フォーマット・オプション

「フォーマット」オプションは、シート・レベル・オプションで、設定しているワークシートに固有です

表17に記載されているセル・フォーマット・オプションを設定するには、Smart Viewのリボンで「オプション」をクリックし、左のパネルで「フォーマット」を選択します。終了したら、変更を保存するための選択を行います:

これらのオプションに関する完全な説明は、シート・オプションを参照してください。

注:

すべてのデータ・プロバイダで、表に表示されているすべてのオプションがサポートされているわけではありません。

表 17. 「数値のフォーマット」オプション

オプション

説明

フォーマット

フォーマット

3桁ごとのセパレータの使用

数値データでカンマまたは他の3桁ごとのセパレータを使用します。Excelの「オプション」の「インターナショナル」タブで、3桁ごとのセパレータとして#または$を使用しないでください。

セルのスタイルの使用

「セルのスタイル」に定義されているフォーマット、またはデータ・プロバイダによって定義されているフォーマットを使用します。ユーザー・フォーマットをオーバーライドします。

セルのスタイルを参照してください。

Excelフォーマットの使用

Smart ViewフォーマットではなくExcelフォーマットを使用して、アド・ホック操作にExcelフォーマットを保持します。

操作時にフォーマットを移動

親セル・フォーマットをコピーしてセルでズームインし、操作後にセルの場所が変更された場合でもこのフォーマットを保持します。

数値のフォーマットを保持

ディメンションをドリル・ダウンする場合、「ホーム」リボン、「書式」、「セルの書式設定」の順に選択する際に、設定されているExcelのフォーマットが保持されます。たとえば、負数を赤で表示することを選択している場合、任意のメンバーをドリル・ダウンする際に負数は赤で表示されます。

列幅の調整

セルの内容に合せて列の幅を自動的に調整します。

スケール

アド・ホックおよびフォームに適用されます。フォーム定義に定義されている設定をオーバーライドします。

正または負のスケール・オプションを選択し、「リフレッシュ」をクリックします。

正のスケール:

元の値を係数10で除算します。例:

  • 1 - 元の値はすべて10で除算されます:

    cell value /10

    たとえば、100/10=10では、10が表示されます。

  • 2 - 元の値はすべて100で除算されます: cell value/100

    たとえば、100/100=1では、リフレッシュ後に1が表示されます。

  • 3 - 元の値はすべて1000で除算されます:

    cell value /1000

    たとえば、100/1000=0.1では、リフレッシュ後に0.1が表示されます。

パターンは、その他の正のスケール・オプションでも同様です。

「小数点以下の桁数」オプションが「デフォルト」または0に設定されている場合は、0が表示されることに注意してください。ただし、表示する値が0.1などの場合は、「小数点以下の桁数」オプションを1に設定する必要があります。

負のスケール:

元の値に係数10を乗算します。例:

  • -1 - 元の値はすべて10で乗算されます:

    cell value *10

    たとえば、100*10=1000では、1000が表示されます。

  • -2 - 元の値はすべて100で乗算されます: cell value*100

    たとえば、100*100=10000では、リフレッシュ後に10000が表示されます。

  • -3 - 元の値はすべて1000で乗算されます:

    cell value *1000

    たとえば、100*1000=100000では、リフレッシュ後に100000が表示されます。

パターンは、その他の負のスケール・オプションでも同様です。

注:

目的の表示結果を得られるように、「小数点以下の桁数」オプションを使用します。

小数点以下の桁数

アド・ホックおよびフォームに適用されます。フォーム定義に定義されている設定をオーバーライドします。

データ値の小数点以下の桁数を指定します。

たとえば、Smart Viewで、選択されている小数点のオプションが1だとします。すべての値で、右側の少数の桁が1つに変更されます。元の値が50.56の場合、リフレッシュ後の値は50.5と表示されます。同様に、選択されているオプションが3の場合、表示される値は50.560になります。

フォームで「デフォルト」が選択されている場合、フォームの定義設定が適用されます。

注:

目的の表示結果を得られるように、「スケール」オプションを使用します。

フォーム

フォーム

メンバー・ラベルの繰返し