Planningのフォームにユーザー変数が含まれる場合、またはFinancial Managementのデータ・フォームに選択可能なディメンション、行または列がある場合、ユーザー変数を使用してSmart Viewでそれらを変更できます。
ユーザー変数は、Smart ViewのPOVツールバーのボタンに似ています。ユーザー変数ボタンをクリックすると、「メンバー選択」ダイアログ・ボックスが表示されます。次に、ユーザー変数に該当するメンバーを選択します。選択したユーザー変数に適用されるフィルタがロードされて、フィルタ・ドロップダウン・リストに表示されます。選択が完了すると、1つ以上のユーザー変数ボタンを簡単に変更して、Smart ViewのフォームのPOVを変更できるようになります。
図19では、Planningのフォームにおけるユーザー変数の例を示していますが、この例では、配賦支出、配賦四半期、マイ・セグメントが、フォームのPOVを変えるために変更可能なユーザー変数です。
例のシナリオでは、Financial Managementのデータ・フォーム・デザイン・モードで、ディメンションに対して1つのメンバー・リストまたは複数のメンバー(期間など)を選択し、@CUR関数を使用して行または列でその期間ディメンションを使用できます。その結果、「期間」ディメンションは、Smart Viewにユーザー変数で表されるようになります。
また、Financial Managementのデータ・フォームで相対期間機能を使用すると、同じディメンションのメンバーを行、列、およびPOVに表示できます。Smart Viewでは、相対期間メンバーはPOVツールバーにユーザー変数として表示されます。相対期間機能の使用方法、および選択可能なディメンション、行および列をFinancial Managementで設定する方法の詳細は、Oracle Hyperion Financial Management Administrator's Guideを参照してください。