説明
SYSLOGパラメータでは、Oracle GoldenGateがWindowsまたはUNIXシステムのシステム・ログ、またはIBM iシステム上のSYSOPRメッセージ・キューに送信するメッセージのタイプを制御します。次のことを実行できます。
すべてのOracle GoldenGateメッセージを含める
すべてのOracle GoldenGateメッセージを抑止する
情報、警告、エラーのいずれかのメッセージを記録するか、これらのタイプの任意の組合せを記録するためのフィルタ処理
SYSLOGは、GLOBALSパラメータ、Managerパラメータ、またはその両方のパラメータとして使用できます。GLOBALSパラメータ・ファイルで使用する場合は、システム上のすべてのOracle GoldenGateプロセスのメッセージ・フィルタリングを制御します。Managerパラメータ・ファイルで使用する場合は、Managerプロセスのメッセージのみのフィルタリングを制御します。GLOBALSおよびManagerの両方のパラメータ・ファイルで使用する場合は、ManagerプロセスについてはManager設定がGLOBALS設定よりも優先されます。これにより、Managerと他のすべてのOracle GoldenGateプロセスで別個の設定を使用できます。
構文
SYSLOG {[ALL | NONE] | [, INFO] [, WARN] [, ERROR]}
ALLすべてのINFO (情報)、WARN (警告)およびERROR (エラー)メッセージをシステム・ログまたはSYSOPRメッセージ・キューに送信します。これはデフォルトで、次の設定と同じです。
SYSLOG INFO, WARN, ERROR
他のオプションと組み合せることはできません。デフォルトでは、INFOメッセージはSQL/MXイベント管理サービスではレポートされません。
NONEOracle GoldenGateメッセージをシステム・ログまたはSYSOPRメッセージ・キューに書き込みません。他のオプションと組み合せることはできません。
INFOINFOとしてレポートされるメッセージをシステム・ログまたはSYSOPRメッセージ・キューに送信します。WARNおよびERRORと組み合せることができます(順序は任意)。
デフォルトでは、これらのメッセージはSQL/MXイベント管理サービスではレポートされません。
WARNWARNとしてレポートされるメッセージをシステム・ログまたはSYSOPRメッセージ・キューに送信します。INFOおよびERRORと組み合せることができます(順序は任意)。
ERRORINFOとしてレポートされるメッセージをシステム・ログまたはSYSOPRメッセージ・キューに送信します。INFOおよびWARNと組み合せることができます(順序は任意)。