抽出結果の分析および使用

抽出されたデータをスプレッドシート分析の入力として使用するか、これを他のアプリケーションにコピーできます。「結果」および「手法」表の使用方法の例は、インタラクティブ表でのデータの使用を参照してください。これらはMicrosoft Excel PivotTables表であり、Microsoftのドキュメントとヘルプで説明されています。

「結果」表

Predictorで「手法」ギャラリで選択した手法をすべて試行した場合でも、最適手法を上書きしていないかぎり、最適手法を使用した結果表が生成されますが、上書きした場合は、上書きした手法を使用した結果の値が生成されます。

「手法」表

「手法」表では、「手法」パネルで選択した手法のすべてのパラメータと統計量がレポートされます。最適手法または上書きした手法のいずれかで、予測値の生成に使用した手法は、太字テキストで強調表示されます。手法はそれぞれの予測系列で異なる場合があります。

異なる時系列手法の結果の品質を比較するには、誤差を選択します: RMSE、MADおよびMAPE。これらはすべて、値が小さいほど優れています。ある手法のRMSEを別の手法のRMSEと比較すると、小さい方がよりよいとされます。ただし、ある手法のRMSEと別の手法のMADまたはMAPEは比較できません。

回帰の品質を比較するには、次の値について調べます:

表4.1 回帰品質の評価

統計

範囲

想定される値

想定される値の解釈

R2または調整済R2

0から1

1近く

線形回帰は、従属データのほぼすべての可変性を考慮します。

F確率

0から1

0.05より小さい

全体の回帰の品質(従属変数の独立変数への依存度)は良好です。

t確率

0から1

0.05より小さい

回帰式の係数の品質は良好です。

ダービン=ワトソン

0から4

2

自己相関(ラグ1)はありません。

タイルU

0より大きい

1より小さい

結果の品質は推測より優れています。


Oracle Crystal Ballリファレンスおよびサンプル・ガイドのPredictorに関する項を参照してください。