この章には、システムからOracle GoldenGateを削除する場合のプラットフォーム固有の手順が含まれます。
内容は次のとおりです。
警告: この手順は、Oracle GoldenGate証跡のデータが必要なくなり、現在のOracle GoldenGate環境を保持する必要がなくなった場合を前提としています。現在の環境およびデータを保持するには、この手順を開始する前にOracle GoldenGateディレクトリとすべてのサブディレクトリのバックアップを作成します。 |
次の手順に従って、IBM z/OSのソースまたはターゲット・システムから、またはz/OS上のDB2へのリモート配信に使用されるLinuxまたはUNIXシステムからOracle GoldenGateを削除します。
すべてのシステムで:
コマンド・シェルを実行します。
(推奨)システム管理者として、またはOracle GoldenGateコマンドを発行する権限とオペレーティング・システムからファイルおよびディレクトリを削除する権限を持つユーザーとしてログオンします。
ディレクトリをOracle GoldenGateのインストール・ディレクトリに変更します。
GGSCIを実行します。
すべてのOracle GoldenGateプロセスを停止します。
Managerプロセスを停止します。
ソース・システムで:
DBLOGIN
コマンドを使用してデータベースにログインし、DELETE TRANDATA
コマンドを実行して表をDATA CAPTURE NONE
に変更します。
Replicatチェックポイント表が存在する任意のシステムで:
DBLOGIN
コマンドを使用してデータベースにログインし、DELETE CHECKPOINTTABLE
コマンドを実行してReplicatチェックポイント表を削除します。
すべてのシステムで:
すべてのプロセス(GGSCIを含む)が停止していることを確認します。
インストール・ディレクトリを削除してOracle GoldenGateファイルを削除します。
次の手順に従って、IBM z/OSシステム上のDB2へのリモート配信に使用されるWindowsクラスタからOracle GoldenGateを削除します。
Managerリソースを含むクラスタ・グループを所有するクラスタのノードからGGSCIを実行し、まだ実行中のExtractおよびReplicatプロセスを停止します。
クラスタ・アドミニストレータ・ツールを使用してManagerリソースをオフラインにします。
リソースを右クリックし、「削除」を選択して削除します。
「スタート」、「ファイル名を指定して実行」の順にクリックし、「ファイル名を指定して実行」ダイアログ・ボックスでcmd
と入力して、コマンド・コンソールを開きます。
ディレクトリをOracle GoldenGateのインストール・ディレクトリに変更します。
次の構文を使用してINSTALLユーティリティを実行し、Oracle GoldenGateイベントがWindowsのイベント・マネージャにレポートされないようにして、Managerサービスを削除します。
install deleteevents deleteservice
クラスタの次のノードにクラスタ・グループを移動し、手順4から繰り返します。
次の手順に従って、IBM z/OSシステム上のDB2へのリモート配信に使用されるWindowsシステムからOracle GoldenGateを削除します。
すべてのシステムで:
(推奨)システム管理者として、またはOracle GoldenGateコマンドを発行する権限とオペレーティング・システムからファイルおよびディレクトリを削除する権限を持つユーザーとしてログオンします。
Oracle GoldenGateインストール・フォルダからGGSCIを実行します。
すべてのOracle GoldenGateプロセスを停止します。
Managerプログラムまたはサービスを停止します。
「スタート」、「ファイル名を指定して実行」の順にクリックし、「ファイル名を指定して実行」ダイアログ・ボックスでcmd
と入力して、コマンド・コンソールを開きます。
ディレクトリをOracle GoldenGateのインストール・ディレクトリに変更します。
次の構文を使用してINSTALLユーティリティを実行し、Oracle GoldenGateイベントがWindowsのイベント・マネージャにレポートされないようにして、Managerサービスを削除します。
install deleteevents deleteservice
ソース・システムで:
DBLOGIN
コマンドを使用してデータベースにログインし、DELETE TRANDATA
コマンドを実行して表をDATA CAPTURE NONE
に変更します。
Replicatチェックポイント表が存在する任意のシステムで:
DBLOGIN
コマンドを使用してデータベースにログインし、DELETE CHECKPOINTTABLE
コマンドを実行してReplicatチェックポイント表を削除します。
すべてのシステムで:
すべてのプロセス(GGSCIを含む)が停止していることを確認し、インストール・ディレクトリを削除してOracle GoldenGateファイルを削除します。