説明
REPORTCOUNT
パラメータでは、ExtractまたはReplicatが起動以降に処理したトランザクション・レコード数をレポートします。各トランザクション・レコードは、Oracle GoldenGateによって取得されたトランザクション内で実行された論理データベース操作を表します。レコード数は、レポート・ファイルおよび画面に出力されます。
注意: この数は、Oracle GoldenGateトレイルに含まれているレコード数とは異なる場合があります。データが4Kを上回る操作は、複数のトレイル・レコードに保持する必要があります。したがって、レコード数は1,000レコード(データベース操作)を示していても、トレイル数ではそれより多くのレコード数を示す場合があります。トレイルのレコード数を取得するには、Logdumpユーティリティを使用します。 |
レコード数のレポートは、定期的な間隔、または特定のレコード数に到達後の生成をスケジュールできます。レコード数は、レポートからレポートに繰り越されます。
REPORTCOUNT
は、パラメータ・ファイルで1回のみ使用できます。REPORTCOUNT
の複数のインスタンスがある場合、Oracle GoldenGateは最後に指定されているインスタンスを使用します。
構文
REPORTCOUNT [EVERY] count
{RECORDS | SECONDS | MINUTES | HOURS} [, RATE]
count
レコード数を出力する間隔。
RECORDS | SECONDS | MINUTES | HOURS
count
の測定単位(レコード、秒、分、または時間)。
RATE
1秒当たりの操作数、およびパフォーマンス指標として変更レートをレポートします。例2を参照してください。Rate
統計は、レコード数合計をプロセス起動からの合計時間で割った値です。Delta
統計は、最後のレポート以降のレコード数を最後のレポート出力時からの時間で割った値です。
注意: この計算では、マイクロ秒の粒度が使用されます。時間間隔では秒の端数なしで表示され、レート値は整数で表示されます。 |