Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発 11gリリース1 (11.1.1.8.3) E49666-03 |
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この章では、設計時に、Portal Frameworkアプリケーションにディスカッションを統合する方法について説明します。
この章の内容は、次のとおりです。
ディスカッションの管理および組込みの詳細は、次を参照してください。
Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理の「お知らせおよびディスカッションの管理」
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』の「ディスカッションの使用」
ディスカッション・フォーラムはアプリケーション・ページに公開できるため、ユーザーはフォーラムの作成、質問の投稿および回答の検索を実行できます。たとえば、顧客が製品レビューを共有したり、カスタマ・サービス部門が質問にオンラインで回答したりできます。さらに、ディスカッション・フォーラムはディスカッションを保持し再度アクセスする手段を提供しています。
バックエンドのディスカッション・サーバーはコンテンツを階層で管理します。階層の一番上にはカテゴリ、その下にフォーラム、さらにその下にトピックがあります。各トピックの中にメッセージがあり、さらにメッセージをメッセージ内にネストできます。
アプリケーションでカテゴリが公開された場合、権限のあるユーザーは、指定のスコープ内での複数のフォーラムの作成およびこれらのフォーラムの下での複数のトピックの作成が可能です。カテゴリが公開されていない場合、権限のあるユーザーは、指定のスコープ内の1つのフォーラムの下で複数のトピックを作成できます。
ディスカッションを使用すると、(権限に応じて)次のことが可能です。
新しいディスカッション・フォーラムまたは新しいトピックの作成。
使用可能なフォーラムのリストからのフォーラムへのナビゲート。
既存のディスカッション・フォーラム、トピックまたはメッセージの編集、返信または削除。
メイン・フォーラム・ビューへのトピックに対する返信数の表示。
トピック名のクリックによる、すべての返信を参照するためのトピックのドリルダウン。
トピックまたはフォーラムへの監視の追加。
クイック・ビューでの次の項目の表示。
監視トピック
監視フォーラム
最も人気のある(よく見られている)トピック
最新のトピック
注意: 保護されたアプリケーションでは、ディスカッションの権限は個々のユーザーに割り当てられたユーザー・ロールに従って割り当てられます。ユーザーは、進行役、参加者または閲覧者になることができます。一部のアクティビティでは進行役または参加者ロールが必要です。詳細は、第33.2.3項「ディスカッションのセキュリティの設定」を参照してください。 |
ディスカッションは、インスタント・メッセージおよびプレゼンス、RSS、検索(フォーラム内で検索するため)など、多くのWebCenter Portalコンポーネントと統合されます。メールは、スレッドとしてディスカッションにアーカイブできます。。また、WebCenter Portalオブジェクトからディスカッションにリンクすることもできます。
ディスカッションにはディスカッション・サーバーが必要です。Oracle Fusion Middlewareに付属するディスカッション・サーバーをインストールおよび構成します。
関連項目: Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalインストレーション・ガイド |
Frameworkアプリケーションでフォーラムを作成するには、バックエンドのディスカッション・サーバーで、進行役または管理者である必要があります。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理のディスカッション・サーバーでの管理者ロールの付与に関する項を参照してください。
図33-1は、実行時のディスカッション・フォーラムを示しています。
実行時のディスカッションの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』の「ディスカッションの表示と参加」の章を参照してください。
この項では、アプリケーションにディスカッションを追加するために必要な手順について説明します。次のサブセクションが含まれます:
WebCenter Portal Frameworkアプリケーションのディスカッション・サーバーに対して、接続を作成する必要があります。ディスカッション・フォーラムの接続を追加登録することはできますが、一度にアクティブになる接続は1つのみです。
ディスカッション・フォーラム接続を作成したり、接続をアクティブに設定すると、お知らせとディスカッションの両方が同じ接続を使用します。既存の接続が存在する場合は、この項をスキップして第33.2.2項「ディスカッション機能の設計時の追加」を参照してください。
既存の接続がない場合は、新しいディスカッション・フォーラム接続を作成する必要があります。
ディスカッションには、ディスカッション・サーバーへのディスカッション・フォーラム接続が必要です。
注意: Oracle Developerで設計時にバックエンド・サーバーへの接続を設定できますが、デプロイ後の環境でEnterprise Manager Fusion Middleware Controlを使用して、後から接続を追加、削除または変更できます。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理を参照してください。 |
次の手順に従って、ディスカッションの接続を設定してください。
ディスカッション・フォーラムを利用するアプリケーションを、Oracle JDeveloperで開きます。
注意: お知らせ用のディスカッション・フォーラム接続を作成した場合、これはデフォルトでディスカッション用に使用されます。追加構成は必要ありません。 |
アプリケーション・ナビゲータの「アプリケーション・リソース」で、「接続」を右クリックし、リストから新しい接続「ディスカッション・フォーラム」を選択します。
「名前」ページで、「アプリケーション・リソース」に接続を作成するように選択します。(「アプリケーション・リソース」の接続はそのアプリケーションでのみ使用可能ですが、「IDE接続」の接続は作成したすべてのアプリケーションで使用可能です。別のアプリケーションで接続を使用する予定がある場合は、接続を再作成しなくて済むよう「IDE接続」を選択します。)
「接続名」にMyDiscussions
などの一意の名前を入力します。
「デフォルト接続として設定」チェック・ボックスを選択します。複数の接続を保持できますが、アクティブな接続は1つのみです(デフォルト)。異なるディスカッション・サーバーが(たとえば、ポータル内の各ページごとに)ある場合、チェック・ボックスは選択しないでください。ただし、1つの接続がデフォルト接続としてマークされている必要があります(図33-2)。
注意: 接続を作成してデフォルトの接続として設定すると、それがデフォルトでないように再設定することはできません。つまり、「デフォルト接続として設定」オプションの選択は解除できません。別のデフォルト接続を使用するには、新しい接続を作成し、それをデフォルト接続として設定する必要があります。 |
「次へ」をクリックします。
「一般」ページで、必須パラメータの値を入力します。
URL
: ディスカッション・フォーラムおよびお知らせをホスティングする、ディスカッション・サーバーのURLを入力します。例: http://discuss-example.com:8888/owc_discussions
Admin User
: ディスカッション・サーバー管理者のユーザー名(admin
など)。ディスカッションおよびお知らせは、WebCenter Portalユーザーにかわってこのアカウントを使用して管理操作を実行します。
ポータルで、このアカウントは、主にポータル関連のディスカッションおよびお知らせの管理を行う場合に使用されます。このユーザーがスーパー管理者である必要はありません。ただし、ユーザーは、ポータルの現行のルート・カテゴリ(すべてのポータル関連ディスカッションおよびお知らせが格納されている、ディスカッション・サーバー上のカテゴリ)に対する管理権限を持っている必要があります。
注意: Frameworkアプリケーションに、ポータル関連の機能が含まれていない場合は、管理者のユーザー名は必要ありません。 |
オプションで、その他のパラメータの値を入力します。
Connection Timeout
: 接続に適したタイムアウトを指定します。これは、接続タイムアウト・メッセージが発行されるまでに、アプリケーションがディスカッション・サーバーからのレスポンスを待機する時間(秒単位)です。デフォルトは-1で、これはデフォルトが使用されることを意味します。デフォルトは10秒です。
Policy URI for Authenticated Access
: この接続がディスカッション・サーバーのWebサービスへの認証アクセスに使用するSAMLトークン・クライアント・ポリシーを選択します。SAML (Security Assertion Markup Language)は、認証権限および認可権限を定義するセキュリティ・トークンを渡すためのXMLベース標準です。(レシーバとの信頼関係を持っている)証明エンティティは、送信者保証と呼ばれる方式によってサブジェクトの検証を保証します。次のオプションが使用できます。
WSS 1.0 SAMLトークン・クライアント・ポリシー(oracle/wss10_saml_token_client_policy)
WSS 1.1メッセージ保護付きSAMLトークン・クライアント・ポリシー(oracle/wss11_saml_token_with_message_protection_client_policy)
指定したクライアント・ポリシーは、ディスカッション・サーバーのOWCDiscussionsServiceAuthenticated
エンドポイントに対して構成されるサービス・ポリシーと互換性がある必要があります。最初の何もしていない状態で、デフォルトのサービス・ポリシーは、WSS 1.0 SAMLトークン・サービス・ポリシー(oracle/wss10_saml_token_service_policy)です。
Policy URI for Public Access
: ディスカッション・サーバーのWebサービスへのパブリック・アクセス用にメッセージのセキュリティおよび整合性を強化するため、この接続で使用するクライアント・ポリシーを選択します。次のオプションが使用できます。
None - これがデフォルトの設定です。
WSS 1.1メッセージ保護クライアント・ポリシー(oracle/wss11_with_message_protection_client_policy)
指定したクライアント・ポリシーは、ディスカッション・サーバーのOWCDiscussionsServicePublic
エンドポイントに対して構成されるサービス・ポリシーと互換性がある必要があります。最初の何もしていない状態では、パブリック・アクセスに対してサービス・ポリシーは構成されていません。
Recipient Key Alias
: メッセージ保護付きポリシー(OWCDiscussionsServicePublic
およびOWCDiscussionsServiceAuthenticated
エンドポイントに適用可能)に使用する受信者キーの別名を入力します。これは、構成されたキーストアにある、ディスカッション・サーバーの公開鍵を含む証明書の別名です。
詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理の「WS-Securityの構成」の章を参照してください。
「接続のテスト」をクリックし、成功した場合は、「次へ」をクリックします。
「ディスカッション接続の作成 - ステップ3/3」ページで、その他のパラメータを構成できます。
application.root.category.id
: (WebCenter Portalのみ)すべてのディスカッション・フォーラムが格納される、ディスカッション・サーバーのアプリケーション・ルート・カテゴリID。たとえば、3に設定すると、すべてのフォーラムはカテゴリ3に格納されます。
注意: パスワードなどのプロパティ値を暗号化するには、「セキュアなプロパティの追加」をクリックします。 |
「終了」をクリックします。これで、接続が「アプリケーション・リソース」→「接続」の下にノードとして表示されます。
この項では、ディスカッションの基本的な組込みについて説明します。
ニーズに最適な形式でディスカッションを提供する複数のタスク・フローがあります(表33-1)。
表33-1 ディスカッション・タスク・フロー
タスク・フロー | 説明 |
---|---|
ディスカッション・フォーラム |
このタスク・フローでは、ディスカッション・フォーラム・ビューが表示されます。ユーザーは、すべてのディスカッションとその返信を参照できます。 ユーザーは権限に基づいて様々な操作を行うこともできます。進行役は、すべてのオブジェクトに対して作成、参照、更新および削除操作を行うことができます。参加者は、トピックの作成、自分で作成したトピックの編集、およびトピックへの返信ができます。閲覧者はオブジェクトの表示のみが可能です。 すべての監視フォーラムおよび監視トピックには、このタスク・フローからアクセスできます。監視フォーラムおよび監視トピックのタスク・フローでは、監視フォーラムまたは監視トピックのさらにフォーカスされたビューが提供されます。 ビューの外観は、パラメータにより変更できます。詳細は、第33.2.2.3項「ディスカッション・タスク・フローのパラメータを変更する方法」を参照してください。 |
ディスカッション - 人気のあるトピック |
このタスク・フローでは、特定のカテゴリIDまたはフォーラムIDの下で、アプリケーション内で最も頻繁に閲覧されたトピックをユーザーが参照できるビューを提供します。 詳細は、第33.3.1項「ディスカッション - 人気のトピック・タスク・フローの追加」を参照してください。 |
ディスカッション - 最近のトピック |
このタスク・フローでは、カテゴリIDまたはフォーラムIDが指定されたアプリケーション内の、最近のすべてのトピックをユーザーが参照できるビューを表示します。 詳細は、第33.3.2項「ディスカッション - 最近のトピック・タスク・フローの追加」を参照してください。 |
ディスカッション - 監視フォーラム |
このタスク・フローでは、特定のカテゴリIDの下で、アプリケーション内の自分のすべての監視フォーラムをユーザーが参照できるビューを表示します。 詳細は、第33.3.3項「ディスカッション - 監視フォーラム・タスク・フローの追加」を参照してください。 |
ディスカッション - 監視トピック |
このタスク・フローでは、特定のカテゴリIDまたはフォーラムIDの下で、アプリケーション内の自分のすべての監視トピックをユーザーが参照できるビューを表示します。 詳細は、第33.3.4項「ディスカッション - 監視トピック・タスク・フローの追加」を参照してください。 |
ディスカッション - クイック・ビュー |
このタスク・フローでは、人気のトピック、最近のトピック、監視トピックおよび監視フォーラムの各タスク・フローの結合されたビューを表示します。4つのタスク・フローを別々に追加するのではなく、この単一のタスク・フローで、ドロップダウン・リストを使用して4つのビューのすべてを表すことにより、エンド・ユーザーによるパーソナライズが可能になります 詳細は、第33.3.5項「ディスカッション - クイック・ビュー・タスク・フローの追加」を参照してください。 |
ディスカッション・フォーラム・タスク・フローでは、ディスカッションの完全なビューが提供されます。ディスカッション・フォーラム・タスク・フローをFrameworkアプリケーションに追加するには、次の手順に従います。
第4.2.1項「ツールとサービスを利用するようにアプリケーションを準備する方法」の手順に従い、アプリケーションでセキュリティを実装し、カスタマイズ可能なページを作成します。
ディスカッションを追加するページを開きます。
「リソース・パレット」で「カタログ」、「WebCenter - Frameworkサービス・カタログ」、「タスク・フロー」と開きます。
「リソース・パレット」から「ディスカッション」をドラッグし、ページの上でドロップします。
要求されたら、タスク・フローの作成方法として「リージョン」を選択します。
ディスカッション・ライブラリをプロジェクトに追加するよう要求される場合があります。この場合は、「ライブラリの追加」をクリックします。この操作の完了には時間がかかる場合があります。
「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ・ボックスで、パラメータの値を入力し、「OK」をクリックします。表33-2に、パラメータを示します。
ページを保存し、実行します。
注意: アプリケーションではなくIDEで接続を作成した場合、その接続をアプリケーションに追加する必要があります。たとえば、「リソース・パレット」の「IDE接続」の下にある接続を右クリックし、「アプリケーションに追加」を選択します。 アプリケーション内のディスカッション・フォーラム・タスク・フローのすべてのインスタンスは、同じディスカッション・サーバーに対して実行されます。複数のディスカッション・フォーラム・タスク・フロー・インスタンスを追加する必要はありません。これは、お知らせやメールからのタスク・フローなど、バックエンド・サーバーへの接続が必要なすべてのタスク・フローに当てはまります。 |
ディスカッション・フォーラム・メイン・ビューには、アプリケーションで他のコンポーネントを必要とする機能がいくつかあります。
メイン・ビューのリンクが機能するには、リンク・サービスを構成しておく必要があります。詳細は、第43章「リンクの統合」を参照してください。
ユーザーのプレゼンス・インジケータが機能するには、WebCenter Portalプレゼンス・サービスを構成しておく必要があります。詳細は、第34章「インスタント・メッセージおよびプレゼンスの統合」を参照してください。
ディスカッション・サーバーとWebCenter Portalが、同じアイデンティティ・ストアを指すようにすることをお薦めします。Frameworkアプリケーションおよびディスカッション・ページがセキュアであるように構成されている場合、アプリケーションのログイン時に、ディスカッションはディスカッション・サーバー内の資格証明に従います。
ディスカッション・タスク・フローには、オプションのタスク・フロー・バインディング・パラメータがあります。
パラメータ値は、ページにタスク・フローをドロップするときまたはページにタスク・フローを配置した後に調整できます。
ページの下部にある「バインディング」タブ(next to the 「ソース」タブの横)をクリックし、「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログにナビゲートします。
「実行可能ファイル」の下に、追加したタスク・フローが表示されます。図33-4に、「実行可能ファイル」の検索タスク・フローの例を示します。
タスク・フローを選択し、「実行可能ファイル」という見出しの横にある、「選択した要素を編集します。」(鉛筆)アイコンをクリックします。
「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ(図33-5)で、必要に応じてバインディング・パラメータ値を変更します。
図33-5 ディスカッション・フォーラム・タスク・フロー用の「タスク・フロー・バインディングの編集」ダイアログ
終了したら、「OK」をクリックします。
ページを保存して実行し、結果を表示します。
表33-2に、ディスカッション・タスク・フロー固有のプロパティを示します。
表33-2 ディスカッション・タスク・フローのパラメータ
プロパティ | 説明 | タスク・フロー |
---|---|---|
|
このオプションのパラメータは、ビューのスコープ設定先となるOracle WebCenter Portalのディスカッション・サーバーの既存のカテゴリの識別子です。 値が指定されない場合、デフォルトのディスカッション・サーバーの適切なルート・カテゴリとなります。(このルート・カテゴリIDは、 ディスカッション・サーバー管理者インタフェースを使用して、テスト目的でカテゴリを作成し、ここでそのカテゴリ識別子を参照することもできます。 |
|
|
このパラメータは、人気のあるトピックを取得するディスカッション・サーバーの既存のフォーラムの識別子です。
|
|
|
このパラメータは、「リフレッシュ」アイコンを含めたツールバーを表示するかどうかを示します。 |
|
|
このパラメータでは、フォーラムをカテゴリのみに表示するか、サブカテゴリにも表示するかを指定します。 trueは、特定のカテゴリ/サブカテゴリの下のすべてのフォーラムが表示されることを意味しています。また、falseは、カテゴリの直接の子フォーラムのみが表示されることを意味しています。デフォルト値はfalseです。 注意: trueの場合、パフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。 |
ディスカッション・フォーラム |
i |
「カテゴリID」で指定したカテゴリにグループ化されているフォーラム、または「フォーラムID」で指定したフォーラムで指定されているトピックを表示する機能。trueは、タスク・フローにより このパラメータ値は、他のパラメータとの組合せで機能します。 |
ディスカッション・フォーラム |
|
表示可能なトピックの数を設定します |
ディスカッション・フォーラム |
|
trueに設定すると、ユーザーは表示可能なトピックの数を変更できなくなります。 |
ディスカッション・フォーラム |
|
表示可能な監視トピックの数を設定します。 |
|
|
表示可能な監視フォーラムの数を設定します。 |
監視フォーラム |
|
trueに設定すると、「詳細」リンクを非表示にします。 |
|
パラメータ値の変更により、ディスカッション・フォーラムのビューのルック・アンド・フィールをカスタマイズできます。次の組合せが可能です。
注意: 双方向リンクでは、双方向に接続します。たとえば、ディスカッションのトピックからドキュメントへのリンクを作成すると、ドキュメントからトピックへ戻るリンクも作成されます。同様に、ディスカッションのトピックからドキュメントへのリンクを削除すると、ドキュメントからトピックへ戻るリンクは自動的に削除されます。 |
categoryId
: 複数のフォーラムが存在する場合、フォーラムのリスト・ビューが表示されます。フォーラムが1つのみの場合、フォーラムをドリル・ダウンし、双方向リンクが可能な状態ですべてのトピックをリストします。
categoryId
およびforumId
: 双方向リンクが可能な状態でトピックのリスト・ビューが表示されます。
isCategoryView
をtrue
に設定: 双方向リンクが可能な状態でトピックのリスト・ビューが表示されます。
categoryId
、forumId
およびisCategoryView
をfalse
に設定: トピックのリスト・ビューが表示されますが、双方向リンクは使用できません。
categoryId
およびisCategoryView
をtrue
に設定: 複数のフォーラムが存在する場合、フォーラムのリスト・ビューが表示されます。フォーラムが1つのみの場合、双方向リンクが可能な状態でそのフォーラムを表示します。
forumId
およびisCategoryView
をfalse
に設定: トピックのリスト・ビューが表示されますが、双方向リンクは使用できません。
categoryId
およびisCategoryView
をfalse
に設定: categoryId
を単独で指定した場合と同様です。
forumId
およびisCategoryView
をtrue
に設定: forumId
およびisCategoryView
をfalseに設定した場合と同様です。
isCategoryView
= true
or false
: 無視されます。Frameworkアプリケーションのデフォルトのスコープ(つまり、ルート・カテゴリの下に知るとされたすべてのフォーラム)が適用されます。
forumId
: forumId
およびisCategoryView
をfalseに設定した場合と同様です。
デフォルトでは、WebCenter Portalアプリケーションの認証されたユーザーがディスカッション・フォーラムを表示しそれに関与できます。WebCenter Portalアプリケーションにログインしているユーザーはディスカッションを表示でき、十分な権限を持つユーザーはフォーラムとトピックを作成できます。フォーラムを作成するには、ディスカッションを提供するバックエンド・ディスカッション・サーバーのモデレータまたは管理者である必要があります。
保護されていないFrameworkアプリケーションでは、ユーザーのアイデンティティはディスカッション・サーバーに伝播されません。したがって、ユーザーはゲスト(つまり、匿名ユーザー)として識別され、パブリック・カテゴリおよびパブリック・フォーラムのみの表示が可能です。
注意: カテゴリおよびフォーラムは、サーバー側の分類で、カテゴリからフォーラム、トピックの順に分類されます。つまり、フォーラムがトピックのコレクションの先頭となり、同様にカテゴリがフォーラムのコレクションの先頭になります。 |
保護されたFrameworkアプリケーションでは、ディスカッションの権限は個々のユーザーに割り当てられたユーザー・ロールに従って割り当てられます。たとえば、ユーザーは進行役、参加者または閲覧者になることができます。フォーラムの進行役は、フォーラム内のすべてのトピックおよびメッセージを編集および削除できます。フォーラムの参加者は、トピックの作成と、自分のトピックの編集ができます。フォーラムの閲覧者は、トピックおよびメッセージを表示できます。
保護されていないFrameworkアプリケーションでは、アイデンティティの伝播は行われません。ユーザーはゲスト(匿名)ユーザーで、パブリック・カテゴリとパブリック・フォーラムのみを表示できます。
ADFセキュリティで保護されたFrameworkアプリケーションでは、アイデンティティの伝播が有効です。アイデンティティに基づいて適切な権限がマッチングされ、対応するアクションが有効になります。アプリケーションのログインに使用するユーザー名が、ディスカッション・サーバーのログインに使用されます。お薦めする方法は、ディスカッション・サーバーとアプリケーションが同じアイデンティティ・ストアを指すようにすることです。ページを実行すると、ログイン・ページが表示され、ユーザー資格証明の入力を求められます。ディスカッション・サーバーで必要な権限を持つ、資格証明を入力します。
注意: ディスカッションでは、 |
WebCenter PortalのFrameworkアプリケーション・テンプレートを使用してアプリケーションを作成すると、デフォルトでADFセキュリティが構成されます。ADFセキュリティの構成の詳細は、第74.3項「ADFセキュリティの構成」を参照してください。
この項では、ディスカッションで使用可能なオプション機能について説明します。次のサブセクションが含まれます:
ディスカッション - 人気のトピック・タスク・フローでは、特定のカテゴリIDまたはフォーラムIDの下で、アプリケーション内で最も頻繁に閲覧されたディスカッション・トピックをユーザーが参照できるビューを提供します。
注意: 人気のトピックは、トピックの返信に基づいて決められます。管理者が人気度を決めることはできません。 |
ディスカッション - 人気のトピック・タスク・フローをFrameworkアプリケーションに追加するには、第33.2.2.2項「ページへのディスカッションの追加方法」で、ディスカッション・フォーラム・タスク・フローに対して行った手順と同じ手順に従い、ページ上で「ディスカッション - 人気のトピック」をドラッグ・アンド・ドロップします。
表33-2に、このタスク・フローの使用可能なパラメータを示しています。
図33-6に、ディスカッション - 人気のトピック・タスク・フローの実行時の外観を示します。
ディスカッション - 最近のトピック・タスク・フローでは、カテゴリIDまたはフォーラムIDが指定された、すべての最近のトピック(つまり、過去2日以内に投稿されたトピック)をユーザーが参照できるビューを表示します。
ディスカッション - 最近のトピック・タスク・フローをFrameworkアプリケーションに追加するには、第33.2.2.2項「ページへのディスカッションの追加方法」で、ディスカッション・フォーラム・タスク・フローに対して行った手順と同じ手順に従い、ページ上で「ディスカッション - 最近のトピック」をドラッグ・アンド・ドロップします。
表33-2に、このタスク・フローの使用可能なパラメータを示しています。
図33-7に、ディスカッション - 最近のトピック・タスク・フローの実行時の外観を示します。トピックの投稿を表示するには、関連したトピックをクリックします。
ディスカッション - 監視フォーラム・タスク・フローでは、特定のカテゴリIDの下で、自分のすべての監視フォーラムをユーザーが参照できるビューを表示します。
ディスカッション・フォーラムやディスカッション・トピックを監視し、最新かつ自分の活動に関連した情報を見守ることができます。監視するよう選択したフォーラムやトピックは個人用で、選択したものが自分の監視リストのビューに表示されます。監視するよう選択したフォーラムやトピックによって、他のユーザーが影響を受けることはありません。
あるユーザーがフォーラムまたはトピックに監視を配置すると、他のユーザーがそのフォーラムまたはトピックに追加するたびに、それがそのユーザーの監視対象フォーラムまたはトピックのリストに表示され、そのユーザーはメールで通知を受け取ります。
すべての監視フォーラムおよび監視トピックには、このフォーラム・タスク・フローからアクセスできます。監視フォーラムおよび監視トピックのタスク・フローでは、監視フォーラムまたは監視トピックのさらにフォーカスされたビューが提供されます。
ディスカッション - 監視フォーラム・タスク・フローをFrameworkアプリケーションに追加するには、第33.2.2.2項「ページへのディスカッションの追加方法」で、ディスカッション・フォーラム・タスク・フローに対して行った手順と同じ手順に従い、ページ上で「ディスカッション - 監視フォーラム」をドラッグ・アンド・ドロップします。
表33-2に、このタスク・フローの使用可能なパラメータを示しています。
図33-8に、ディスカッション - 監視フォーラム・タスク・フローの実行時の外観を示します。
実行時にフォーラムまたはトピックを監視する方法は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』の「ディスカッションの使用」の章を参照してください。
ディスカッション - 監視フォーラム・タスク・フロー同様、ディスカッション - 監視トピック・タスク・フローは、特定のカテゴリIDまたはフォーラムIDの下で、自分のすべての監視トピックをユーザーが参照できるビューを表示します。
ディスカッション - 監視トピック・タスク・フローをFrameworkアプリケーションに追加するには、第33.2.2.2項「ページへのディスカッションの追加方法」で、ディスカッション・フォーラム・タスク・フローに対して行った手順と同じ手順に従い、ページ上で「ディスカッション - 監視トピック」をドラッグ・アンド・ドロップします。
表33-2に、このタスク・フローの使用可能なパラメータを示しています。
図33-9に、ディスカッション - 監視トピック・タスク・フローの実行時の外観を示します。
実行時にフォーラムまたはトピックを監視する方法は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用』の「ディスカッションの使用」の章を参照してください。
ディスカッション - クイック・ビュー・タスク・フローでは、人気のトピック、最近のトピック、監視トピックおよび監視フォーラムの各タスク・フローの結合されたビューを表示します。4つのタスク・フローを別々に追加するのではなく、この単一のタスク・フローで、ドロップダウン・リストを使用して4つのビューのすべてを表すことにより、エンド・ユーザーによるパーソナライズが可能になります。
デフォルトでは、監視トピックが表示されます。このタスク・フローに指定するパラメータは、categoryId
のみです。
ディスカッション - クイック・ビュー・タスク・フローをWebCenter Portal Frameworkアプリケーションに追加するには、第33.2.2.2項「ページへのディスカッションの追加方法」で、ディスカッション・フォーラム・タスク・フローに対して行った手順と同じ手順に従い、ページ上で「ディスカッション - クイック・ビュー」をドラッグ・アンド・ドロップします。
表33-2に、このタスク・フローの使用可能なパラメータを示しています。
図33-10に、ディスカッション - クイック・ビュー・タスク・フローの実行時の外観を示します。
ポータル機能はFrameworkアプリケーションで公開できます。Frameworkアプリケーション・ユーザーは、RSSニュース・フィードを通じて、特定のポータルで行われていることを知ることができます。
RSSニュース・フィードをディスカッション用に構成して、Frameworkアプリケーション内でポータルのディスカッション・フォームをユーザーが表示できるようにします。ディスカッション用にポータルのRSSニュース・フィードURLを取得するには、次のWebCenter Portal APIメソッドのいずれかを使用してください。
getServiceRSSFeedURL
getServiceRSSFeedURLbyGuid
RSSフィードのURLを取得するには、ポータルを(名前またはGUIDで)特定し、必要なコンポーネントを(サービスIDで)指定する必要があります。ディスカッションのサービスIDは、GroupSpaceWSClient.DISCUSSION_SERVICE_ID
です。
これらのメソッドを使用する方法の詳細は、第56.1.5.3.9項「WebCenter PortalのツールとサービスのためのRSSフィードURLの取得」を参照してください。
バックエンドのディスカッション・サーバーには、アプリケーションをさらにカスタマイズするためのAPIが用意されています。詳細は、Oracle Fusion Middlewareドキュメント・ライブラリのJiveフォーラムのドキュメントを参照してください(WebCenter Portal製品の部分にあります)。
WebCenter Portalは、ディスカッションをサポートするためのREST APIを提供しています。ディスカッションのREST APIを使用すると、ディスカッション・フォーラム、トピックおよびメッセージを投稿、参照、更新および削除できます。
この項では、ディスカッションに関連するREST APIメソッドについて説明します。次のサブセクションが含まれます:
REST APIの概要は、第53章「Oracle WebCenter Portal REST APIの使用」を参照してください。
各RESTサービスは、そのサービスのエントリ・ポイントを提供するリソース索引内にリンク要素を持っています。ディスカッションのエントリ・ポイントを見つけるには、次のresourceType
を持つリンク要素を見つけます。
urn:oracle:webcenter:discussions:forums
対応するhref
またはtemplate
要素によって、URIエントリ・ポイントが提供されます。クライアントはこのエントリ・ポイントにHTTPリクエストを送信して、ディスカッションを操作します。
リソース索引の詳細は、第53.5.1項「リソース索引の使用」を参照してください。
リソース・タイプの詳細は、第53.5.2.1項「リソース・タイプ」を参照してください。
クライアントがエントリ・ポイントを識別すると、リソース・タイプの分類によりナビゲートして、必要な操作を実行できます。個々のリソース・タイプの詳細は、第53.5.2.1項「リソース・タイプ」の該当の項を参照してください。
ディスカッションの分類は、次のとおりです。
urn:oracle:webcenter:discussions:forums urn:oracle:webcenter:discussions:forum urn:oracle:webcenter:discussions:forum:topics urn:oracle:webcenter:discussions:forum:topic urn:oracle:webcenter:discussions:forum:topic:messages urn:oracle:webcenter:discussions:forum:topic:message
サービス・エントリ・ポイントの他、URLテンプレートにより、クライアントは、問合せパラメータを渡してリクエストをカスタマイズしたり戻されたデータのフォームを制御できます。
ディスカッション・リソース内のコレクション・リソースは、ページ区切り(startIndex
およびitemsPerPage
)をサポートします。その他の問合せパラメータ(search
とprojection
)はサポートされていません。
ディスカッションでは、セキュリティに関する特定の考慮事項はありません。一般的なセキュリティに関する考慮事項については、第53.8項「WebCenter Portal REST APIのセキュリティに関する考慮事項」を参照してください。
この項では、各リソース・タイプについて説明します。次のサブセクションが含まれます:
第33.3.8.4.5項「urn:oracle:webcenter:discussions:forum:topic:messages」
第33.3.8.4.6項「urn:oracle:webcenter:discussions:forum:topic:message」
ディスカッション・フォーラムの参照(GET
)および書込み(POST
)に使用するURIを識別するには、このリソース・タイプを使用します。GET
操作からのレスポンスには、このフォーラム・コレクション内の各フォーラムが含まれており、各フォーラムには、そのフォーラムの操作で使用するリンクが含まれています。POST
操作からのレスポンスには、このフォーラム・コレクションに作成されたフォーラムと、そのフォーラムを操作するリンクが含まれています。
forumsへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してこのリソースにアクセスする方法を示します:
resourceindex forums
resourceindex spaces spaces:resourceindex spaces:forums
forumsでサポートされるメソッド
次のメソッドは、このリソースによりサポートされています:
GET
リクエスト - 本体: なし、パラメータ: startIndex
、itemsPerPage
(ページ区切り)
レスポンス - 本体: フォーラム
POST
リクエスト - 本体: フォーラム
レスポンス - 本体: フォーラム
1ページに表示されるフォーラムの数のデフォルトは10です。詳細は、第53.5.2.5項「テンプレート」を参照してください。
forumsからリンクされるリソース・タイプ
表33-3は、クライアントがこのリソースからリンクできるリソース・タイプを示しています。
表33-3 フォーラム関連のリソース・タイプ
rel | リソース・タイプ |
---|---|
self |
|
|
特定のディスカッション・フォーラムの参照(GET
)、更新(PUT
)および削除(DELETE
)で使用するURIを識別するには、このリソース・タイプを使用します。GET
操作からのレスポンスには、URIで識別された特定のフォーラムが含まれています。PUT
操作からのレスポンスには、URIで識別されるフォーラムの変更されたバージョンが含まれています。DELETE
操作からのレスポンスは、204です。
forumへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してこのリソースにアクセスする方法を示します:
resourceindex forums forum
resourceindex spaces spaces:resourceindex spaces:forums forum
resourceindex activities forum
forumでサポートされるメソッド
次のメソッドは、このリソースによりサポートされています:
GET
リクエスト - 本体: なし
レスポンス - 本体: フォーラム
PUT
リクエスト - 本体: フォーラム
レスポンス - 本体: フォーラム
DELETE
リクエスト - 本体: なし
レスポンス - 本体: なし
forumの書込み可能要素
表33-4は、このリソースの書込み可能要素を示しています。
表33-4 フォーラムの書込み可能要素
要素 | タイプ | 必須 | 制約 | 説明 |
---|---|---|---|---|
|
String |
はい |
1文字以上の文字 |
フォーラムの名前 |
|
String |
いいえ |
1文字以上の文字 |
表示に使用される名前 |
|
String |
いいえ |
1文字以上の文字 |
フォーラムの説明 |
forumの読取り専用要素
表33-5は、このリソースの読取り専用要素を示しています。
表33-5 forumの読取り専用要素
要素 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
|
整数 |
フォーラムのID |
|
整数 |
親カテゴリのID |
|
String |
フォーラムを作成したユーザーのID |
|
|
フォーラムを作成したユーザーに関するユーザー情報。GUID、ID、表示名およびプロファイル・アイコンへのリンクで構成されます( |
|
日付 |
フォーラムが作成された日付 |
|
String |
最後に変更を行ったユーザーのID |
|
|
最後に変更を行ったユーザーに関するユーザー情報。GUID、ID、表示名およびプロファイル・アイコンへのリンクで構成されます( |
|
日付 |
フォーラムが最後に変更された日付 |
|
String |
ディスカッション・サーバーへのダイレクト・アクセスURL |
|
整数 |
トピック数 |
|
整数 |
メッセージ数 |
|
Boolean |
フォーラムがロックされている場合はTrue |
|
Boolean |
このフォーラムがお気に入りとしてマークされている場合はTrue |
forumからリンクされるリソース・タイプ
表33-6は、クライアントがこのリソースからリンクできるリソース・タイプを示しています。
表33-6 forumに関連するリソース・タイプ
rel | リソース・タイプ |
---|---|
self |
|
|
ディスカッション・トピックの参照(GET
)および書込み(POST
)に使用するURIを識別するには、このリソース・タイプを使用します。GET
操作からのレスポンスには、このトピック・コレクション内の各トピックが含まれており、各トピックには、そのトピックの操作で使用するリンクが含まれています。POST
操作からのレスポンスには、このトピック・コレクションに作成されたトピックと、そのトピックを操作するリンクが含まれています。
topicsへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してこのリソースにアクセスする方法を示します:
resourceindex forums topics
resourceindex spaces spaces:resourceindex spaces:forums topics
topicsでサポートされるメソッド
次のメソッドは、このリソースによりサポートされています:
GET
リクエスト - 本体: なし、パラメータ: startIndex
、itemsPerPage
(ページ区切り)
レスポンス - 本体: トピック
POST
リクエスト - 本体: トピック
レスポンス - 本体: トピック
詳細は、第53.5.2.5項「テンプレート」を参照してください。
topicsからリンクされるリソース・タイプ
表33-7は、クライアントがこのリソースからリンクできるリソース・タイプを示しています。
表33-7 topicsに関連するリソース・タイプ
rel | リソース・タイプ |
---|---|
self |
|
|
特定のディスカッション・トピックの参照(GET
)、更新(PUT
)および削除(DELETE
)で使用するURIを識別するには、このリソース・タイプを使用します。GET
操作からのレスポンスには、URIで識別される特定のトピックが含まれています。PUT
操作からのレスポンスには、URIで識別されたトピックの変更されたバージョンが含まれています。DELETE
操作からのレスポンスは、204です。
topicへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してこのリソースにアクセスする方法を示します:
resourceindex forums topics topic
resourceindex spaces spaces:resourceindex spaces:forums topics topic
resourceindex activities topicT
topicでサポートされるメソッド
次のメソッドは、このリソース・タイプでサポートされています。
GET
リクエスト-本体: なし
レスポンス-本体: トピック
PUT
リクエスト-本体: トピック
レスポンス-本体: トピック
DELETE
リクエスト-本体: なし
レスポンス-本体: なし
topicの書込み可能要素
表33-8は、このリソース・タイプの書込み可能要素を示しています。
表33-8 topicの書込み可能要素
要素 | タイプ | 必須 | 制約 | 説明 |
---|---|---|---|---|
|
String |
はい |
1文字以上の文字 |
トピックの件名 |
|
String |
いいえ |
0文字以上の文字 |
トピックの内容 |
topicの読取り専用要素
表33-9は、このリソース・タイプの読取り専用要素を示しています。
表33-9 topicの読取り専用要素
要素 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
|
整数 |
トピックの識別子 |
|
整数 |
親メッセージの識別子 |
|
整数 |
このトピックの投稿先フォーラムの識別子 |
|
整数 |
このトピックの投稿先トピックの識別子 |
|
String |
トピックを作成したユーザーのID |
|
|
トピックを作成したユーザーに関するユーザー情報。GUID、ID、表示名およびプロファイル・アイコンへのリンクで構成されます( |
|
日付 |
トピックが作成された日付 |
|
String |
トピックを最後に更新したユーザー |
|
日付 |
トピックが最後に更新された日付 |
|
String |
ディスカッション・サーバーへのダイレクト・アクセスURL |
|
整数 |
メッセージの階層の深度 |
|
整数 |
このトピックの下の子メッセージ数 |
|
整数 |
このトピックに対する返信数 |
|
Boolean |
そのユーザーでは、このトピックがお気に入りとしてのマークされているかどうか |
|
Boolean |
トピックがロックされているかどうか |
|
Boolean |
トピックが非表示かどうか |
|
Boolean |
トピックの添付ファイルの有無 |
topicからリンクされるリソース・タイプ
表33-10は、クライアントがこのリソースからリンクできるリソース・タイプを示しています。
表33-10 topicに関連するリソース・タイプ
rel | リソース・タイプ |
---|---|
self |
|
|
ディスカッション・トピック・メッセージの参照(GET
)および書込み(POST
)に使用するURIを識別するには、このリソース・タイプを使用します。GET
操作からのレスポンスには、このメッセージ・コレクション内の各メッセージが含まれており、各メッセージには、そのメッセージの操作で使用するリンクが含まれています。POST
操作からのレスポンスには、このメッセージ・コレクションに作成されたメッセージと、そのメッセージを操作するリンクが含まれています。
messagesへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してこのリソースにアクセスする方法を示します:
resourceindex forums topics messages
resourceindex spaces spaces:resourceindex spaces:forums topics messages
messagesでサポートされるメソッド
次のメソッドは、このリソースによりサポートされています:
GET
リクエスト - 本体: なし、パラメータ: startIndex
、itemsPerPage
(ページ区切り)
レスポンス - 本体: メッセージ
POST
リクエスト - 本体: メッセージ
レスポンス - 本体: メッセージ
詳細は、第53.5.2.5項「テンプレート」を参照してください。
messagesからリンクされるリソース・タイプ
表33-11は、クライアントがこのリソースからリンクできるリソース・タイプを示しています。
表33-11 messagesに関連するリソース・タイプ
rel | リソース・タイプ |
---|---|
self |
|
|
特定のディスカッション・トピック・メッセージの参照(GET
)、更新(PUT
)および削除(DELETE
)で使用するURIを識別するには、このリソース・タイプを使用します。GET
操作からのレスポンスには、URIで識別される特定のメッセージが含まれています。PUT
操作からのレスポンスには、URIで識別されるメッセージの変更されたバージョンが含まれています。DELETE
操作からのレスポンスは、204です。
messageへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してこのリソースにアクセスする方法を示します:
resourceindex forums topics messages message
resourceindex spaces spaces:resourceindex spaces:forums topics messages message
messageでサポートされるメソッド
次のメソッドは、このリソースによりサポートされています:
GET
リクエスト - 本体: なし
レスポンス - 本体: メッセージ
PUT
リクエスト - 本体: メッセージ
レスポンス - 本体: メッセージ
DELETE
リクエスト - 本体: なし
レスポンス - 本体: なし
messageの書込み可能要素
表33-12は、このリソースの書込み可能要素を示しています。
表33-12 messageの書込み可能要素
要素 | タイプ | 必須 | 制約 | 説明 |
---|---|---|---|---|
|
String |
はい |
1文字以上の文字 |
このメッセージの件名 |
|
String |
いいえ |
0文字以上の文字 |
このメッセージの内容 |
messageの読取り専用要素
表33-13は、このリソースの読取り専用要素を示しています。
表33-13 messageの読取り専用要素
要素 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
|
整数 |
メッセージのID |
|
整数 |
親メッセージのID |
|
整数 |
メッセージの投稿先フォーラムのID |
|
整数 |
メッセージの投稿先トピックのID |
|
String |
メッセージを作成したユーザーのID |
|
|
メッセージを作成したユーザーに関するユーザー情報。GUID、ID、表示名およびプロファイル・アイコンへのリンクで構成されます( |
|
日付 |
メッセージが作成された日付 |
|
String |
最後に変更を行ったユーザー |
|
日付 |
メッセージが最後に変更された日付 |
|
String |
ディスカッション・サーバーへのダイレクト・アクセスURL |
|
整数 |
メッセージの階層の深度 |
|
整数 |
メッセージ数 |
|
整数 |
このメッセージに対する返信数 |
|
Boolean |
このメッセージが非表示の場合はTrue |
|
Boolean |
メッセージに添付ファイルがある場合はTrue |
messageからリンクされるリソース・タイプ
表33-14は、クライアントがこのリソースからリンクできるリソース・タイプを示しています。
表33-14 messageに関連するリソース・タイプ
rel | リソース・タイプ |
---|---|
self |
|
|
この項では、ディスカッションで発生する一般的な問題と解決方法について説明します。
問題
再帰的フォーラムからのデータのフェッチに数分かかることがあります。たとえば、categoryId
およびforumId
パラメータを空白にしてディスカッション・タスク・フローをページ上にドロップし、showrecursive
パラメータを${'true'}
に設定すると、すべてのフォーラムのスクロールが終わるまでに数分かかることがあります。
解決方法
再帰的フォーラムを表示するオプションは、パフォーマンス上の理由からお薦めしません。
問題
Frameworkアプリケーションにはログインできますが、ディスカッション・サーバーにログインできません。
解決方法
ディスカッション・サーバーが、Frameworkアプリケーションと同じアイデンティティ・ストアを使用するように構成されていることを確認してください。詳細は管理者に問い合せてください。アイデンティティ・ストアの構成の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの管理のアイデンティティ・ストアの構成に関する項を参照してください。
問題
Frameworkアプリケーションからディスカッション・フォーラムにアクセスすると、次のエラー・メッセージが表示されます。
次のものに使用できるデフォルト接続またはアクティブ接続がありません: ディスカッション・フォーラム
解決方法
次の点を確認してください。
ディスカッション・フォーラムの接続を作成済である。
必要なディスカッション・フォーラムの接続が、デフォルトの接続としてマークされている。
問題
ディスカッション・フォーラム・タスク・フロー上で特定の操作を実行しているときに、「フォーラムが見つかりません。」、「トピックが見つかりません。」などのエラー・メッセージが表示されます。
解決方法
次の点を確認してください。
ディスカッション・サーバーが稼働している。
フォーラムまたはトピックが、ディスカッション・サーバー上に存在する。
編集中のフォーラムまたはトピックに対して、必要な権限がある。
これらすべての設定が正しくても問題が続く場合は、管理者に詳細を問い合せてください。
問題
別のディスカッション・サーバーを使用するように接続を変更し、アプリケーション・ルート・カテゴリIDをadministrator-services-discussionsから変更した場合、「カテゴリが見つかりません。」などの例外が表示されることがあります。
解決方法
Frameworkアプリケーションのデプロイ先の管理対象サーバーを再起動します。