5 Oracle GoldenGateのアンインストール

この章では、Oracle GoldenGateをアンインストールする方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

5.1 プロセスの停止

この手順では、ExtractおよびReplicationプロセスを停止します。停止の指示があるまで、Managerは実行したままにします。

すべてのシステムで:

コマンド・シェルを実行します。
システム管理者として、またはOracle GoldenGateコマンドを発行してオペレーティング・システムからファイルとディレクトリを削除する権限を持つユーザーとしてログオンします。
ディレクトリをOracle GoldenGateのインストール・ディレクトリに変更します。
GGSCIを実行します。
すべてのOracle GoldenGateプロセスを停止します。
```
STOP ER *
```
Managerプロセスを停止します。
```
STOP MANAGER
```

データベース内で構成されているOracle GoldenGateのオブジェクトおよび属性の設定を削除するには、次の手順に従います。

ソース・システムで:

システム管理者として、またはOracle GoldenGateコマンドを発行してオペレーティング・システムからファイルとディレクトリを削除する権限を持つユーザーとしてログオンします。
Oracle GoldenGateディレクトリからGGSCIを実行します。
すべてのOracle GoldenGateプロセスを停止します。
```
STOP ER *
```
Managerプロセスを停止します。
```
STOP MANAGER
```
GGSCIで、DBLOGINコマンドを使用してデータベースにログインします。
```
DBLOGIN SOURCEDB database, USERIDALIAS alias
```
GGSCIで、Oracle GoldenGate構成内の表をDATA CAPTURE NONEに変更します。
```
DELETE TRANDATA schema.table [NOSCHEDULINGCOLS | ALLCOLS]
```

ターゲット・システムで:

Replicatを停止します。
```
STOP REPLICAT group  
```
DBLOGINコマンドを使用してデータベースにログインします。
```
DBLOGIN SOURCEDB database, USERIDALIAS alias
```
Replicatグループを削除します。
```
DELETE REPLICAT group  
```
Replicatチェックポイント表を削除します。
```
DELETE CHECKPOINTTABLE schema.table
```

(Windowsのインストールで有効)。この手順では次の処理を行います。

次の手順を、ソース・システムとターゲット・システムで実行します。

システム管理者として、またはOracle GoldenGateコマンドを発行してオペレーティング・システムからファイルとディレクトリを削除する権限を持つユーザーとしてログオンします。
GGSCIを実行して、すべてのExtractおよびReplicatプロセスが停止していることを確認します。実行中のプロセスがあれば停止します。
```
STATUS ER *
STOP ER *
```
「スタート」、「ファイル名を指定して実行」の順にクリックし、「ファイル名を指定して実行」ダイアログ・ボックスでcmdと入力して、コマンド・コンソールを開きます。
ディレクトリをOracle GoldenGateのインストール・ディレクトリに変更します。
次の構文を使用して、INSTALLユーティリティを実行します。
```
install deleteevents deleteservice
```

Oracle GoldenGateインストール・ディレクトリを削除するには、すべてのシステム上で次の手順を実行します。