Crystal Ballのグラフ

グラフは、Crystal Ballに用意されている主要分析ツールです。各グラフには、データを見やすくするために様々なビューや多くのカスタマイズ設定が用意されています。

表2.1 Crystal Ballのグラフ

名前と参照先

説明

予測グラフ(6章予測グラフの分析)

予測グラフは、Crystal Ballの結果分析の基本ツールです。これらには、仮定定義に基づく特定の予測の可能値および確率値を表す値の範囲が表示されます。予測グラフを使用して、予測値の特定の値または範囲を取得する信頼度を評価できます。また、グラフ化された予測に標準分布を適合させることもできます。

重ねグラフ(重ねグラフの使用)

重ねグラフには、1つの場所における複数の予測の度数データが表示されるため、これらの差異点または類似点を比較できます。これらをカスタマイズし、予測グラフの場合のように分布を適合させることができます。

傾向グラフ(傾向グラフの使用)

傾向グラフには、単一のグラフ上のすべての予測の信頼区間がパターン化された一連の帯として表示されます。たとえば、90%の信頼区間を表す帯は、予測が範囲内に収まる可能性が90%ある値の範囲を表します。

感度グラフ(感度グラフの使用)

感度グラフでは、順位相関を使用して特定の予測セルに対する各仮定セルの影響を表すことにより、モデル内で重要度が最も高い仮定と最も低い仮定が示されます。

散布図(散布図の使用)

散布図には、互いにプロットされた仮定と予測のペア間の相関、依存性およびその他の関係が示されます。関係は、グリッドに並べられた点または記号の一群としてプロットされます。マトリックス・ビューの場合、選択した各変数が選択した他の変数に対してプロットされ、これらの間の関係が示されます。

仮定グラフ(仮定グラフの使用)

仮定グラフには、現在のシミュレーションのランダム値が仮定の理想的な確率分布の上に重ねられて表示されます。これらは、シミュレーションが実行されるたびに自動的に生成されます。

OptQuestグラフ(OptQuestを使用したゴール最適化)

該当なし

Crystal Ball Decision Optimizerで使用可能なOptQuestグラフには、変数最適化の結果が表示されます。

Predictorグラフ(Predictorを使用した傾向分析)

該当なし

Predictorグラフには、Crystal BallのPredictorツールによって実行された時系列および線形回帰分析の結果が表示されます。