傾向グラフには、関連する複数の予測の信頼度レベルがまとめて表示されるため、予測傾向を簡単に把握して分析できます。図7.7「上昇傾向の四半期別の販売数値」の傾向グラフは、3年間におわたる四半期ベースの信頼区間を示しています。
傾向グラフには、複数の予測の信頼区間が一連の色付き帯として表示されます。各帯は、予測の実際の値が収まる信頼区間を表します。たとえば、90%の信頼区間を表す帯は、予測が範囲内に収まる可能性が90%ある値の範囲を表します。デフォルトでは、帯は各予測の中央値を中心として配置されます。予測の標準偏差が大きくなるにつれて帯の幅が広くなります。これにより、予測対象の時期が先になるにつれて不確実性が増すことが示されます。