データ・ソース・タイプ: Essbase、Planning、Oracle Planning and Budgeting Cloud Service、Financial Management、Hyperion Enterprise
アド・ホック・グリッドまたはスマート・スライス・クエリーに基づくレポートで、1つのディメンションの任意のメンバーまたはすべてのメンバーについて個別のレポートを作成し、それらのレポートをExcelワークブックの各ワークシートにカスケードすることができます。レポート・デザイナで作成されたレポートの場合、PowerPointプレゼンテーションの複数のスライドに渡ってレポートをカスケードすることもできます。必要に応じて、すべてのレポートを収容するワークシートまたはスライドが作成されます。
式、コメントなどのテキスト、スマート・スライス関数グリッド、チャート、表、およびスライドは、カスケードされるレポートに含まれます。
アド・ホック・グリッドまたはスマート・スライス・レポートをカスケードするには:
Essbaseまたはデータ・ソース・アド・ホックのリボンから、「カスケード」を選択し、次のいずれかを選択します。
現在のワークブックを使用する場合は、「同一ワークブック」を選択します
新しいワークブックを使用する場合は、「新規ワークブック」を選択します
各レポートを別々のワークブックにカスケードする場合は、「別のワークブック」を選択します
「メンバー」で、レポートを作成するディメンションのメンバーをすべて選択します。
選択したメンバーごとに1つのレポートが作成されます。
手順2での選択内容に応じて、レポートは現在のワークブックまたは新しいワークブックで独立したワークシートとして作成されます。各ワークシート・タブには、レポートのディメンションとメンバーの名前が付けられます。
注: | ワークシート・タブの名前指定を使用可能にするためには、ディメンション名またはメンバー名を31文字以内にし、また、( ) : \ / ? * [ ]の文字を使用しないようにします。 |
注: | 大きいグリッドでは、カスケードが非常に遅くなる可能性があります。 |