説明
WILDCARDRESOLVE
パラメータでは、TABLE
、SEQUENCE
、またはMAP
文でワイルドカードで指定されている表を処理するルールを変更します。WILDCARDRESOLVE
は、パラメータ・ファイル内の関連するTABLE
、SEQUENCE
、またはMAP
文よりも先に指定する必要があります。
ターゲット・オブジェクトは、ワイルドカードの解決を試みるときに、ターゲット・データベース上に存在している必要があります。ターゲット・オブジェクトが存在しない場合、Replicatは異常終了します。
構文
WILDCARDRESOLVE {DYNAMIC | IMMEDIATE}
DYNAMIC
ワイルドカード定義に一致するソース・オブジェクトは、ワイルドカード・ルールに一致するたびに解決されます。新規に解決されたオブジェクトは、解決時にOracle GoldenGate構成に含められます。これはデフォルトです。これは、Teradataに必須の設定です。
SOURCEISTABLE
またはGENLOADFILES
が指定されている場合は、このオプションを使用しないでください。WILDCARDRESOLVE
は、これらのパラメータに対して常に暗黙にIMMEDIATE
に設定されます。
SEQUENCE
パラメータを指定し、ワイルドカードを使用してOracle順序をレプリケートするときは、DYNAMIC
を使用する必要があります。
DYNAMIC
のデフォルトを保持するには、明示的なWILDCARDRESOLVE
パラメータはオプションですが、その存在はメソッドが使用されるパラメータ・ファイルを確認する人に明確化するために役立ちます。
IMMEDIATE
ワイルドカード定義に一致するソース・オブジェクトは、起動時に処理されます。このオプションは、Teradataではサポートされていません。SOURCEISTABLE
を使用する場合は、これが強制的にデフォルトになります。
このオプションは、Oracleインターバル・パーティション機能をサポートしていません。Oracle GoldenGateが新しいパーティションを見つけられるように、動的な解決を行う必要があります。