2 Oracle Database Applianceの概要
この章では、Oracle Database Applianceの機能について説明します。Oracle Database Applianceには3つのバージョンがあります。
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Oracle Database Appliance X4-2
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Oracle Database Appliance X3-2
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Oracle Database Appliance (オリジナル・バージョン)
Oracle Database Applianceの機能の詳細は、次のとおりです。
サポートされているコンポーネントおよび機能
次の表は、Oracle Database Applianceのコンポーネントおよび機能を示しています。
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サーバー・ノード
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シャーシごとに2つのサーバー・ノード。各サーバー・ノードは、他方のサーバー・ノードから独立して動作します。下のサーバー・ノードはSN0で、上のサーバー・ノードはSN1です。
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シャーシごとに2つのサーバー・ノード。各サーバー・ノードは、他方のサーバー・ノードから独立して動作します。下側のサーバー・ノードはノード0 (SN0)です。上側のサーバー・ノードはノード1 (SN1)です。
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シャーシごとに2つのサーバー・ノード。各サーバー・ノードは、他方のサーバー・ノードから独立して動作します。下側のサーバー・ノードはノード0 (SN0)です。上側のサーバー・ノードはノード1 (SN1)です。
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CPU
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各サーバー・ノードに2個の6-コア3.06 GHz Intel Xeon® E5675プロセッサ。
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各サーバー・ノードに2個の8-コア2.9 GHz Intel Xeon® E5-2690プロセッサ。
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各サーバー・ノードに2個の12-コア2.7 GHz Intel Xeon® E5-2697 v2プロセッサ。
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メモリー
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各サーバー・ノードに96 GB。各サーバー・ノードに6個の8 GB低電圧DDR3 RDIMM (シングル・ランクまたはデュアル・ランク) (1333-MHz)。
注意 - クァッドランクDIMMはサポートされません。
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各サーバー・ノードに256 GB。各サーバー・ノードに16個の16 GB低電圧DDR3 RDIMM (1600 MHz)。
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各サーバー・ノードに256 GB。各サーバー・ノードに16個の16 GB低電圧DDR3 RDIMM (1600 MHz)。
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ストレージ・デバイス
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サーバー・ノードごとに次のストレージ・デバイスを搭載しています。
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スロット0-19に20個の3.5インチSAS 600GB HDD。
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スロット20-23に4個の3.5インチSAS 73GB SSD。
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オペレーティング・システムの記憶域およびシステム・ブートに確保される2つの背面から使用できる2.5インチSATA 500GB HDD。
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1つの内部4GB USBサムドライブ。
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ストレージ・シェルフおよびオプションのストレージ拡張シェルフにはそれぞれ次のものが含まれます。
サーバー・ノードごとに、次のとおりです。
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ストレージ・シェルフおよびオプションのストレージ拡張シェルフにはそれぞれ次のものが含まれます。
サーバー・ノードごとに、次のとおりです。
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USB 2.0ポート
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各サーバー・ノードに背面に2つ、内部に1つ。
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各サーバー・ノードに合計6つ(前面に2つ、背面に2つおよび内部に2つ)。
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各サーバー・ノードに合計6つ(前面に2つ、背面に2つおよび内部に2つ)。
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PCI Express (PCIe) I/Oスロット
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各サーバー・ノードに3つの外部ロープロファイルPCIe Gen2スロット(x8)。
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PCIeスロット0: RJ-45コネクタ付きデュアルポート10 GbEネットワーク・アダプタ。
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PCIeスロット1: RJ-45コネクタ付きクァッドポート1 GbE (ギガビット・イーサネット)ネットワーク・アダプタ。
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PCIeスロット2: デュアルポート外部SAS-2ホスト・バス・アダプタ。
デュアルポート内部SAS-2ホスト・バス・アダプタ付きの内部ロープロファイルPCIe Gen-2スロット(x8) 1個。
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各サーバー・ノードに3つの外部および1つの内部ロープロファイルPCIe Gen3スロット。次のものが含まれます。
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PCIeスロット1: RJ-45コネクタ付きデュアルポート10 GbEネットワーク・アダプタ
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PCIeスロット2: デュアルポート外部SAS-2ホスト・バス・アダプタ
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PCIeスロット3: デュアルポート外部SAS-2ホスト・バス・アダプタ
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PCIeスロット4: 内部PCIeスロット
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各サーバー・ノードに3つの外部および1つの内部ロープロファイルPCIe Gen3スロット。次のものが含まれます。
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PCIeスロット1: デュアルポート10 GbE SPF+ PCIe 2.0ロープロファイル・アダプタ
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PCIeスロット2: デュアルポート外部SAS-2ホスト・バス・アダプタ
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PCIeスロット3: デュアルポート外部SAS-2ホスト・バス・アダプタ
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PCIeスロット4: 内部PCIeスロット
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クラスタ・デバイス
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ノードとノードを接続した1つの統合クラスタ・デバイスが各サーバー・ノードに用意されています。各統合クラスタ・デバイスは、2つの内部1 GbEネットワーク・インタフェース・ポートおよび2つの内部デュアルポートUARTポートを用意しています。
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ノードとノードを相互接続した1つの統合クラスタ・デバイスが、RJ-45接続のある2つの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポートを通して各サーバー・ノードに用意されています。
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ノードとノードを相互接続した1つの統合クラスタ・デバイスが、デュアルレートSFP+接続のある2つの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポートを通して各サーバー・ノードに用意されています。
または、各サーバー・ノードのRJ-45接続のある4つの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポートの2つを使用して、ノードとノードの相互接続を作成することもできます。詳細は、『Oracle Database Applianceスタート・ガイド』を参照してください。
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SAS-2ポート
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N/A
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サーバー・ノードごとに2個の内部SAS-2ポートおよび4個の外部SAS-2ポート。
ストレージ・シェルフに6つのSAS-2ポート。
ストレージ拡張シェルフに6つのSAS-2ポート。
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サーバー・ノードごとに2個の内部SAS-2ポートおよび4個の外部SAS-2ポート。
ストレージ・シェルフに6つのSAS-2ポート。
ストレージ拡張シェルフに6つのSAS-2ポート。
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オンボード・イーサネット・ポート
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各サーバー・ノードの背面パネルにあるRJ-45コネクタ付きの2つの1 GbEネットワーク・インタフェース・ポート。
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各サーバー・ノードの背面にあるRJ-45コネクタ付きの4つの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポート。
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各サーバー・ノードの背面にあるRJ-45コネクタ付きの4つの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポート。
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ネットワーク管理(NET MGT)ポート
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各サーバー・ノードの背面パネルにRJ-45コネクタ付きサービス・プロセッサ(SP)専用の1つの10/100ネットワーク・インタフェース・ポート。
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各サーバー・ノードの背面パネルにRJ-45コネクタ付きサービス・プロセッサ(SP)専用の1つの10/100ネットワーク・インタフェース・ポート。
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各サーバー・ノードの背面パネルにRJ-45コネクタ付きサービス・プロセッサ(SP)専用の1つの10/100ネットワーク・インタフェース・ポート。
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シリアル管理(SER MGT)ポート
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サーバー・ノードごとに背面パネルに1個のRS-232 RJ-45シリアル・ポート。
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サーバー・ノードごとに背面パネルに1個のRS-232 RJ-45シリアル・ポート。
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サーバー・ノードごとに背面パネルに1個のRS-232 RJ-45シリアル・ポート。
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VGAポート
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サーバー・ノードごとに背面パネルに1個の高密度HD-15ビデオ・ポート。
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サーバー・ノードごとに背面パネルに1個の高密度HD-15ビデオ・ポート。
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サーバー・ノードごとに背面パネルに1個の高密度HD-15ビデオ・ポート。
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サービス・プロセッサ(SP)
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各サーバー・ノードには、次の機能を持つサービス・プロセッサがあります。
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各サーバー・ノードには、次の機能を持つサービス・プロセッサがあります。
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各サーバー・ノードには、次の機能を持つサービス・プロセッサがあります。
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電源
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シャーシごとに2つのホットスワップ可能な電源。
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サーバー・ノードおよびストレージ・シェルフごとの2つのホット・スワップ可能な電源。
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サーバー・ノードおよびストレージ・シェルフごとの2つのホット・スワップ可能な電源。
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冷却ファン
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サーバー・ノードごとに2個の冗長するホットスワップ可能なファン・モジュール。
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サーバー・ノードごとに、ホットスワップ可能な、シャーシ冷却用の4個の40mmファン・モジュール。各ファン・モジュールには、逆回転ファンのペアが2個が内蔵されています(計4個のローター)。
各電源(サーバー・ノードおよびストレージ・シェルフ)に固有の冷却ファンがあります。
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サーバー・ノードごとに、ホットスワップ可能な、シャーシ冷却用の4個の40mmファン・モジュール。各ファン・モジュールには、逆回転ファンのペアが2個が内蔵されています(計4個のローター)。
各電源(サーバー・ノードおよびストレージ・シェルフ)に固有の冷却ファンがあります。
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オペレーティング・システム
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Oracle Linux。
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Oracle Linux。
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Oracle Linux。
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管理ソフトウェア
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Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.0。
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Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.1。
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Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.1。
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Oracle Database Appliance X3-2/X4-2のフロント・パネルおよびバック・パネル
この項では、Oracle Database Appliance X3-2/X4-2のフロント・パネルおよびバック・パネルについて説明します。Oracle Database Appliance (オリジナル・バージョン)がある場合、「Oracle Database Appliance (オリジナル・バージョン)のフロント・パネルおよびバック・パネル」を参照してください。
Oracle Database Appliance X3-2/X4-2のフロント・パネル
Oracle Database Appliance X3-2/X4-2には、2つのサーバー・ノード(Sun Server X3-2のノードが2つか、Sun Server X4-2のノードが2つのいずれか)および1つのOracle DE2–24Pストレージ・シェルフが含まれます。ユニット全体で4RUです。オプションのストレージ拡張シェルフには、追加で2RUが必要で、合計で6RUに増加します。
次の図は、オプションのストレージ拡張シェルフを含むOracle Database Appliance X3-2の前面を示しています。製品のラベルを除いて、Oracle Database Appliance X4-2の外観も同じです。
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1
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サーバー・ノード1
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2
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サーバー・ノード0
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3
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ストレージ・シェルフ
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4
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オプションのストレージ拡張シェルフ
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サーバー・ノードのフロント・パネルの機能
次の図は、サーバー・ノードのフロント・パネルのコンポーネントを示しています。
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1
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製品シリアル番号(PSN)ラベルとラジオ周波識別(RFID)タグ
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10
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システム過熱警告LED: オレンジ色
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2
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位置特定LED/ボタン: 白色
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11
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HDD 0
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3
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USB 2.0コネクタ(2)
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12
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HDD 1
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4
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SP OK LED: 緑色
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13
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HDDフィラー
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5
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保守要求LED: オレンジ色
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14
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HDDフィラー
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6
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電源/OK LED: 緑色
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15
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HDDフィラー
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7
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電源ボタン
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16
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HDDフィラー
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8
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ファン障害LED: オレンジ色
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17
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HDDフィラー
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9
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電源(PS)障害LED: オレンジ色
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18
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HDDフィラー
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ストレージ・シェルフのフロント・パネルの機能
次の図は、ストレージ・シェルフのフロント・パネルの機能を示しています。
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1
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システム電源インジケータ
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2
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モジュール障害インジケータ
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3
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位置特定インジケータ
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4
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ドライブ障害インジケータ
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5
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電源/アクティビティ・インジケータ
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Oracle Database Appliance X3-2/X4-2のバック・パネル
この項では、Oracle Database Appliance X3-2/X4-2のバック・パネルの機能について説明します。次の図は、Oracle Database Appliance X3-2を示しています。Oracle Database Appliance X3-2とOracle Database Appliance X4-2は、PCIeスロット1のネットワーク・カードを除いて同じです(「サーバー・ノードのバック・パネルの機能」を参照してください)。
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1
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サーバー・ノード1
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2
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サーバー・ノード0
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3
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ストレージ・シェルフ
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4
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オプションのストレージ拡張シェルフ
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サーバー・ノードのバック・パネルの機能
次の図は、サーバー・ノードのバック・パネルのコンポーネントを示しています。
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1
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ファン・モジュール付き電源(PS) 0
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9
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NET MGTポート。Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM)との接続に使用するRJ-45コネクタ付きのサービス・プロセッサ10/100BASE-Tネットワーク・インタフェース・ポート
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2
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電源(PS) 0ステータス・インジケータ: 保守要求LED: オレンジ色、AC OK LED: 緑色
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10
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SER MGTポート。Oracle ILOMとの接続に使用するサービス・プロセッサRJ-45シリアル・ポート
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3
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ファン・モジュール付き電源(PS) 1
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11
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RJ-45コネクタ付きの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポート
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4
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電源(PS) 1ステータス・インジケータ: 保守要求LED: オレンジ色、AC OK LED: 緑色
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12
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RJ-45コネクタ付きの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポート
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5
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システムのステータス・インジケータ。位置特定LED: 白色、保守要求LED: オレンジ色、電源/OK LED: 緑色
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13
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RJ-45コネクタ付きの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポート
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6
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ODA X4-2: PCIeカード・スロット1。2個の10 GbEデュアルレートSPF+ポートがサーバー・ノード間のプライベート・クラスタ相互接続用に提供されます。
または、各サーバー・ノードのRJ-45接続のある4つの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポートの2つを使用して、ノードとノードの相互接続を作成することもできます。詳細は、『Oracle Database Applianceスタート・ガイド』を参照してください。
ODA X3-2: PCIeカード・スロット1。RJ-45コネクタ付きの2個の10 GbEネットワーク・インタフェース・ポートがサーバー・ノード間のプライベート・クラスタ相互接続用に提供されます。
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14
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RJ-45コネクタ付きの10 GbEネットワーク・インタフェース・ポート
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7
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PCIeカード・スロット2。サーバーをストレージ・シェルフおよびストレージ拡張シェルフに接続するのに使用される2個のSAS-2コネクタが提供されます。
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15
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USB 2.0コネクタ(2)
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8
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PCIeカード・スロット3。サーバーをストレージ・シェルフおよびストレージ拡張シェルフに接続するのに使用される2個のSAS-2コネクタが提供されます。
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16
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DB-15ビデオ・コネクタ
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ストレージ・シェルフのバック・パネルの機能
次の図は、ストレージ・シェルフのバック・パネルの機能を示しています。
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1
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AC電源障害インジケータ
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2
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電源装置のステータス・インジケータ
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3
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ファン障害インジケータ
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4
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DC電源障害インジケータ
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5
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電源装置0
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6
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SAS I/Oモジュール1
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7
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SAS I/Oモジュール0
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8
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電源装置1
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Oracle Database Appliance (オリジナル・バージョン)のフロント・パネルおよびバック・パネル
この項では、Oracle Database Appliance (オリジナル・バージョン)のフロント・パネルおよびバック・パネルについて説明します。Oracle Database Appliance X3-2またはOracle Database Appliance X4-2がある場合、「Oracle Database Appliance X3-2/X4-2のフロント・パネルおよびバック・パネル」を参照してください。
Oracle Database Appliance (オリジナル・バージョン)のフロント・パネル
Oracle Database Appliance(オリジナル・バージョン)には、2つのサーバー・ノード(SN0とSN1)が含まれています。SN0が下でSN1が上です。サーバー・ノードは、システム・コントローラとも呼ばれます。
次の図は、Oracle Database Applianceのフロント・パネルおよびそのコンポーネントを示しています。
注意 - システムには、アイテム1から8がそれぞれ2つ(サーバー・ノードごとに1つ)あります。RFID、製品シリアル番号タグ、ドライブ・マップは1つしかありません。
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1
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位置特定ボタン/LED (白色)
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2
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SP (サービス・プロセッサ) OK LED (緑色 = OK、オレンジ色 = 障害)
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3
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サーバー・ノードの取外し準備完了LED (青)
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4
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保守要求LED (オレンジ色)
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5
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電源/OK LED (緑色)
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6
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システム過熱LED (オレンジ色)
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7
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後部HDD (ハード・ディスク・ドライブ)/PS (電源)/ファン・フォルトLED (オレンジ色)
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8
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電源ボタン(凹型)
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9
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ドライブ・マップ
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10
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RFID (無線自動識別)と製品シリアル番号タグ
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Oracle Database Appliance (オリジナル・バージョン)のバック・パネル
次の図は、Oracle Database Appliance (オリジナル・バージョン)のバック・パネルを表し、SN0のコンポーネントを示しています。SN1のコンポーネントも同じです。
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1
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電源装置(PSU)
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8
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ファン
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2
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位置特定ボタン/LED (白色)
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9
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SER MGTポート。Oracle ILOMとの接続に使用するサービス・プロセッサRJ-45シリアル・ポート
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3
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ホスト・マスク不可能割込み(NMI)およびSPリセット凹型スイッチ
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10
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RJ-45コネクタ付きのデュアル・オンボード1 GbEネットワーク・インタフェース・ポート
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4
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ステータスLED:
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サーバー・ノードの取外し準備完了LED (青)
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保守要求LED (オレンジ色)
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電源/OK LED (緑色)
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11
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USBポート
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5
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外部MiniSASポート(各サーバー・ノードに2つ) – 予約済。これらのポートにケーブルを接続して使用しないでください
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12
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NET MGTポート。Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM)との接続に使用するRJ-45コネクタ付きのサービス・プロセッサ10/100BASE-Tネットワーク・インタフェース・ポート
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6
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PCI Express (PCIe)スロット0 – デュアル10 GbEネットワーク・インタフェース・ポート
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13
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コンソールへのビデオ・コネクタ
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7
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PCIeスロット1 – RJ-45コネクタ付きのクァッド1 GbEネットワーク・インタフェース・ポート
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14
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後部ハード・ディスク・ドライブ(RHDD) (サーバー・ノードごとに2つ)
注意 - RHDDは、ちょうつがい式アクセス・パネルの裏にあります。
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Oracle Database Applianceの仕様
この項では、Oracle Database Appliance (オリジナル・バージョン)およびOracle Database Appliance X3-2およびX4-2の仕様について説明します。
物理的仕様
この項では、オリジナルのOracle Database Applianceの物理的、電気および環境の仕様について説明します。
次の表は、Oracle Database Applianceの物理仕様を示しています。
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高さ
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175.1mm (6.9インチ)
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サーバー・ノードごとに42.6mm (1.7インチ)
ストレージ・シェルフごとに87.9mm (3.5インチ)
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幅
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437mm (17.2インチ) (取付け耳を含まない)
482.6mm (19インチ) (取付け耳を含む)
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サーバー・ノード: 437mm (17.2インチ)
ストレージ・シェルフ: 483mm (19インチ)
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奥行き
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762mm (30インチ)
782mm (30.8インチ) (ファン・モジュールのハンドルおよびラッチを含む)
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サーバー・ノード: 737mm (29.0インチ)
ストレージ・シェルフ: 630mm (24.8インチ)
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重量
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72.6kg (160ポンド)
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サーバー・ノードごとに18kg (40ポンド)
ストレージ・シェルフごとに24kg (52.9ポンド)
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電気仕様
この項では、Oracle Database Applianceの電気仕様について説明します。
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サーバー・ノード電源出力の定格最大
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100-120 VACで1270W
200-240 VACで1370W
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100-127 VACで600W
200-240 VACで600W
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サーバー・ノードAC電源
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110-127VACで最大12A
200-240VACで最大7A
100VACで最大13A (日本のみ)
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100 VACおよび600Wで最大7.2A
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ストレージ・シェルフ電源出力の定格最大
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サポートされません
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100-127 VACで580W
200-240 VACで580W
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ストレージ・シェルフAC電源
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サポートされません
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100 VACおよび580Wで最大8A
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環境仕様
この項では、ラックに取り付けられていない単一のOracle Database Applianceの環境仕様について説明します。
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動作温度
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5°Cから35°C(41°Fから95°F)。
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5°Cから35°C(41°Fから95°F)
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非動作温度
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-40°Cから70°C(-40°Fから158°F)。
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-40°Cから70°C(-40°Fから158°F)
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動作湿度
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10%から90%の相対湿度、結露なし。
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10%から90%の相対湿度、結露なし
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非動作湿度
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最大相対湿度93%、結露なし。
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最大93%の相対湿度、結露なし
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動作高度
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最高3000m* (9,840フィート)。高度900m (2,953フィート)以上では300m (984フィート)上昇するたびに最高周囲温度が1oC低下
* 中国を除く(中国市場では規制により、最高高度2,000m (6562フィート)に設置が制限される場合があります)。
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最高3,048m (10,000フィート)、高度900m以上では300m上昇するたびに最高周囲温度が10°C低下
* 中国を除く(中国では規制により、最高高度2,000m (6562フィート)に設置が制限される場合があります)。
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非動作高度
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最高12,000m (39,370フィート)。
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最高12,000m(39,370ft)
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通気
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通常通気130CFM、最大通気250CFM。
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標準290CFM、最大400CFM
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テクニカル・サポート
テクニカル・サポートは、次のWebサイトを参照してください。
http://support.oracle.com
テクニカル・サポートを要求する場合、次の事項をOracleサポート・サービスにご連絡ください。
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オリジナルのOracle Database Applianceの場合、システムのフロント・パネルおよびシステム同梱のお客様情報シートに記されたシリアル番号をご連絡ください。
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Oracle Database Appliance X3-2およびOracle Database Appliance X4-2の場合、最上位レベル識別子(TLI)を報告します。TLIを確認するには、Customer Information Sheetを見るか、またはサーバー・ノードまたはストレージ・シェルフの上部、前に向かって左側を見ます。
TLI部品番号およびTLIシリアル番号は、アプライアンスのすべての工場バンドル・コンポーネントで同一です。次に例を示します。
アプライアンスがラック内にあってTLIを確認できない場合、次のいずれかを行ってください。
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そのアプライアンスの別のコンポーネント(サーバー・ノードまたはストレージ・シェルフ)を見ます。Oracle Database Applianceのすべての工場バンドル・コンポーネントには、同じTLI番号があります。
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TLIが見えるところまで、レールでサーバー・ノードをスライドします。詳細は、『Oracle Database Applianceサービス・マニュアル』を参照してください。
注意 - サーバー・ノードをスライド・レール上数インチ引き出すだけでTLIを確認できます。ケーブルを取り外したり、伸ばされたメンテナンス位置までスライドする必要はありません。
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