プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® GoldenGate Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX
12c (12.1.2)
E49845-08
  目次へ移動
目次

前
 
次
 

REPORTCOUNT

適用対象

ExtractおよびReplicat

説明

REPORTCOUNTパラメータでは、ExtractまたはReplicatが起動以降に処理したトランザクション・レコード数をレポートします。各トランザクション・レコードは、Oracle GoldenGateによって取得されたトランザクション内で実行された論理データベース操作を表します。レコード数は、レポート・ファイルおよび画面に出力されます。


注意:

この数は、Oracle GoldenGateトレイルに含まれているレコード数とは異なる場合があります。データが4Kを上回る操作は、複数のトレイル・レコードに保持する必要があります。したがって、レコード数は1,000レコード(データベース操作)を示していても、トレイル数ではそれより多くのレコード数を示す場合があります。トレイルのレコード数を取得するには、Logdumpユーティリティを使用します。

レコード数のレポートは、定期的な間隔、または特定のレコード数に到達後の生成をスケジュールできます。レコード数は、レポートからレポートに繰り越されます。

REPORTCOUNTは、パラメータ・ファイルで1回のみ使用できます。REPORTCOUNTの複数のインスタンスがある場合、Oracle GoldenGateは最後に指定されているインスタンスを使用します。

デフォルト

なし

構文

REPORTCOUNT [EVERY] count
{RECORDS | SECONDS | MINUTES | HOURS} [, RATE]
count

レコード数を出力する間隔。

RECORDS | SECONDS | MINUTES | HOURS

countの測定単位(レコード、秒、分、または時間)。

RATE

1秒当たりの操作数、およびパフォーマンス指標として変更レートをレポートします。例2を参照してください。Rate統計は、レコード数合計をプロセス起動からの合計時間で割った値です。Delta統計は、最後のレポート以降のレコード数を最後のレポート出力時からの時間で割った値です。


注意:

この計算では、マイクロ秒の粒度が使用されます。時間間隔では秒の端数なしで表示され、レート値は整数で表示されます。

例1   

次に、5,000レコードごとにレコード数を生成する例を示します。

REPORTCOUNT EVERY 5000 RECORDS
例2   

次に、10分間隔でレコード数のレポートを生成し、処理統計もレポートする例を示します。

REPORTCOUNT EVERY 10 MINUTES, RATE

処理統計は次のようになります。

12000 records processed as of 2011-01-01 12:27:40 (rate 203,delta 308)