキュメントを表示します。

  • 選択解除して、ドキュメントを表示し、フォルダを非表示にします。

Start Folder Path

現在のタスク・フロー・インスタンスでルート・フォルダとして使用するフォルダ名。拡大鏡アイコンをクリックして、接続しているコンテンツ・リポジトリを移動できるダイアログを開き、フォルダを選択します。

これは、タスク・フロー・インスタンスで表示するコンテンツのソースおよび範囲を決定する際に役立つ、コンテンツ・スコーピング・パラメータです。

現在のポータルのデフォルト・ルート・フォルダのコンテンツを表示するタスク・フローに、この値を設定する必要はありません。ただし、たとえば、開始フォルダをポータルのデフォルト・ルート・フォルダとは別のフォルダにする場合や、別のポータルからコンテンツを表示する場合には役立ちます。

例:

  • /PersonalPortals/monty/Public

  • /WebCenterB5/Proj_X/Specs

この値を設定するEL式を指定できます。EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発』の式言語式に関する付録を参照してください。

デフォルト: 現在のポータルに対して指定された接続で構成されたコンテンツ・リポジトリのルート・フォルダ。


35.7 「最近のドキュメント」タスク・フローのプロパティの設定

最近のドキュメントのタスク・フローでは、接続しているコンテンツ・リポジトリがContent Serverの場合、現在のユーザーが最近作成したファイルまたは更新したファイルのリストが表示されます。

「最近のドキュメント」タスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図35-7)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。


図35-7 「最近のドキュメント」タスク・フローのプロパティ

図35-7の説明が続きます
「図35-7 「最近のドキュメント」タスク・フローのプロパティ」の説明

その他のタブ(すべてのWebCenter Portalコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。

35.7.1 「最近のドキュメント」タスク・フローのパラメータ

表35-6に、「最近のドキュメント」タスク・フローに固有のパラメータを示します。

表35-6 「最近のドキュメント」タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

Connection Name

コンテンツ・リポジトリ接続の名前。値が入力されない場合、アプリケーション開発者または管理者によって指定されたデフォルトの接続が使用されます。コンテンツ・リポジトリ接続の構成の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理のコンテンツ・リポジトリの登録に関する項を参照してください。

デフォルト: アプリケーション開発者によって「コンテンツ・リポジトリ接続の作成」ダイアログ・ボックスのデフォルトとして選択されている接続。これは管理者が変更できます。

Space

(WebCenter Portalでのみ使用)
タスク・フローにリストされている最近作成または変更されたドキュメントのソースであるポータルの名前。有効な値は、次のとおりです。

  • 値なしまたは${null} (デフォルト): 接続しているすべてのコンテンツ・リポジトリのドキュメントが表示されます。

  • 特定のポータルの表示名またはID: そのポータルのドキュメントが表示されます。

  • ${'all'}: 非ポータルのドキュメント以外のすべてのポータルのドキュメントが表示されます。

Last Modified After

タスク・フロー・コンテンツの表示を、指定した日付と時間以降に最終更新されたフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。値が入力されない場合、過去3か月間に更新されたコンテンツが表示されます。拡大鏡アイコンをクリックして、カレンダから日付を選択できるダイアログを開きます。

値は、次のISO 8601の書式を使用します。

yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZDFoot 1 

例:

2010-11-17T18:24:36.000+01.00

このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第19章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびADFコンポーネントの結付け」を参照してください。

Last Modified Before

タスク・フロー・コンテンツの表示を、指定した日付と時間以前に更新されたフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。値が入力されない場合、これらのフィルタリングは適用されません。拡大鏡アイコンをクリックして、カレンダから日付を選択できるダイアログを開きます。

値は、次のISO 8601の書式を使用します。

yyyy-mm-ddThh:mm:ss.sssTZD1

例:

2010-11-17T18:24:36.000+01:00

このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第19章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびADFコンポーネントの結付け」を参照してください。

Last Modifier

タスク・フロー・コンテンツの表示を、特定のユーザーが最終更新したフォルダおよびファイルに制限するフィルタ値。ユーザー名は、ユーザーのログイン資格証明で指定されているとおりに入力します。入力できるのは、1つのユーザー名のみです。値が入力されない場合、更新されたすべてのドキュメントが表示されます。

例: ${'monty'}

このパラメータは、コンテキストの結付けに使用できます。詳細は、第19章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびADFコンポーネントの結付け」を参照してください。

Maximum Documents

表示されるファイルの最大数。値なしまたは0が入力されると、最近アクセスしたドキュメントが10個まで表示されます。

例: ${10}

値の前後に一重引用符がないことに注意してください。

デフォルト: ${null}

Most Recent First

タスク・フローでのファイルのソート順序を次のとおり指定します。

  • ${true} (デフォルト): 最新のドキュメントからリストされます。

  • ${false}: 古いドキュメントからリストされます。


脚注 1 "TZ"は、タイムゾーンのインジケータです。表示されている時間がUTC(協定世界時)の場合、タイムゾーン・インジケータは"Z"です。その時間がその他のタイムゾーンからの場合、TZはUTCのタイムゾーンからのオフセットを表示します。たとえば、時間が12月のカリフォルニア(太平洋標準時、PST)の場合、TZインジケータは"-08:00"になります。

35.8 「ドキュメント・ビューア」タスク・フローのプロパティの設定

ドキュメント・ビューアのタスク・フローでは、各ファイルのプレビューはそのファイル・タイプのデフォルト・テンプレートで表示されます。

「ドキュメント・ビューア」タスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図35-8)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。


図35-8 「ドキュメント・ビューア」タスク・フローのプロパティ

図35-8の説明が続きます
「図35-8 「ドキュメント・ビューア」タスク・フローのプロパティ」の説明

その他のタブ(すべてのWebCenter Portalコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。

35.8.1 「ドキュメント・ビューア」タスク・フローのパラメータ

表35-7に、「ドキュメント・ビューア」タスク・フローに固有のパラメータを示します。

表35-7 「ドキュメント・ビューア」タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

Features Off

タスク・フローの無効化されている機能のリスト。アイテムを区切るには、カンマまたはスペースを使用します。JavaDocで公開されている有効な値は、checkincheckoutclipboardclosedeletedownloaddndeditwikieditofficenewfoldernewwikirenameuploadmultifile-uploadprofile-uploadsearchadvancedSearchworkflowpropertieshistorycommentslikeslinkstagsrecommendationsautovuetitlerelated-itemssocialsidebarsilsです。

例:

${'search, advancedSearch, clipboard, dnd, rename, newfolder, upload, newwiki, checkin, checkout, editoffice, edithtml, delete, sidebars, history'}

Initial Sidebar

「ドキュメント・ビューア」で初期フォーカスを持つようにタブ付きペインを指定します。有効な値は、次のとおりです。

  • ${'comments'} (default)「コメント」ペインを表示します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のアイテムに対するコメントに関する項を参照)。

  • ${'tags'}「タグ」ペインを表示します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のタグの使用に関する項を参照)。

  • ${'history'} (default)「履歴」ペインを表示します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のファイルのバージョン履歴の表示と削除に関する項を参照)。

  • ${'docInfo'}「情報」ペインを表示します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のフォルダとファイルのプロパティの使用に関する項を参照)。

  • ${'links'}「リンク」ペインを表示します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のドキュメント・リンクの管理に関する項を参照)。

  • ${'recommendations'}「推奨」ペインを表示します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のドキュメント推奨の表示に関する項を参照)。

  • ${'autovue'}。Oracle AutoVueがインストールされている場合、「Autovue」ペインを表示し、ハイパーリンク付きマークアップ名の表で現在のドキュメントに対してAutoVueマークアップを表示します(『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』のOracle AutoVueを使用したドキュメントでの共同作業に関する項を参照)。

注意: 値は、大文字・小文字を区別します。

Item ID

ドキュメント・ビューアで表示されるドキュメントのID。

Read Only

すべてのコンテンツ管理操作を無効にし、非表示にするかどうかを指定します。

  • 選択して、コンテンツ管理を無効にします。

  • 選択解除して(デフォルト)、コンテンツ管理をユーザーに対して表示します。


35.9 「ドキュメント・ミニ・プロパティ」タスク・フローのプロパティの設定

「ドキュメント・ミニ・プロパティ」タスク・フローでは、選択したファイルの基本プロパティが読取り専用ビューに表示されます。これは、すべてのファイル・タイプで選択できます。


関連項目:


「ドキュメント・ミニ・プロパティ」タスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図35-9)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。


図35-9 「ドキュメント・ミニ・プロパティ」タスク・フローのプロパティ

図35-9の説明が続きます
「図35-9 「ドキュメント・ミニ・プロパティ」タスク・フローのプロパティ」の説明

その他のタブ(すべてのWebCenter Portalコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。

35.9.1 「ドキュメント・ミニ・プロパティ」タスク・フローのパラメータ

表35-8に、「ドキュメント・ミニ・プロパティ」タスク・フローに固有のパラメータを示します。

表35-8 「ドキュメント・ミニ・プロパティ」タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

Resource ID

基本プロパティを表示する現在のドキュメントのID。


35.10 「ドキュメント・プロパティ」タスク・フローのプロパティの設定

「ドキュメント・プロパティ」タスク・フローでは、選択したファイルの基本プロパティと拡張プロパティの両方が、プロパティ値を変更する「編集」ボタンとともに表示されます。これは、すべてのファイル・タイプで選択できます。


関連項目:


「ドキュメント・プロパティ」タスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図35-10)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。


図35-10 「ドキュメント・プロパティ」タスク・フローのプロパティ

図35-10の説明が続きます
「図35-10 「ドキュメント・プロパティ」タスク・フローのプロパティ」の説明

その他のタブ(すべてのWebCenter Portalコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。

35.10.1 「ドキュメント・プロパティ」タスク・フローのパラメータ

表35-9に、「ドキュメント・プロパティ」タスク・フローに固有のパラメータを示します。

表35-9 「ドキュメント・プロパティ」タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

Item ID

プロパティを表示するドキュメントのID。

Read Only

ドキュメント・プロパティの編集をエンド・ユーザーに許可するかどうかを次のとおり指定します。

  • 選択すると、「編集」ボタンが「基本」および「詳細設定」のプロパティ・ペインに表示されないため、エンド・ユーザーはドキュメント・プロパティを編集する機能は使用できません。

  • 選択解除すると(デフォルト)、「編集」ボタンが「基本」および「詳細設定」のプロパティ・ペインに表示されるため、エンド・ユーザーはドキュメント・プロパティの編集が可能です。


35.11 「ドキュメント・バージョン履歴」タスク・フローのプロパティの設定

「ドキュメント・バージョン履歴」タスク・フローでは、選択したファイルのバージョンのリストが読取り専用ビューに表示されます。これは、すべてのファイル・タイプで選択できます。


関連項目:


「ドキュメント・バージョン履歴」タスク・フローに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブに表示されます(図35-11)。

図35-11 「バージョン履歴」タスク・フローのプロパティ

図35-11の説明が続きます
「図35-11 「バージョン履歴」タスク・フローのプロパティ」の説明

その他のタブ(すべてのWebCenter Portalコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。

35.11.1 「ドキュメント・バージョン履歴」タスク・フローのパラメータ

表35-10に、「ドキュメント・バージョン履歴」タスク・フローに固有のパラメータを示します。

表35-10 「ドキュメント・バージョン履歴」タスク・フローのパラメータ

パラメータ 説明

Horizontal Layout

バージョン履歴情報のレイアウトの方向を次のとおり指定します。

Item ID

バージョン履歴を表示するドキュメントのID。

Read Only

すべてのコンテンツ管理操作を無効にし、非表示にするかどうかを指定します。

  • 選択して、コンテンツ管理を無効にします。

  • 選択解除して(デフォルト)、コンテンツ管理をユーザーに対して表示します。


35.12 ドキュメント・リンク・コンポーネントのプロパティの設定

リンク・コンポーネントでは、選択したファイルのファイル名がリンクとしてページに表示されます。

リンク・コンポーネントに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「表示オプション」タブに表示されます(図35-12)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。


図35-12 リンク・コンポーネントのプロパティ

図35-12の説明が続きます
「図35-12 リンク・コンポーネントのプロパティ」の説明

「スタイル」タブ(すべてのWebCenter Portalコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。

35.12.1 ドキュメント・リンク・コンポーネントの表示オプション

表35-11に、リンク・コンポーネントに固有のプロパティを示します。

表35-11 リンク・コンポーネントのプロパティ: 表示オプション

プロパティ 説明

Title

選択したファイルの表示名。

デフォルト: ファイル名。

Destination

アプリケーション・ルートに相対するファイルへのパス。

例:

/resources/images/cologo.gif

新規ウィンドウで開く

ファイルを開く場所を次のとおり指定します。

  • 選択して、ファイルを新規ブラウザ・タブまたはウィンドウで開きます。

  • 選択解除して(デフォルト)、ファイルを現在のブラウザ・ウィンドウで開きます。

このオプションは、ブラウザで開くファイルにのみ関係します。Microsoft Wordなどの一部のファイルは、ネイティブ・アプリケーションで開きます。

Show Component

リンク・コンポーネントをページに表示するか、それとも非表示にするかを次のとおり指定します。

  • 選択して(デフォルト)、リンク・コンポーネントを表示します。

  • 選択解除して、リンク・コンポーネントを非表示にします。

この方法でコンポーネントを非表示にすると、子コンポーネントもすべて非表示になります。コンポーネントは、コンポーザの「構造」ビューを使用して再び表示できます(第12.4.1.3項「コンポーザの「構造」ビューについて」を参照してください)。非表示のコンポーネントを右クリックし、表示されるコンテキスト・メニューから「コンポーネントの表示」を選択します。


35.13 ドキュメント・インライン・フレーム・コンポーネントのプロパティの設定

インライン・フレーム・コンポーネントでは、選択したファイルのファイル内容のプレビューを表示します。この選択は、HTMLおよびTXTタイプで使用できます。

インライン・フレーム・コンポーネントに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「表示オプション」タブに表示されます(図35-13)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。


図35-13 インライン・フレーム・コンポーネントのプロパティ

図35-13の説明が続きます
「図35-13 インライン・フレーム・コンポーネントのプロパティ」の説明

「スタイル」タブ(すべてのWebCenter Portalコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。

35.13.1 ドキュメント・インライン・フレーム・コンポーネントの表示オプション

表35-12に、インライン・フレーム・コンポーネントに固有のプロパティを示します。

表35-12 インライン・フレーム(IFRAME)コンポーネントのプロパティ: 表示オプション

プロパティ 説明

Short Desc

マウス・ポインタをコンポーネントに置くと表示されるALTテキスト。

デフォルトではドキュメント名です。

Source

WebCenter Portalアプリケーション・ルートに相対するファイルへのパス。例:

/resources/images/cologo.gif

Show Component

インライン・フレーム・コンポーネントをページに表示するか、それとも非表示にするかを次のとおり指定します。

  • 選択して(デフォルト)、インライン・フレーム・コンポーネントを表示します。

  • 選択解除して、インライン・フレーム・コンポーネントを非表示にします。

この方法でコンポーネントを非表示にすると、子コンポーネントもすべて非表示になります。コンポーネントは、コンポーザの「構造」ビューを使用して再び表示できます(第12.4.1.3項「コンポーザの「構造」ビューについて」を参照してください)。非表示のコンポーネントを右クリックし、表示されるコンテキスト・メニューから「コンポーネントの表示」を選択します。


35.14 ドキュメント・イメージ・コンポーネントのプロパティの設定

ドキュメント・イメージ・コンポーネントでは、選択したファイルがイメージとしてページに表示されます。この選択は、イメージのファイル・タイプ(JPGPNGおよびGIFなど)でのみ使用できます。

ドキュメント・イメージ・コンポーネントに固有のプロパティは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「表示オプション」タブに表示されます(図35-14)。


ヒント:

「コンポーネント・プロパティ」ダイアログへのアクセスの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。


図35-14 ドキュメント・イメージ・コンポーネントのプロパティ

図35-14の説明が続きます
「図35-14 ドキュメント・イメージ・コンポーネントのプロパティ」の説明

「スタイル」タブ(すべてのWebCenter Portalコンポーネントに共通)のプロパティの詳細は、第14.3項「コンポーネントの変更」を参照してください。

35.14.1 ドキュメント・イメージ・コンポーネントの表示オプション

表35-13に、ドキュメント・イメージ・コンポーネントに固有のプロパティを示します。

表35-13 イメージ・コンポーネントのプロパティ: 表示オプション

プロパティ 説明

Image Map Type

選択したファイルがイメージマップの場合のマップ・タイプ。次から選択します:

  • none

  • server

Long Desc URL

イメージの詳細説明を含むファイルへのURL。

例:

http://www.abc.com/image_desc.htm

Short Desc

マウス・ポインタをイメージ・コンポーネントに置くと表示されるALTテキスト。

デフォルトは、Display WebCenter Portal Informationです。デフォルトは、式言語(EL)式#{uib_o_w_w_r_WebCenter.GLOBAL_LINK_ABOUT_DESC}のレンダリングされた値です。

Source

WebCenter Portalアプリケーション・ルートに相対するイメージ・ファイルへのパス。

例:

/resources/images/cologo.gif

Show Component

イメージ・コンポーネントをページに表示するか、それとも非表示にするかを次のとおり指定します。

  • 選択して(デフォルト)、イメージ・コンポーネントを表示します。

  • 選択解除して、イメージ・コンポーネントを非表示にします。

この方法でコンポーネントを非表示にすると、子コンポーネントもすべて非表示になります。コンポーネントは、コンポーザの「構造」ビューを使用して再び表示できます(第12.4.1.3項「コンポーザの「構造」ビューについて」を参照してください)。非表示のコンポーネントを右クリックし、ポップアップ・メニューから「コンポーネントの表示」を選択します。