説明
DECRYPTTRAIL
パラメータでは、トレイル・ファイルまたは抽出ファイルのデータを復号化します。このパラメータは次の場合に必要です。
マスター・キーとウォレットの方法でトレイルが暗号化されているとき、出力トレイルをデータ・ポンプに書き込む際にデータを復号化する場合のみ、データ・ポンプでDECRYPTTRAIL
を使用します。それ以外の場合、このパラメータは必要ありません。データ・ポンプがさらにレコードを処理する必要がある場合、データを自動的に復号化します。その後、再暗号化してから出力トレイルに書き込みます。マスター・キーとウォレットの方法が使用されるとき、Replicatは必ずデータを自動的に復号化します。
トレイルがENCKEYS
の方法で暗号化されているとき、NOPASSTHRU
パラメータが使用される場合に、データ・ポンプでDECRYPTTRAIL
を使用します。DECRYPTTRAIL
がデータ・ポンプで使用されるとき、暗号化する必要がある出力トレイルを指定する前に、ENCRYPTTRAIL
パラメータを使用します。
トレイルがENCKEYS
の方法で暗号化されているとき、Replicatでデータを復号化してからターゲットに適用するためにDECRYPTTRAIL
を使用します。
データの暗号化はENCRYPTTRAIL | NOENCRYPTTRAIL
パラメータによって制御されます。
トレイルまたはファイルの暗号化の詳細は、Oracle GoldenGateの管理for Windows and UNIXを参照してください。
DECRYPTTRAIL
トレイルまたはファイルがオプションなしのENCRYPTTRAIL
で暗号化され、256鍵バイト置換を使用する場合のみ、オプションなしで有効です。
{AES128 | AES192 | AES256}
マスター・キーとウォレット方式およびENCKEYS
の方法で有効です。トレイルまたはファイルの暗号化にENCRYPTTRAIL
で使用されたのと同じAES暗号を指定します。
KEYNAME
key_name
ENCKEYS
の方法で有効です。ENCRYPTTRAIL
文で使用されたのと同じ論理鍵名を指定します。この鍵は、ローカルのENCKEYS
参照ファイルに存在する必要があります。