VIEW REPORT
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では、ExtractまたはReplicatが生成したプロセス・レポートまたは破棄ファイルを表示します。各プロセスでは、起動時に新しいレポートおよび破棄ファイルを生成します。
プロセスが起動されるたびにレポートおよび破棄ファイルはエージングされます。過去のファイルには、順序番号が付けられます(例: finance0.rpt
、finance1.rpt
など、またはdiscard0.dsc
、discard1.dsc
など)。過去のファイルを表示するには、[n]
オプションを使用します。現在のレポートまたは破棄ファイルを表示するには、[n]
オプションを指定せずにコマンドを使用します。
構文
VIEW REPORT {group_name
[n] | file_name}
group_name
-
ExtractまたはReplicatグループ名。このコマンドは、Oracle GoldenGate dirrptサブディレクトリの
group
.rptという名前のレポート・ファイル、または
group
.dsc
という名前の破棄ファイルを想定します。
n
-
過去のレポートの番号。レポート・ファイルには、0(最新)から9(最も古い)までの番号が付けられています。
file_name
-
デフォルトの場所に格納されている場合には相対ファイル名、またはデフォルトの場所に格納されていない場合は、フルパス名。
例
- 例1
-
次の例では、orders
グループの過去のレポート・ファイル(番号3)を表示します。
VIEW REPORT orders3
- 例2
-
次の例では、ファイル名で指定した特定の破棄ファイルを表示します。ファイル名には非デフォルトのファイル拡張子が付けられていることに注意してください。
VIEW REPORT dirrpt\orders.rpt