グリッド分散を使用した値の分散

Planningに詳しくない場合は、EPMドキュメント・ライブラリで入手可能なOracle Hyperion Planning User's Guideを参照してください。このライブラリを開くには、Smart Viewのリボンから、「ヘルプ」の横にある矢印、「EPMドキュメント」の順に選択します。

管理者が「グリッド分散」を使用可能にしている場合、ターゲット・セルの既存の値に基づいて、グリッド上の複数のディメンションにわたって値を増減する量またはパーセンテージを指定することができます。分散データを計算する場合、読取り専用のセルとロックされたセル、およびサポート詳細の付いたセルは無視されます。アクセスできるセルのみに値を分散することで、データの整合性が保証されます。

  グリッド分散を使用した値を分散するには、次の手順に従います。

  1. ターゲット・セルに分散したい小計または合計ソース・セル値にカーソルを置きます。

  2. PlanningまたはPlanningアド・ホックのリボンから、「調整」、「グリッド分散」の順に選択します。

  3. ドロップダウン・メニューから、次のいずれかを選択します:

    • : 指定した量で値を増減します。

    • パーセンテージ: パーセンテージで値を増減します。

  4. 「指定値ずつ増やす」または「指定値ずつ減らす」を選択して値を入力します。

  5. 「分散値」に実際の分散値を入力します。

    たとえば、「現在の値」が100で、分散値を125にする場合、「分散値」に直接125と入力し、手順4の「指定値ずつ増やす」/「指定値ずつ減らす」オプションまたはテキスト・ボックスでは何もしません。

    または、「指定値ずつ増やす」に25と入力すると、「分散値」に125と表示されます。

    注:

    「分散値」に値を入力しても、「指定値ずつ増やす」/「指定値ずつ減らす」テキスト・ボックスには影響はありません。ただし、「指定値ずつ増やす」/「指定値ずつ減らす」に値を入力すると、「分散値」テキスト・ボックスに分散値が反映されます。

  6. 分散パターンを選択します。

    • 比例分散: ターゲット・セルの既存値に基づいて、値を比例分散します(デフォルト)。

    • 均等分割: ターゲット・セル間で均等に値を分散します。

    • 入力: すべてのターゲット・セル内の値を置換します。

    管理者は他の分散パターンを追加することができます。

  7. 「分散」をクリックします。指定した値またはパーセンテージがターゲット・セル全体に分散され、前の値を新しい値に置換します。

  8. 新しい値を保存するには、「保存」をクリックします。

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