スマート・クエリーの構築

スマート・クエリーを構築するには、複合フィルタを適用して、別のセットのメンバーの和集合、補集合および交差を選択します。和集合は、2つのセットの両方ではなく一方にのみ属するメンバーの選択です。交差は、指定したすべてのセットに属するメンバーの選択です。補集合は、指定した別のセットのメンバーにはなっていない、指定した1つのセットのメンバーの選択です。

セットと複合フィルタを任意の組合せで使用して、非常に複雑なスマート・クエリーを作成できます。

セットの和集合

両方のセットではなく一方のセットに属するメンバーを選択するには、セットのフィルタの定義の説明に従って、「...のセット」のディメンションから2つ以上のフィルタを定義します。たとえば、図29では、問合せは缶にパッケージ化された(製品 = Can)かカフェイン入り(製品 = Caffeinated_True)の「製品、レベル0」メンバーのみ戻します。

図 29. セットの和集合

前の段落で説明したセットの和集合。

セットの交差

交差には、指定したすべてのセットに共通するメンバーのみ含まれます。

  指定したすべてのセットに共通するメンバーを選択するには:

  1. セットのフィルタの定義の説明に従って、セットのフィルタを定義します。

  2. フィルタ名の横にある矢印をクリックし、「フィルタの追加」を選択します。

  3. 「追加フィルタ」とサブセット・フィルタが表示されます。

  4. 2番目のフィルタを定義します。

図30では、問合せはカフェイン入りで缶にパッケージ化された「製品、レベル0」メンバーのみ戻します。

図 30. セットの交差

前の段落で説明したセットの交差

セットの補集合

  指定した別のセットのメンバーではないセットのメンバーのみ選択するには:

  1. 「フィルタ...」で、フィルタ名の横にある矢印をクリックし、「フィルタの追加」を選択します。

    「追加フィルタ」とサブセット・フィルタが表示されます。

  2. 2番目のフィルタを定義します。

  3. 「追加フィルタ」の横にある矢印をクリックし、「除外」を選択します。

図31では、問合せはカフェイン入りで缶にはパッケージ化されていない「製品、レベル0」メンバーのみ戻します。

図 31. セットの補集合

前の段落で説明したセットの補集合

スマート・クエリーを構築したら、スマート・クエリーの完了に進みます。