説明
GETTRUNCATESおよびIGNORETRUNCATESパラメータでは、Oracle GoldenGateが表切捨て操作を処理するかどうかを制御します。デフォルトでは、切捨て操作はソースでの取得やターゲットへのレプリケーションが行われません。
GETTRUNCATESおよびIGNORETRUNCATESは、表に固有です。一方のパラメータは、もう一方のパラメータが見つかるまで、それ以降のすべてのTABLEまたはMAP文に有効です。
調整Replicat構成では、切捨ては、バリア・トランザクションを行うスレッドによって常に処理されます。
サポートされるデータベース
GETTRUNCATESおよびIGNORETRUNCATESは、Teradataではサポートされていません。
GETTRUNCATESおよびIGNORETRUNCATESは、OracleおよびSybaseのExtractによってサポートされています。
GETTRUNCATESおよびIGNORETRUNCATESは、Oracle、SQL Server、Sybase、DB2 LUW、DB2 z/OS、MySQL、SQL/MX、およびTRUNCATEコマンドをサポートする他のODBCターゲットのReplicatによってサポートされています。
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注意: z/OS上のDB2データベースからキャプチャ中に、TRUNCATEを無視できません。デフォルトでは、TRUNCATEはz/OS上のDB2ソースから常に取得されますが、Replicatパラメータ・ファイルでIGNORETRUNCATESが使用されている場合、ReplicatはTRUNCATEを無視できます。 |
DB2 LUWの制約事項
DB2 LUWではTRUNCATEコマンドがサポートされていないため、ReplicatはNULL (空白)ファイルからIMPORT REPLACEを実行することによって、切捨て操作をレプリケートします。
Oracleの制約事項
Oracle GoldenGateでは、Oracle TRUNCATE TABLEコマンドはサポートされていますが、TRUNCATE PARTITIONはサポートされていません。完全なOracle GoldenGate DDLレプリケーション・サポートの一部として、TRUNCATE PARTITIONをレプリケートできます。
データベースは空の表の切捨て操作のログを取らないため、これらの操作はOracle GoldenGateに取得されません。この目的には、Oracle GoldenGateのDDLサポートを使用できます。
データベースは空のパーティションに対する切捨て操作のログを取らないため、表に空のパーティションが含まれている場合、Oracle GoldenGateはTRUNCATE TABLEを確実に処理できません。GETTRUNCATESは、パーティション化された表で使用しないでください。空のパーティションを含む可能性がある表に対する切捨て操作の取得には、Oracle GoldenGateのDDLサポートを使用できます。