超幾何の例1

固定母集団のうちブランドXを選択する消費者の数を表したいと考えています。対象となる40人の消費者から構成される合計母集団のうち、30人がブランドXを選択し、10人がブランドYを選択します。このうち20人の消費者を調査します。

注:

成功率のかわりに異なるサイズのサンプルの確率が判明している場合、母集団のサイズにこの成功確率を乗算することにより、初回の成功を推定することができます。この例では、成功確率は75% (.75 x 40 = 30、および30/40 = .75)です。

この例のパラメータは、図A.13「超幾何分布」 (消費者のうちx人がブランドXを選択する確率)に示すように、母集団のサイズが40、サンプルのサイズ(試行)が20、初回の成功が30 (40人の消費者のうち30人がブランドXを選択します)です。

図A.13 超幾何分布

この図は、超幾何分布を示しています。