4 Oracle GoldenGateのアンインストール

この章では、Oracle GoldenGate for Sybaseをアンインストールする方法について説明します。内容は次のとおりです

• 4.1項「LinuxまたはUNIXからのOracle GoldenGateのアンインストール」

• 4.2項「WindowsからのOracle GoldenGateのアンインストール」

次の手順は、Oracle GoldenGateの証跡内のデータが不要であること、現在のOracle GoldenGate環境を保持する必要がないことを前提としています。現在の環境およびデータを保持するには、手順を開始する前にOracle GoldenGateディレクトリおよび全サブディレクトリのバックアップをとってください。

4.1 LinuxまたはUNIXからのOracle GoldenGateのアンインストール

すべてのシステムで:

1. コマンド・シェルを実行します。

2. (推奨)システム管理者、またはOracle GoldenGateコマンドを発行する権限とOSからファイルおよびディレクトリを削除する権限を持つユーザーとしてログオンします。

3. ディレクトリをOracle GoldenGateインストール・ディレクトリに変更します。

4. GGSCIを実行します。

5. Oracle GoldenGateプロセスをすべて停止します。

6. Managerプロセスを停止します。

ソース・システムで:

1. GGSCIで、DBLOGINコマンドを使用してデータベースにログインします。

2. GGSCIで、DELETE TRANDATAコマンドを発行してレプリケーションを無効にします。

3. Extractで2次切捨て点を管理していた場合、データベースによるこの管理を有効にします。

   dbcc settrunc( 'ltm', ignore )
   

Replicatチェックポイント表が存在する任意のシステムで:

1. GGSCIで、DBLOGINコマンドを使用してデータベースにログインします。

2. GGSCIで、DELETE CHECKPOINTTABLEコマンドを発行します。

すべてのシステムで:

1. すべてのプロセス(GGSCIを含む)が停止していることを確認します。

2. インストール・ディレクトリを削除してOracle GoldenGateファイルを削除します。

4.2 WindowsからのOracle GoldenGateのアンインストール

すべてのシステムで:

1. (推奨)システム管理者、またはOracle GoldenGateコマンドを発行する権限とOSからファイルおよびディレクトリを削除する権限を持つユーザーとしてログオンします。

2. Oracle GoldenGateインストール・フォルダからGGSCIを実行します。

3. Oracle GoldenGateプロセスをすべて停止します。

4. Managerプログラムまたはサービスを停止します。

5. Windowsコマンド・コンソールを実行します。

6. ディレクトリをOracle GoldenGateインストール・ディレクトリに変更します。

7. 次の構文を使用してinstallユーティリティを実行し、Windowsイベント・マネージャへのOracle GoldenGateイベントのレポートを停止して、Managerサービスを削除します。

   install deleteevents deleteservice
   

ソース・システムで:

1. GGSCIで、DBLOGINコマンドを使用してデータベースにログインします。

2. GGSCIで、DELETE TRANDATAコマンドを発行してレプリケーションを無効にします。

3. Extractで2次切捨て点を管理していた場合、データベースによるこの管理を有効にします。

   dbcc settrunc( 'ltm', ignore )
   

Replicatチェックポイント表が存在する任意のシステムで:

1. GGSCIで、DBLOGINコマンドを使用してデータベースにログインします。

2. GGSCIで、DELETE CHECKPOINTTABLEコマンドを発行します。

すべてのシステムで:

1. すべてのプロセス(GGSCIを含む)が停止していることを確認します。

2. インストール・ディレクトリを削除してOracle GoldenGateファイルを削除します。